私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

2020-06-20 04:34:03 | メンタルヘルス
ここにいるあたしは もう既に過去のあたしではない。人の脳細胞ってちょっと酸素が滞ると 簡単に死ぬぽい。記憶や思考能力の部分で感覚的に3割くらいは命と引き換えに持って行かれたようだ。もちろん全部忘れてしまったわけではないけど 失った部分がどれくらいあるのか 思い出せない今となっては推し量るしかないのだが。結局 人はいろんなものを失い老いていくのだがあたしみたいに病気で持って行かれると なんとも腑に落ちないのだが それを言っても仕方なかろう。昨日のネタで一度書いた記憶はある。が 佐々涼子のエンド・オブ・ライフを読んで それを加筆修正してまた書いた。ボケたな・・と思う。まあ 人生の棚卸してるというのもあるのだろう。そういう意識があるから もう長くないな・・と余計に思う。まあ でもいい人生だったな・・と思う。それなりに努力したし 楽しい思いもいっぱい。もちろん挫折や失敗もあるのだけれど。点数をつけたら85点か90点くらいだろうか・・嫁はんのスイカ(JR東日本のICカード)は定期券になってる。あたしがICUを出た後 毎日病院に通う為に定期を買ったのだそうだ。職場から病院まで小一時間 毎日定時であがって通ってたらしいから ありがたいものである。昨今 浮気で騒がれてる芸人なんかのニュースを見てると 一番大事だから嫁にしたんとちゃうん?それを下半身の欲望だけで裏切っていいのか?と思う。いろんな記憶を命と引き換えに持って行かれちゃったけど 今嫁はんがそばにいる・・それだけで幸せである。
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ここ数日

2020-06-19 16:45:50 | メンタルヘルス
血圧が異常に上下する。上が70以上高かったり30くらい低かったり 下も高い時は30くらい高い。あーこりゃ終わりが近いかな・・と本気で思う。倒れて大手術したのが16年の1月だから ほぼ4年半たった。一度三途の川ツアーしてしまうと死・・って怖くない。そういうものだな・・と受け入れられるのである。で 最近 佐々涼子のエンド・オブ・ライフを読んで 残された人はそう思うのだな・・とは思ったが死にかけた人の揺れる心情は半分くらいしか描けてないな・・と思う。それが不足だ・・というのではない。ただそういうものだからだ。あたしみたいな死にかけた人ですら8割わかってりゃいい方である。まあ理解する必要も無いのだが。間違いなくあたしは嫁はんより先に逝く。それは仕方ないのだが 後が色々面倒だな・・と思ったので去年公正証書の遺言を作った。公正証書を作るには戸籍謄本がいるので 何十年かぶりに本籍のある三重県津市に行った。京都に出るまであたしは津の伯母の家で多感な時期をおくっていたわけで そこで嫁はんとも知り合って京都に出たので 当然戸籍は三重県津市にある。結婚の時に移すこともできるのだが一番いい時期をおくった津・・という地方都市が好きだったからそうしただけ。父の仕事が航空自衛隊の教官だったので 奈良や福岡 浜松と連れまわされたが 一番長い時間 多感だった時期にいたのが伯母の家だったからそこにした。伯母は看護婦で保健所で婦長さんだったから今でいう働く女子で 生涯独身だったので妹の子供であるあたしや弟を可愛がってくれたから伯母の家ももう無く伯母ももう彼岸の人だがあたしの戸籍はそこにある。嫁はんも津である。だから必然的に婚姻届けに書いた本籍は三重県津市・・となった。父方も津 母方も津だから 先日謄本を取りに行ったついでに 姪の家なんかも行ってみたが あいにく留守で もう昔の家は建て替えられてるし 伯母の家があったところも駐車場になってて もう何もない。謄本を取りにいくのと もう一つは早く亡くなった嫁はんの父の墓参りもあったので行ってきたのだ。郵送でも謄本は取れるのだけど 行かなきゃいけなかったのである。嫁はんの父は本家の跡取りなので隣の鈴鹿に墓がある。まあ本家も絶えちゃって今残った不動産や家をどうするかで嫁はんが苦労してるが・・ さて何十年ぶりに行った津は 当時を思い出すような記憶にあるようなものは何も無い。ああ ここはもう過ぎ去った土地なんだな・・と思った。嫁はんの方は弟がいて子供もいるから家は残るが うちは弟も今はひとりで長野にいるし うちは子供がいないのでうちの家系は我々の代で絶える。あたしが死んだらどうするか?墓を買ってそこに入る手もあるが 無縁である。両親はどうするんだろう?父方の墓には入りたくないと母が言うし 伯母の遺骨もまだ母が持ってる。自分が死んだら一緒に焼いて・・と言われたが その後どうするか・・父の方は本家の墓? 夫婦が別々の墓・・てのもおかしな話だし それだけでも頭が痛い。で あたしはどうしたいか?というと 京都の土になりたいから樹木葬で墓はいらない。嫁はんもそうなるだろう。さて あたしが先か 親が先か 多分あたしが先になりそうだが 後は弟がなんとかしてくれるだろう。伯父が亡くなった時は 父が東京のスイス大使館勤務だったのであたしが名代で行ったわけだが こちらも世話になった伯父である。モータースをやってて あたしが免許を取って最初に乗ったバイクが下取りしてきたと思われる代物だった。隣が牛乳屋で行くと叔母がコーヒー牛乳買ってきてくれたのを思い出すが そこももう建て替えて無い。姪がいるのだけど行ったが不在で会えずで もう津にはあたしや嫁はんに繋がるものは戸籍しか残ってない。今はいつまで生きれるかわからんが 京都に移住して本籍を京都に移して最後は京都の土になるのが最後の願いだったりするわけだ。さてお骨だが 東の方は全骨拾うらしく 骨壺は一抱えもあるような ちょうど昭和の時代だとどこでも自宅でぬか床があって季節のお漬物はみんな自家製だったのだが そのホーロー引きの容器くらいある。そんなにあっても入れる場所が無い。というか墓自体 そんなでかい骨壺入れたら先祖代々の墓ってすぐに満員になるだろうと思う。西の方は喉ぼとけとあと少し拾うぐらいまで焼く。樹木葬ならそれくらいで十分。なので 葬式は直送でするとしてもやはり西で旅立ちたいのである。西の方がいくらか西方浄土に近い・・てわけではないがw 我々は無から生まれて無に帰る ほんの少しの時間を現世で生きてるだけである。方丈記にあるように 「ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えて結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」である。
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どうも

