未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

「はだしのゲン」上映会

2014-07-09 01:26:25 | 平和
 「はだしのゲン」と言えば、泉佐野市で今年の初め、教育委員会によって学校図書室から回収されていたという事件があったばかりですが、その作品の実写版を上映する企画が取り組まれています。
 市政をよくする市民連絡会にその話が持ち込まれ、他の団体にも声をかけて実行委員会を立ち上げて企画されたものです。作品のテーマである「戦争、原爆の悲惨さを伝え、平和の貴さを訴える」こと、そしてその作品を多くの市民のみなさんに観ていただいてその想いを共有するという趣旨に賛同する立場から、市民連絡会の構成メンバーである私たち日本共産党ももちろん実行委員会に加わっています。

 ところが、市と教育委員会に対して行った名義後援申請が、不承認となったのです。教育委員会から実行委員長のところに来た回答文書には、その理由として「共産党」が入っているから、ということがあげられていました。「政治的」な内容のものはダメというのはよくある理由ですが、共産党が主催者に加わっていること、イコール「政治的な内容」とはならないはずです。

 「非核平和都市宣言」も行っている泉佐野市。普遍的な「核兵器廃絶、恒久平和」という人類共通の願いを掲げて企画されるこの上映会を、「政治的」などと見ないで、ぜひ後援の名義をいただきたいものです。

解釈で憲法壊すな

2014-06-17 01:55:29 | 平和
 安倍首相がやみくもに進めようとしている「集団的自衛権の行使容認」。そのための憲法解釈の変更をこの国会の会期末(6月22日)までに閣議決定しようと狙っています。

 知れば知るほど、道理のかけらもない強行だとわかります。抵抗していた連立与党を組む公明党も「限定的なら」と求める方向に。しかし、その「限定」の範囲を決めるのは政府。何の歯止めの保障もありません。

 「解釈改憲」で「平和憲法」を壊し「集団的自衛権」を使えるようにするなど、姑息で卑怯なやり方です。平和を願うみなさんと、日本の若者を戦地に送ることになるこの暴挙に、反対の声を今大きく上げる時です。

集団的自衛権NO!

2014-06-14 10:19:54 | 平和
 安倍首相が前のめりにすすめようとしている「集団的自衛権の行使を容認する」ための「憲法の解釈の変更」。歴代政府が憲法九条の下で認めてこなかった「集団的自衛権」を、閣議決定(すべての大臣の合意=内閣全体の合意)で勝手に解釈を変えて認めてしまおうという暴挙です。

 

 こんな考え方がまかり通れば、憲法はいくらでも時の政権に都合よく曲げられ破壊されてしまいます。本来「憲法」は、権力が暴走しないよう国民が権力をしばるためにあるものです。憲法を遵守する義務を負うものが、こんな横暴をしていいはずがありません。立憲主義の危機です。

 改憲や自衛隊に関する意見の違いを超えて、ルール違反で暴走する安倍政権に「NO!」の声を突きつけましょう!
 きょうは夕方定例宣伝です。宣伝カーで、「戦争できる国づくり、止めましょう!」と訴えて回ります。
 

反核平和コンサート

2014-06-09 05:01:18 | 平和
 昨日、りんくうタウン駅前のりんくうパピリオ内・星の広場にて、第34回反核・平和コンサートが催されました。私は実行委員の一員として企画の段階から毎回参加しており、このコンサートの成功に大きく貢献してくださった出演者のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。

 毎回参加してくださるお顔なじみの方たちも増えてきて、心強いです。出演してくださる方を増やす取り組みには、私はまったく貢献できていないのですが、ずっと前にはコーラスや朗読で出演したこともあります。今は裏方専門。芸もありませんし練習する時間もありません(T_T)

 昨日も、新日本婦人の会のみなさんの音読「平和の詩とおはなし」に感動し、手話うたに惹きつけられ勉強させていただき、よさこいグループ「夢舞隊」さんの演舞に心踊りました。よさこいっていろんな歌に合わせて踊るんですね。最後の曲では、観客も踊りの輪に加わり、とっても楽しそうに踊っておられました。「私も踊りたい!」と思いながらうらやましく見てました。

