昨日衆議院が解散され、来月2日公示、14日投票で総選挙が行われることが決まりました。
世論と運動が安倍暴走政治にノーを突きつけた結果の「追いつめられ解散」です。
消費税10%を1年半先延ばしにするって言うけど、これは結局庶民増税です。日本共産党は、儲かっている大企業に応分の負担を求める税制改革と、増え続ける内部留保の一部を活用した賃上げなどで働く人のふところをあたため、社会保障も充実させる「消費税に頼らない別の道」を提案しています。こんな当たり前のことに賛成できない、企業団体献金をもらっている政党の言うことは、どこかウソっぽいですね。
今度の総選挙の一大争点が、消費税・アベノミクスの是非であることは確かですが…。
私はやはり戦争する国づくりが心配でありません。これだけ国民の批判が強まっている下で、安倍自公政権が議席を減らすことは間違いありませんが、それでも安定過半数を確保されてしまえば、暴走は続きます。秘密保護法、集団的自衛権、武器輸出、戦争美化の歴史認識、従軍慰安婦の否定、・・・そして最後には憲法そのものを変えて、日本を戦争する国に逆戻りさせたいのは明白です。
同時に原発の再稼働も許せません。フクシマの人々から故郷を奪っておいて、その危うい道をさらに突き進むなど、欲に目がくらんで「後は野となれ山となれ」ですか。
急な選挙でいろいろ急ぎの予定が入りますが、きょう午前中は、「九条の会・泉佐野」が中心となって毎月行っている定例の平和宣伝でしたので、ぜひとも参加しなければとの思いで参加しました。「憲法九条を守り、集団的自衛権の行使容認を撤回させる」ための署名をお願いしました。人通りはあまり多くなく署名の数もしれていますが、今この声を上げ続けることは、憲法九条のおかげで戦争していない時代に生まれ育った私たちの使命だと思っています。