2020-06-19 13:58:41 | メンタルヘルス
血圧がおかしい。一昨日はたまにはファーストフードでも・・と嫁はんに帰りにマクドでバーガーを買ってきてもらったのだが 食べようとしたら なんか視界が傾いてる。あれ?と思って見上げたら ゆっくりだが天井が回る。血圧かな?と血圧計引っ張り出して来たら 上が198の下が116・・・て今脳出血で死んでもおかしくないくらい高い。バーガーかじっててもふらふらするので放り出して寝た。頭がちょっと締め付けられるくらいで大したことはないんだが座っていらない。で 夜中に目が覚めてトイレ行ったときに図ってたら上が177の下が96とか・・まだおかしい。このままだとやばいので降圧剤のカルシウム拮抗剤を入れてまた寝た。朝になったら上が127の下が66くらいで まあ普通である。そうこうしてるうちに昨日の晩 こんどは妙にだるい。で 血圧測ったら上が108の下が58・・今度は低すぎる。あんまりにもだるかったんで早めに寝たら1時半くらいに目が覚めて眠れない。また血圧測ったら同じくらい低いのである。眠れないので 小田実の本を読み終えて4時過ぎにまた寝た。6時半に起きてお弁当いれたんだが やっぱりだるい。測ったら上が106の下77である。低血圧の人がしんどい・・というのがわかったのである。あたしは伯母の系統なのか高血圧 母は低血圧 嫁はんは低血圧 弟はいたって健康体である。父?知らんわw まあ そんなわけで午前中ダウンしてたが 今もすこしだるいので測ったら上が115の下が68・・心臓血管の病気で大動脈が2本人工血管なんで高いのは命取りなんだが 低いのはまあ危なくはないけどしんどい。困った体である。
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既に

