マメアサガオ

　ヒルガオ科サツマイモ属 【マメアサガオ】、豆朝顔

　久し振りにマメアサガオを見つけた。小さくてかわいいし、清潔感があって気持ち良い花である。畑のふちの排水路法面に伸びたツルを２０㌢くらい採って、部屋のコップにさして置いた。

　萎れたツルが復活して、咲き始めた。“朝顔”と付いているが、意外に遅く、10時～11時頃に咲き、夜中に萎んでいるようだ。（野生のマメアサガオも同じかどうかは分からない。）
　翌日は別のツボミが開く。

　
　　2016.9.17　新潟市南区　農業排水路脇で

　　
　　2016.9.20　8:20頃　自宅で

　　
　　同日　10:30頃

　　
　　2016.9.22 11:40頃　自宅で

シロガヤツリ

　カヤツリグサ科カヤツリグサ属 【シロガヤツリ】、白蚊帳吊

　整地跡にロゼット状に広がっているカヤツリグサ・・１つは「アオガヤツリ」。もう一つ薄く優しそうな奴は、アオガヤツリの栄養不足かヒンジガヤツリの栄養過多と思っていたが、拡大してみたら別物のようだ。

　小穂が捻れていて面白い。

　　
　　2016.9.17　アオガヤツリ／シロガヤツリ

　　
　　以下、シロガヤツリ

　　

　　
　　果実：長さ１㍉、幅0.3㍉ほど、長楕円形、２稜に狭い翼がある、柱頭は２岐
　　自宅敷地内で

ヌマガヤツリ

　カヤツリグサ科カヤツリグサ属 【ヌマガヤツリ】、沼蚊帳吊

　見たことのないカヤツリグサがまた１種。
　独特の風貌で、自然と目が吸い寄せられた感じである。

　草が大きく、苞が長く、試験管の栓を思わせる黄褐色の独特の形の花序。

　生育地は「低地の湿地や沼岸」などの表現が多いが、“攪乱を受けた湿地”・・と書いてあるのもある。まさにここは“家屋の解体、整地跡”であり、元々地盤が悪く、攪乱直後で一時的に水はけが悪くなっている場所でもある。

　　
　　2016.9.13　新潟市南区　自宅敷地内で

　　

　　　若い果実
　　果実は細長く３稜形、長さ約１㍉、柱頭も約１㍉で３岐
　　

クロタラリア

　マメ科 【クロタラリア】

　タヌキマメ属の学名(Crotalaria)を読んだ言い方だが、緑肥作物として使用されるようである。品種など詳しいことは分からない。

　タヌキマメは紫花だが、こちらは鮮やかな黄色である。

　　

　　
　　2016.9.1　新潟市内で