私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

残る本

2023-04-04 05:54:40 | 日記
月が替わって 今月の小遣いが手元に・・ でいきなり欲しかった本 白洲正子さんの本だが8冊ポチって。どれも古本なので8冊でも2000円ちょっとだ。古いものは初版が前世紀というか1981年なので もう40年以上前の本だが・・本好きて著者の考え方に惚れて買うので古くても魅力的なものは魅力的だ。先に作家の今村さんが 図書館が敵・・というか印税の入ってこないシステムは勘弁して欲しい的なことを書かれてたを それ違うんじゃないの?と書いた。まあ職業としての作家を否定するものではないし 作家で大きく稼いで名前が残って プライベートジェットや高級車や高いレストランや都内の豪邸をゲットしたい・・て気持ちはわからんではないけど モノを書くことで貧しくても食えれば それで夢は叶ったんじゃない?と思う。まあ上に行きたい気持ちは理解できるできるけど 作品は個人の願望の結晶であって それは商品ではないだろ?と思う。戻るが白洲正子氏は既に彼岸の人だし 買ってるのは古本だから著者に印税が入るわけでもないから ビジネスとしては知のリサイクルであって 古書店は多少儲かるかもだけど それでいい。古典の名作文学だって 作者はみんな彼岸の人だから著者に印税が入るわけではない。権利を持ってるところが潤うかもだけど。まあみんな本に対する思いは違うがそれでいい。今村さんが読み捨てられるのは嫌だと思うのは当然だが 昭和の流行もみんな使い捨てられてきたわけで その中でみんなが残したい・・と思ってるものだけが残ってる。それが本当の魅力だと思うわけで 京都のお寺や神社や町家や着物や食文化が残ってるのはだからだなので あそこまで欲丸出しに書かれると まあ人は欲で成長するのだから仕方ないとしても あまりにも露骨過ぎてげんなりする。自分の仕事はコツコツと地道に真っ当な仕事をしてれば後の世代がどう評価してもいいのではと思うのは あたしが京都で伝統工芸の職人を目指してたからだろう。
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坂本龍一氏が亡くなったが

2023-04-03 14:54:48 | 日記
最後は直腸癌で8回も手術したとか。青森の友人も直腸癌で直腸を全部取ったが 幸い人工肛門にはならなかったようだが当然不自由だと思う。あたしは急性大動脈乖離だけど 内膜が剥がれて詰まったところを2本 人工血管に置換したわけだが 他もかなりやられてるそうで明日はどうなるかわからない。運が良ければ助かる・・くらいの死ぬ確率の高い病気をすると 自分の寿命はなんとなく見える。ああ 親よりは先に逝くだろうな・・と覚悟みたいなものができるというか。あたしも死にかけて思ったのだけど まずは彼女じゃなくて自分で良かった・・というとこか。あと若くして死にかけると 退院できても体力はガタ落ちになって 今までの生活が送れなくなる。あたしは 仕事の手を広げてる最中で倒れたのだけど 出てきてもう無理はできない体力になってるから この先は無理だな・・と先の仕事を全部諦めた時は悲しかった。坂本氏も1時間・1時間半のコンサートはもう無理・と言ってるから この悔しさと闘ってたんだろう。先の山のリスクやら 山の遭難で あたしはもう山登りは無理・・と書いたのは 体力もあるが 変なところでふらつく。稜線歩いてる時にふらついて滑落したら絶望的なので 山も諦めたわけ。みんな大病するまでは そのうち歳とって死ぬんだろうな・・くらいにしか思ってないが 実際発病して手術して 幸い助かっても もう先はちょっとしかないだろうな・・と自覚すると 怖いというより悔しい。あたしは結局自営でやってたシステム屋の仕事を続けられなくなって 彼女のヒモ まあニートになっちゃったわけだが いい仕事してる彼女見てるとうらやましいし 長生きしろよ あたしは先に逝くが・・と思うようになった。知人に ヒモやニートが偉そうなことを言うな・・と言われたが 自分がなるまでわからないんだろうから 何とでも言え・・という感じだ。なってからでは遅い。元気なうちに精一杯生きないと いざなるとすさまじく後悔するよ・・という話。今は最後に京都で眠るためにお墓を探してる。
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文藝春秋 4月号

