未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

TPP、やっぱりアメリカ言いなり

2013-02-25 08:48:13 | TPP
 安倍首相は、アメリカのオバマ大統領との会談で、TPP(環太平洋連携協定)交渉に参加する意欲満々であることを示しました。国民向けには「国益に反する場合は参加しない。」的なことを言っておきながら、「ああ、やっぱり…。」としか思えない「アメリカ追随」ぶり。「ほんとにどこの国のトップか!?」と腹が立つやら情けないやら。

 だいたい「聖域なき関税撤廃ではない。」からと言って、「日本の産業・医療・食糧主権などを守る。」ことにならないのははっきりしてたじゃないですか。何が「聖域」かもはっきりさせないで、そんなまやかしで国民をだませるとでも思っているのでしょうか。

 総選挙後たった2ヶ月で公約違反です。さらにTPP交渉参加阻止の運動を大きく広げて、抗議の声をとどけなければ!
 夏の参議院選挙では自民党に厳しい審判が下るでしょう。同時に日本共産党を大きく躍進させていただけるよう、「選挙で投票してもらえる」ための宣伝・対話におおいに取り組まなければなりません。
 今朝は、雨で流れていたJR日根野駅前での「走れ!コータロー」リーフの配布を、4度目の正直でくぼ議員他1名とで元気よく行いました。「憲法生かして、平和・くらし守る防波堤の党・日本共産党のたつみコータローをよろしくお願いします!」

大阪多喜二祭に行ってきました

2013-02-24 08:19:59 | 日記
 昨日(2月23日)、クレオ大阪東で行われた「第7回 大阪多喜二祭」に行ってきました。議会の準備が気になりつつ、ずいぶん前からお誘いを受けていて行きたいと思っていましたので予定どおり出かけました。

 第1部は、「音楽で綴る多喜二とその時代」と題した文化行事で、ケイ・シュガーさんがピアノの伴奏で素晴らしい歌声を聞かせてくださいました。ケイ・シュガーさんの歌を聞くのは初めてでしたが、素晴らしい歌唱力と野田淳子さんを彷彿とさせる澄み切った声、そしてなにより想いのこもった表現力で、心に沁みました。

 第2部は、シカゴ大学名誉教授のノーマ・フィールドさんが「いま、誰が社会変革の担い手になるのか 多喜二の問題提起をヒントに」と題して講演されました。
 私たちが今向き合っている情勢が、アメリカの戦争、日米共通の教育を巡る問題、個々人が置かれている立場で人権が保障されているか、といった観点から解き明かされました。

 「同盟国」アメリカは「徴兵制」のない中で世界で戦争を続けていますが、兵士や退役軍人の自殺が後を絶たない現実。「武器」に精神をやられてしまう兵士の状況を予見していたかのような表現が、多喜二の作品の中にあることが紹介されました。「機械」を使いこなしているようで実はそれに支配されているような状況は、身の回りや自分自身にもあると気づかされます。

 教育の問題では、特に大阪で問題となっている教育基本条例をはじめ、「授業アンケート」のことなども取り上げられました。「報道」についての日本の異常さが、原発事故以後さらに顕著であることも。

 「人権」のお話のなかでは、大阪の震災がれき受け入れ反対の運動で不当逮捕され結局不起訴となった阪南大学の下地真樹准教授の「辞職」の件も紹介されました。

 小林多喜二と言えば「蟹工船」、「『蟹工船』と原発労働の・・・」というレジュメの文言に、今もある弱者への苦難の押し付けに胸が痛みます。
 講演で私が印象に残った文言を最後に箇条書きにしておきます。

・運動をいちばん必要とする人が参加しがたい構図
  (福島で被災した人々が分断されていることを思わずにいられません。)
・敵を見間違ってはいけない。
  (闘う相手、ほんとうの敵を知って、今私たちが団結しなくては!)


山下ゆみニュースNo.21ができました

2013-02-21 23:16:27 | 日記
 きのう印刷して、今日仕分けしていただいたので、24日付の赤旗日曜版に折り込まれます。日刊紙は明日です。

 おもに、今月8日に開かれた臨時議会のことを載せています。国の補正予算をあてにして、学校施設の耐震化完了を27年度から26年度に前倒しした計画に基づく補正予算が審議されたのですが、賛成するか反対するか、かなり迷いました。というのも、事業費があまりにふくらんで、学校によっては以前の予算の3倍にもなっていたのです。急いで工事しなければならないので、長期の休みをうまく活用できなくて、授業のためには校庭にプレハブ教室を建てないといけないし、それで校庭が使えなくなるので運動会の時期をずらさないといけないし、体育の授業は体育館でできるって言ってましたがほんとに大丈夫?という不安もありました。