 「原爆と人間」展や憲法、核兵器廃絶に関するパネルの展示も行い、準備や後片付けで汗かいて疲れましたが、今年もたくさんの方に見ていただき、成功させることができよかったです。「戦争反対」「核兵器なくそう」と考えておられるもっともっとたくさんの方に、知らせていきたい取り組みです。

9条世界会議 関西2013

2013-10-14 08:39:50 | 平和
 きのうは、大阪市内へ「日本のうたごえ祭典・おおさか」の練習に出かけました。本番は、11月2日・大阪城ホールです!
 子どもがまだ幼稚園と小学校低学年の頃に、前回の大阪での祭典に参加して「ぞうれっしゃ」を歌ったことが思い出されます。その時は、大阪ドーム(現・京セラドームおおさか)が舞台でした。
 今回は、混声・女声のステージで3曲歌います。そのうちの1曲、与謝野晶子作詞・石若雅弥作曲の「君しにたまふことなかれ」、いつも練習の途中で泣きそうになって歌えなくなるんですよね。感情移入し過ぎ?本番は泣かないで歌うぞ!

 今日も大阪市内までお出かけです。「9条世界会議 関西2013」に行ってきます。会議と言っても、話し合いに参加するわけじゃなくて、「9条」や「戦争」を考えるワークショップを見学したり、ゲストのトークをお聞きするんです。ゲストのお一人、武藤類子さんは、福島原発告訴団団長で、以前からお話を聞きたいと思っていた方です。
 というわけで、大阪市中央体育館(朝潮橋)まで行ってきます。

 

 

第33回反核・平和のつどい

2013-10-06 23:35:56 | 平和
 昨日午後、「反核・平和のつどい」が開催され、私も実行委員の一人として準備や運営にがんばりました。
 今年は、初めて「泉の森広場」という野外のオープンスペースで「反核・平和コンサート」をやって、通りがかりの人たちにも気軽に参加してもらおうと企画していたのですが、前日の天気予報では雨。やむなくコンサートは、広場に隣接した生涯学習センターの多目的室で、となりました。

 

 そして多目的室で行う予定だったビデオ上映は、急きょ借りた別の部屋で、ということになり、私はビデオの担当だったのでそちらへ。結果、コンサートはリハーサルの一部だけしか見られませんでした(T_T)
 新婦人のみなさんによる「あの日の授業」の朗読では、元教師の方が先生役で賛助出演されました。

 コンサートの中身は多彩です。琴・尺八から、歌・弾き語り、手話歌、朗読、のこぎり演奏、よさこい、と9組のみなさんが平和の願いを胸に出演してくださいました。


 別室でのビデオは、アニメ「はだしのゲン」が上映されるとの前評判が広がって、子どもから大人まで20名近くの方が熱心に鑑賞してくださいました。

 

68年目の終戦記念日

2013-08-16 11:10:55 | 平和
 昨日8月15日は、午前と午後4~5時に宣伝カーで平和宣伝に回りました。しんぶん赤旗の記事を参考に流しアナウンスを録音して流しながらはしり、5か所だけですがスポット演説をしました。

 戦争で亡くなられた方々を追悼し、「二度と過ちを繰り返しません」と誓う。この日だけでいいわけではありませんが、少なくともこの節目の日=日本国民に敗戦が知らされた日に、あらためてそのことに想いを巡らし、少しでも多くの人々とその想いを共有したいと思い、議員になって以来「終戦の日宣伝」を欠かさず行ってきました。

 これまでもアメリカ言いなりの日米安保体制の下、日本人のアイデンティティーとも言えるこの当たり前のことがないがしろにされている現実の告発もしてきましたが、今年ほど露骨に「いつか来た道への逆戻り」が現実味を帯びていることはありません。安倍政権の「戦争できる国」への暴走は、さまざまな場面でその姿をさらけ出しています。A級戦犯を祀る靖国神社への政治家の公人としての参拝、これまでの政府見解としての「村山談話」などの否定、従軍慰安婦への軍の関与・強制の否定、果ては麻生副総理の「ナチスの手口を見習え」発言、…恐ろしい事態です。(参考:日本共産党・市田書記局長の談話

 でも、国民の多くは戦争反対、平和憲法守れと言っているというのが最近の世論調査の結果です。もっともっとこの声を突きつけましょう!世界の平和の流れに逆行する時代錯誤の武力肯定勢力を包囲して、彼らの野望を打ち砕きましょう!

