オオスズメノカタビラ

　イネ科イチゴツナギ属 【オオスズメノカタビラ】、大雀の帷子

　今の時期とてもたくさん穂が出ている。好天時は開花している。
　良く似た植物が図鑑にたくさん出ているので自信が無いが、基部節間の肥厚やら下向きの微細な刺の存在、その他諸々の理由で「オオスズメノカタビラ」とした。

　　
　　2014.5.15　新潟市南区　中ノ口川堤防で

　　
　　2014.5.19　水田排水路脇で

　　
　　この株の基部節間は漏れなく肥厚していた

　　
　　下向きの微細な刺
　　2014.5.22　庭で

オオハナウド

　セリ科ハナウド属 【オオハナウド】、大花独活

　中ノ口川の堤防法面にいつの頃からか増えている。
　分布地や葉っぱの大きさ・裂け方などで「ハナウド」と区分するのは難しい。取り敢えず２ｍ前後の草丈だし、頂裂片も３０cmを超えるので「オオハナウド」としておく。

　周辺部の花は、５花弁のうち１～３個が大型化して２深裂している。存在感がとても大きく鬱陶しさすら感じる。

　　

　　
　　2014.5.18　新潟市南区　中ノ口川堤防で

シライトソウ

　ユリ科シライトソウ属 【シライトソウ】、白糸草

　木陰にひっそり咲き始めていた。名前も姿も上品な花である。

　　
　　2014.5.17　長岡市　雪国植物園で

チョウジソウ

　キョウチクトウ科チョウジソウ属 【チョウジソウ】、丁字草

　コバルトブルーの涼しげな花である。気温が低かったので少し寒々とした印象だった。

　　

　　
　　2014.5.17　長岡市　雪国植物園で

円通庵

　『円通庵』　白根にもこんなしっとりした場所があったんだ。

　良寛さんの親しい道友として知られる有願和尚が住んでいた所。この２人の像を見ているとほのぼのした気分になってくる。

　少々建物が老朽化している様子。何とか残して欲しいものである。

　　　「火の用心」左奥に見えるのが円通庵

　　

　　

　　
　　2014.5.17　新潟市南区新飯田で