 現場の先生方の意見も聞かなくては!と思いましたが、そんな余裕もなく、党のあちこちに相談して、議員団で「市民の利益になるなら賛成してよいだろう。」という結論に達したのです。

 ところが、きのう配付された3月議会の議案書の24年度補正予算を見て驚きです。なんと先日の臨時議会で可決された補正予算に含まれる小中学校10校の耐震化工事のうち、4校の分が大きくマイナス補正されているではありませんか!
 北中小学校、中央小学校、佐野中学校、第三中学校で、工事の分がなくなり設計だけになっています。このうち、前の3校はプレハブ建設が必要とされていたところです。4校で17億5,000万円の減額です。10校で約30億と見込まれていた事業費の半分以上です。
 国からの補助が期待できなくなったということでしょうか。その場合に3月議会で対応するとは聞いていましたが、それにしても大きな見込み違いです。わずか10日余りでこんな大きな見直しがされるとは、賛成した責任を感じます。

 議会対応の難しさを痛感し、たいへん複雑な気分です。

TPP参加なんて、あり得ない!

2013-02-20 09:28:31 | TPP
 きのうの参院予算委員会での日本共産党・紙智子議員の質問を聞いていて思いました。
 自民党政府の公約の「聖域なき関税撤廃なら、参加しない。」というのは、言い換えれば「聖域がまだわからないから、交渉してみる。」と言っているのと同じではないかと。「聖域」の範囲は、アメリカの都合のいいようにどんどん狭められて、いつの間にか「なくなっちゃった!」なんてことも想像に難くありません。
 
 公約守るなら、今の時点で「TPPには参加しません。」と明言するほかないのに、のらりくらりとそれを避けているのは、根底に「TPPに参加したい。」という考えがあるとしか考えられません。

 だまされないぞ!「だめなものはだめ。」そう、「ならぬことはならぬのです!」

雨が雪になりました

2013-02-19 12:55:58 | 日記
 ゆうべ降り止んだ雨が明け方前からまた降り出して、日根野駅頭での窪議員との「走れ!コータロー」リーフ配布の予定が三度目の中止となってしまいました。

 その後雨は雪に変わり、積もるほどではありませんでしたが、宣伝カーのフロントガラスはこんなふうに!

 ゆうべ党の会議で見てもらった私のニュースの下書きを完成させて、2時から国会中継をテレビで見ようと思います。日本共産党の紙智子議員の質問です。
 TPP問題で安倍首相は「聖域なき関税撤廃が前提なら、参加しない」と公約しています。なんとしてもこれを守らせなければなりません。TPPに参加すれば日本のアメリカの言いなりぶりはますます酷くなり、国民生活はあらゆる面で脅かされることは明らかです。

白浜で大交流会

2013-02-15 10:25:12 | 日本共産党
 昨日、党の阪南地区委員会主催の和歌山南地区の西牟婁郡のみなさんとの交流と懇談に参加しました。
 バスをチャーターして、地区委員会の役員をはじめ各行政区から議員ほか多数の同志が乗り込んで、阪和道を一路「温泉と海水浴のまち」白浜町へ!
 いいお天気で「梅林で梅見たい!」、「せっかくやから温泉につかりたい!」と交流後のお楽しみにも心を弾ませながら、ここ10年ほどで驚くべき前進を遂げておられる取り組みに学び活かそうと、懇談会場へと向かいました。

 到着したのは、かの有名な「円月島」が間近に見える海沿いのレストラン。当方26名を迎えてくださったのは、白浜町・上富田町・すさみ町の3町から集まってくださった約20名の現地党組織のみなさんです。
 加えて、ご当地選出の県会議員・高田由一氏がご挨拶に駆けつけてくださいました。町村合併による選挙区の見直しで、定数が4から2へと減った大変厳しい条件の中、前回のいっせい地方選挙で見事議席を勝ち取られた方です。和歌山の田舎で、限界集落と言われる高齢化の激しい地域もあるなかで、日本共産党がこのように大きく支持を広げておられるのです!その背景には、いったいどんな取り組みやご苦労があったのか、各支部の方から報告された内容には見習うべき点があふれていました。

 今は時間切れでレポートはここまでです。また機会を見て、じっくりご報告させていただきます。

 
      懇談・昼食後、足湯に向かう道にて
 

今週は予定が盛りだくさん!