2020-06-19 10:42:09 | メンタルヘルス
古書である。ページが茶色いw ハードカバーなのに糸綴じだ。何でもみてやろう 小田実著 河出書房刊 69年初版 73年18刷である。著者の小田実と言えば 東大出の日本の作家・政治活動家 1932-2007年だから既に彼岸の人である。本書 58年にフルブライト留学生でアメリカに渡ったのち2年にわたって西回りで帰国したまあ貧乏旅行エッセイ。小田実と言えばべ平連の代表だが・・べ平連てなんだ?と言われたら ベトナムに平和を!市民連合の通称だが 平成の人だと?・・となると思う。まあ近代の歴史で学ぶベトナム戦争・・うーんそれすら紙の上でしか知らないと思うが 今はベトナムと言えば日本の衣類とかの生産地になってたりするのだが 当時は現在の朝鮮半島と同じように南北ベトナムに別れ 南は西側 主にアメリカの支援 北は中国・ソ連の支援で戦争してたわけだ。それが60年代から80年代まで続いた内戦なのだが(結局北が勝って ベトナムは社会主義国家になった) これに反対する活動をしてたわけ。まあ 平成生まれの人なら過去の歴史・・てだけだろうが 昭和の世代なら色々思うところはあるだろう。まあ 当時まだ固定レートで1ドル360円の時代だったはずで 持ち出せる外貨も制限があったはず。200ドルと帰国用航空券懐にアメリカに渡り帰りに1日1ドルで貧乏旅行したのだから すごいと言えばすごい。出されてからもう50年以上たつのだが 当時のアメリカで男性同性愛者をゲイと呼んでいたとこなんかすさまじく先をいった話も出てくる。日本は昭和の終わりくらいまで ホモ・・って呼んでたんだから。まあ そういうことはどうでもいいが今読んでも面白い。もっと若いうちに読んでおくべきだったな・・とは思うが でまぁ 小田実 多くの人に影響を与えた人なので 文庫版(今は講談社)の古書をポチった。茶色い本が来ないことを祈るのみだ。
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英国好きの

2020-06-16 17:15:08 | メンタルヘルス
為の本。おだまり、ローズ ロジーナ・ハリソン著 白水社刊 2014年初版。定価2400円もする本なうえ一般受けするものでは無いので出てから6年以上たってるのに1000円を切らない。もう2年ぐらい迷ってたんだが どういうわけか図書館で検索したらあったので借りてきた。これも読みたかった本なので350ページもある分厚い本なのだが一気に読んでしまった。20世紀初頭からアスター子爵家の子爵婦人付きメイドだった人の書いた本。戦後子爵婦人が亡くなるまでのメイドの目から見た英国上流階級の様々とそれを支えた人たちの記録である。まあ英国 みんな大体アメリカを見て生きてるんだろうけどアメリカ自体が英国がネィティブを侵略してできた国なので 広義で言えばアメリカ人の祖先は英国人である。アスター子爵家自体もアメリカの出で それが英国の上流階級で爵位まで持つんだから 20世紀って本当に混沌とした時代だったんだな・・と思う。20世紀の新しいこと まあ音楽もファッションも英国から始まり 壮大な田舎のアメリカに広まるわけで 昭和の人はみんな 文化は英国から・・という認識だったと思う ビートルズに始まるUKポップからピンクフロイドのようなプログレッシブロックまで 全ては英国から始まり アメリカで分化して日本になだれ込んできたわけで あたしはやっぱり英国が好きである。まあ同じ島国ってこともあるし 乗ってる車が古い英車のスポーツカーだし バイクだってそりゃイージーライダーの世代だからハーレーのチョッパーは嫌いじゃないけど やっぱりノートンやトライアンフやBSAが好き。車も昨今ではドイツ車が幅をきかせてるが ロータスやジャガー アストン MGなんかが好き。政治も象徴としての英国王室を頂点とするのも日本と似てるし 古いものを大事にし華美に走らない国民気質も好きだ。まあそういうわけで 本書は うちらの知らない英国の上流階級を内側から見た本としては秀悦である。これもちょっと迷ったが あっさりamazonでポチした。コロナの影響で京都に行けないので これくらいのストレス解消はいいだろう・・という勝手な思い込みであるw まあ誰にでもお薦めできる本ではない。決してお安くはないので 英国大好きの人だけ 手に取ってみられることをお薦めする。図書館にあればラッキーだろう。
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