 宣伝カーでの宣伝風景は写真がありませんので、夕方参加した泉佐野母親大会連絡会の赤紙くばりの様子をご覧ください。

 

 



ナガサキ原爆の日

2013-08-09 23:48:24 | 平和
 今朝は南海・鶴原駅にて「核兵器全面禁止のアピール」署名の訴え。朝はみなさんお急ぎですから、署名は集まらなくても訴えを聞いていただけたら、と思ってやっていますが、今朝はなんと3名の方が署名してくださいました。駐輪場の方にも書いていただいて合計4筆。うれしい一日のスタートとなりました。

 その後2件のお葬式に参列させていただき、市役所のパネル展の片づけに、赤旗日曜版の配達、・・・ひどい暑さの中走り回って汗だくになりました。

 締めくくりは夕刻の泉佐野駅頭での「九条の会」宣伝。九条の会・泉佐野からたくさんの人がビラ配布に参加されました。いつも「9」の日は原水協の6・9行動も同時に取り組まれていますが、きょうはなんといっても8月9日、長崎原爆の日。「核兵器廃絶」の署名を集める声にも力が入りました。集約された報告を聞いたところ1時間足らずで40筆ほど集まったようです。

 泉佐野市内には、JRと南海合わせて8つ(関西空港駅を入れると9つ)も駅があるし、駅前を通らない人もいっぱいおられるわけですから、今日私たちの行動を目にされた方はごく限られたほんの一部の市民です。こうやってビラまいて署名集めている場面に遭遇されたことのない方にも、こんな活動をここ泉佐野でやっていることを、知っていただき関心を持っていただけるように、私たちの活動もこれまでのやり方にとらわれない広がりが必要では、と思います。

 お葬式に参列していて長崎の平和祈念式典での田上市長の「平和宣言」をリアルタイムで聞くことはできませんでしたが、夜のニュース番組で「4月の核兵器使用禁止の共同声明に日本政府が署名しなかったことを厳しく批判する」内容が盛り込まれていたと報道されています。政府のこの態度を改めさせるために、私たち市民の声をもっと集めていきます。

ヒロシマ原爆の日

2013-08-06 09:14:51 | 平和
 きょう8月6日はアメリカ軍が広島に原爆を投下した日です。それから68年目を迎えました。

 今朝は東佐野駅前でこの日にちなんで平和宣伝をしました。いつもの駅頭宣伝はビラ配布が中心ですが、今朝は「核兵器全面禁止のアピール」署名への協力をお願いしました。とは言え朝のご出勤前のあわただしい時間帯ですので、一応署名用紙も持ちながら、マイクでの訴えがメインです。

 通り過ぎる人たちのうち、どのくらいの人がきょうのこの日を特別な日として意識されているだろう?
 日本人なら知らない人はいないはず(?)の8月6日と9日ですが、もし忘れていても私の訴えを聞いて思い出してほしい、そして平和について考えてほしい、そんな想いでマイクを握りました。

 人類を破滅に追い込む「核兵器」と、核兵器開発と切り離すことのできない危険な「原発」をなくしましょう!

 訴えるすぐ横の道路を、夏休み中の登校日で学校に向かう子どもたちが歩いていきます。きょうの登校日のテーマは「平和学習」でしょう。戦争してはいけない、平和が大事だと子どもたちに教える一方で、日本政府の有事へ突き進むあからさまな態度。大きな矛盾を感じずにいられません。
 どうしたら、建前でなく平和を語れるリーダーを選ぶことができるのでしょうか。

 家に帰ってあわててテレビをつけたら、ちょうど広島市の平和祈念式典の中継で8時15分に合わせて黙とうする場面に間に合いました。一緒に黙とうし、被爆者の凄惨な体験に想いを巡らせました。

 夕方も、地域の原水協の6・9行動に参加しようと思います。