2023-04-02 11:14:19 | メンタルヘルス
あまりにも有名な月刊誌だけど 結構説教臭いというか みんなの正論だけ並べて読んだ人が勝手に判断しなさい・・みたいなところがあまり好きではない。編集方針がどん!と出ててうちはこういうスタンスだ 文句あるか?みたいな方が楽ちゃー楽なのだが。本書買ったわけではなく友人が返本のバイトをしてるので あたしが興味のありそうな雑誌を貸してくれるのでありがたい。4月号の特集は 日本の食が危ない!・・てので 鈴木宜弘 土井善晴 奥野修司 平松洋子が書いてるのだが これがなかなか良い。日本の食がどこに行くのか まあ食料安全保障や農業の現状について書かれてるので面白い。買うまでは無いとは思うし 既に先月号で返本になってるので チャンスがあれば手に取っていただけたら・・と思う。土井さんの和食文化を救う一汁一菜の項で 一汁一菜でよいという提案を読んでみたくなり まずはamazonで見たら文庫で1320もレビューがついてるベストセラーだ。935円とお安いのだが まずは図書館で 良ければ本棚にのつもり。他に面白かったのは 図書館への切なるお願い・・というタイトルで今村奨吾が商売としての作家の本音を書いてるのだけど 個人的には面白くない本はタダでもいらないし 図書館で借りて読んでも自分の書棚に置いておく価値のある本は買うだけの話なのだが。図書館で大量に購入してタダで貸し出されるとビジネスとして成り立たない・・というのはわからなくもないが 図書館で借りて読んでも欲しい本は買うだろう。一度読んで読み捨てられるような本をだすのは書き手の力量不足でしかないと思うのだが あたしは最近 毛嫌いしてた白洲正子をかくれ里から読み始めて 次々と古本買ってるけど残るものは残るのである。今村さんの理屈から言えば 新本が売れなきゃ自分の実入りにならないから図書館を批判してるわけだけど あたしみたいに古本専門で買う人も多分同じに批判されるんだろう。本が売れなくて書店がどんどん潰れていくのは悲しいけど 残る本を出さなかった 出せなかった 書き手の力量にも責任の一端はあると思うのだが。
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今日4月1日は

2023-04-01 23:35:16 | 日記
何十回目かの結婚記念日。高校の時に知り合って18で京都に出る時に おかあさんに同棲させてください・・と申し込みに行ったのも遠い昔。彼女も上智を受けるはずが立命に変わったり。あたしも京友禅の職人になりたい・・とか無謀な夢があったが結局食うためにソフト屋で東京に出てもう長い。chatGPTがプログラム書き出しそうなのでプログラマなんて職種は過去のものだし いつの間にかシステム屋。心理専攻だった彼女が今では大手から信頼されて仕事が取れる自営のシステム屋さんだし 世の中どうなるか?なんてやってみなくちゃわかんない。山暮らしもしたしバイクであちこち旅して 今はまた京都に戻ろうと画策してるが。彼女にとって良い彼氏では無かったろうねぇ。メンタルの病気持ちだし 大きく稼げたわけでも無し。みんな二人でゼロから始めてここまで来た。彼女といれたらそれでいいので子供は無い。もういい歳だけど 彼女は相変わらず綺麗だし可愛い。あたしは大病して死にかけて 今も明日無事かどうかはわからんが最高の人生だな・・と思うので彼女に感謝したい。愛してるよ・・と。酔ってますなぁw
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山のリスクとどう向き合うか: 山岳遭難の「今」と対処の仕方

2023-04-01 10:23:13 | メンタルヘルス
羽根田 治著 平凡社刊 2023年初版 248P 990円
新聞か雑誌の書評で拾った本。当然買う前に図書館なのはいつも通りで2日もあれば読めてしまう。著者は山をやるノンフィクションライターで山渓や岳人に書いてるらしい。後でもう一冊著者の本をレビューするのだけど こちらから先になっちゃったのをご了承されたい。まあ著者が言いたいのは 登山は自己責任で・・なのだけど 最近登山もレジャー化してきて 高校時代からワンゲルなんかで歩いて大学で山岳部 社会人は山岳会みたいな体育系のノリは好かれない。なので みんな本やテレビで見たひたすら気持ちの良い登山をイメージして軽装備で登ったりするので怖いな・・と思ってた。あたしは体育会系は嫌いだけど 登山て知識と技術と体力がなければ 危険と隣り合わせなので 体育会系しか無理だと思う。あたしは 元々体力ない上に大病して死にかけて 元々の体力の3割ぐらいしかないので 登山というか ちゃんとした山ははなから諦めてる。こないだも 京都の左京区の吉田山 まあ京大の裏山と言えばわかるか に登りかけて 裏からとりついたので途中でめげたが 標高は105mであるw ちゃんと山に登れる体力がもう無いし 途中でまた発作なんか起こしたらまず助からないので 諦めてるが・・以前山梨の山奥に住んでた時に地元の彫金屋さんの知人に誘われて麓を歩いて迷ったw 地元だから知ってるだろうとついていったのが大きな間違いで 本人にいわせりゃやみくもに歩いてれば知ったところに出るだろう・・という認識だったらしい。低山どころか普通の森ですらこれである。自分の力量も体力もほぼ無いに等しいので ああ無理すると死ぬな・・と思ったのでもうしないけど。山やる・・てロマンだけど それなりの技術と知識と体力が無いと 大けがするし運が悪けりゃ死ぬ。まあ自分が死ぬのは自業自得だからいい・・と言えばいいのだけど 家族や会社 山岳救助隊なんかに多大な迷惑をかけることを考えると ちゃんと準備してから登りなさいよ・・と言いたい。本書は読むことをお薦めしたい。
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