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メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

久々に

2020-08-11 07:27:13 | メンタルヘルス
図書館行ってきた。欲しい本はほとんど買っちゃったので 今は新刊中心。週刊誌や新聞の書評で面白そうなのがあるとamazonで調べて まずは図書館を検索するようになった。以前は面白そうならポチりまくってたんが 外れがあまりにも多いので本代が無駄なのだ。で 今回は JR乗り放題きっぷの最強攻略術 鈍行日帰りからグリーン車日本一周まで 小林克己著 交通新聞社刊 2018年初版 である。JRの乗り放題きっぷといえば 青春18きっぷが有名だが 本書は他に 秋の乗り放題パス 北海道&東日本パス 大人の休日倶楽部パス フルムーン夫婦グリーンパスの5大乗り放題パスを紹介してる。著者はこの手の乗り放題パスやローカル線の本を多数出してる人で 乗り鉄だけか?と思ったら海外への旅行本なんかも出してるライターさんだ。あたしも若いころはバイクや車で嫁はんと信州・東北を中心に気ままな旅をしてたのだが 山暮らしはじめてとんとご無沙汰。大病して死にかけたので もう山暮らしは無理・・ととりあえず東京に戻ってきたのだが 仕事を失って自営になったこともあり むくむくと夏の東北の田んぼが脳裏に浮かぶようになった。ほとんどの人が後遺症で病院に縛り付けられるような病気だったので まあ多少の後遺症は仕方ない。自宅療養してる間に車の車検は切れ 新しいバイクはみんな旅をするようにできてないのでじゃあ 青春18きっぷで・・と調べ始めたのがきっかで 本書も手に取った。国鉄が民営化されてJRに分割されるまでは 青春のびのびきっぷ・・と呼ばれてた18きっぷだが これが一番メジャーだろう。元々金のないけど時間だけはある学生向けに年3回学校の休みに合わせて発売される期間限定きっぷだ。まあGWやお盆のシーズンは使えない・・という穴はあるのだが 一般的にはJR全線の普通電車が載り放題になるきっぷという認識。まあ間違ってはない。快速も乗れるがJRに分割民営化されてから 不採算路線は廃線か三セクに移管されたので 行き止まりか民間になって繋がらない路線がいっぱいある。5回分(0時~0時の1日分が1回分)で11850円 1日2370円でJRの普通列車が乗り放題にはなるのだが 国鉄時代ならいざ知らず 新幹線と並走してる在来線は本数が少ないので 時刻表とにらめっこしながら 分単位の乗り継ぎを強いられる。鉄道マニアにはあの分厚い時刻表と格闘するのも楽しいのだろうが あたしみたいに 夏の東北の田んぼで風に吹かれたい・・なんてかなり特殊な目的を持ってるとほぼ意味がない。ローカル線だと1日に数本しかないところもあるからだ。著者の小林氏に言わせれば 何も5回連続使わなくても 毎日日帰り旅行をすればいいと本書に書いてあるけど 東京着23時55分とか 無茶である。氏は何処に住んでるのか知らないが あたしは多摩なのでそんな時間の中央線は無いはず。あっても三鷹止まりだろう。東京駅で途方にくれるのが見えるのだ。そもそも 朝の6時台に乗って帰りは真夜中なんて時間に追われるしんどい行程に興味が無いので いくら安くてもこれでは使えない。1日2370円といってもバスにも乗るだろうし 拝観料やら入場料 ましてや深夜のタクシー代とか考えたら小林氏の言う日帰り旅行5回って現実的ではない。では5回分使って5日の旅行をするとしても 普通電車しか使えないから 安くても苦行の移動になる。で夫婦で宿を取れば当然1日2万くらいは見ておかないと無理だろう。夫婦で2万・・・5日で10万以上だ。で 分単位で名所・旧跡を回る旅行に行きたいか?と言われたたら 答えはNoだ。東北の名も知らぬ土地で田んぼの中の農道で風に吹かれたい・・と言う目的がそもそもおかしい・・と言われたらそうなんだが JR乗り放題のきっぷでそういう旅て無理なのだ。先の3つは青春18きっぷは期間内なら5日 後の2つは3日間とか5日間の連続使用が条件だから 分刻みのスケジュールを立てないと行きたいところには行けない。さらに後の2つは まあご老人向けのパスだからグリーン車に乗れるとか一部の人にはメリットはあるだろうが グリーンより各停のあたしから見たら 何の魅力も無い。本書の中にはそれぞれのパスをつかって行くお勧めプランが出ているが これだけがっちり行程を決めざる得ないのなら パック旅行となんら変わりない。あたしは旅行ではなくて旅がしたいので使える日数が決まってる乗り放題パスに何の魅力も感じない。多少高くてもきままに乗ってきままに降りてだらだら旅したいじゃないか・・というわけで 本書は買う前に図書館で借りて読んで 意味が無かったのでいらない。amazonで買うと880円の新書だが比較的新しいのでマケプレでも500円弱なので 古本のメリットが無い・・以前に 役に立たないので本書はボツである。1日のJRの交通費は確かに安いのだが 制約が多いのと 宿や食事を考えると 決して激安で旅ができるわけではない。自分で組み立てられるパックツアーができるだけだ。やっぱり旅バイクにカブを買おうかな・・・と思うのである。 
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