2013-02-12 13:01:44 | 日本共産党
 世間一般の「3連休」が終わりました。連休明けの今日は、毎月定例の第2火曜日・東佐野駅の早朝駅頭宣伝から始まりました。
 今朝は新聞が休刊でしたので、駅前で配るビラを電車でしっかり読んでいただけるチャンスかな、なんてことも考えました(笑)。今朝配布したのは「走れ!コータロー」リーフです。7月の参議院選挙大阪選挙区予定候補のたつみコータローさんのリーフです。

 

 明日、あさってと長滝駅、鶴原駅と予定していますが、今晩から雨という天気予報が心配。

 明日は党の地方議員の勉強会、あさっては高石市以南の議員など総勢20名ほどで和歌山県白浜町へ交流・懇談の旅に出かけます。向こうの党組織の方々も10名が参加してくださるとのことで、優れた経験にしっかり学んできたいと思います。


「泉佐野市政について語るつどい」を成功させて

2013-02-10 22:48:12 | 泉佐野市政
 きょう午後、生涯学習センター多目的室において「泉佐野市政について語るつどい」が開催されました。
 百名を超える方が参加され、しっかりと学習・情報交換ができました。

 第1部は大阪市をよくする会の事務局次長の成瀬明彦さんが「橋下式『大阪市政解体新書』の実際」と題して講演されました。「少し上」を叩いて弱者同士を戦わせて私たちの周りに渦巻いている閉塞感や不安を利用して対立させていくという手法が、大阪府政・市政のさまざまな分野で用いられているということがよく理解できました。
 民主主義を否定してはばからない自己流のものの考え方で反対意見をバッサリ切り捨てていくやり方、いったい誰がこんな首長を望んでいるでしょうか。

 第2部は、泉佐野市政においてこの間市民に突き付けられた問題に関して5人の方から報告があり、その後参加者が自由に意見などを述べるフロア発言。
 5人のなかで最後に「こども園構想に関して」と題して発言された保護者のお話は、「こども園構想」を強硬に進める市当局の不誠実な対応やこのまま進められたらどんな心配があるのか具体的な問題点が示され、公立保育所の良さを守って子どもたちによりよい環境を残してあげたいという熱い思いにあふれていて、参加者のみなさんが聞き入っておられました。市長とのやり取りのエピソードからも、これが市長の一存で強行されていることがよく伝わってきました。

 最後に講師の成瀬さんから、「制度上の空中戦ではなく、実際の要求に沿った住民の運動で」千代松市政の横暴なやり方に対応していく必要性が話されました。
 市民の要求を寄せ集めれば、決して千代松市長のこの路線が許されるはずがないし、それに待ったをかける条件は充分であるはずです。
 市民のみなさんの願い・要望をどうまとめて運動につなげていくか、今日のつどいを主催した「泉佐野市政をよくする市民連絡会(準備会)」が発展成長して大きな役割を果たしてくれることを期待します。

 
 

たつみコータローポスター

2013-02-06 21:36:17 | 日記
 熊取町や田尻町に少し遅れを取りましたが、夏の参議院選挙大阪選挙区の候補者・たつみコータローさんと志位委員長の連名ポスター、やっと月曜の晩に手に入り、貼りだし始めました。「一気に」といきたいところだったのですが、天候やスケジュールの関係で今のところ5枚です。

 今日は朝から国保の特定健診を受けてきました。検尿・採血・心電図などいろいろ検査してもらえますが、いちばん緊張したのは「体重測定」ですね(^_^;)いくつになってもドキドキします!

 党に入って以来大変お世話になっていた方が亡くなられて、昨晩はお通夜に、今日はお葬式に参列させていただきました。最近は体調を崩されていて活動は無理になっておられましたが、まだ70代になられたばかり、もっともっといろんなこと教わりたかった、愚痴も聞いてもらえばよかった、などと思い、残念でしかたありません。

障害があっても普通に暮らすということ

2013-02-04 14:13:40 | 聴覚障害の理解と対応
 昨日の午後は、泉佐野市・熊取町・田尻町自立支援協議会(わ∞ねっと)主催のシンポジウムが泉の森大ホールで開催され、第1部のパネルディスカッション・第2部のトーク&ライブともに観覧しました。

 第1部のパネルディスカッションは内容の濃いもので、大変勉強になりました。障害を持つお子さんを育てておられる保護者の方のお話は身につまされるものでしたし、障害児の養育に関するお仕事をされておられる方からは、受け皿の必要性とそれがまだまだ不足している現実が話され、そういったところにこそ行政の行き届いたサービスが求められているのになぁ、と感じました。
 第2部はSPEEDの今井恵理子さんがやってくるということで、公報にも大きく載っていたし、先日久しぶりに参加した手話サークルの定例会でもチラシをもらいました。NHKの「みんなの手話」を時々見ますが、それに彼女が出演していて、息子さんが聴覚障害であることも聞いていたので、きっと手話のお話が聞けると期待していました。
 息子さん(小学校2年生)の通う聾学校で、かけ算の九九をどうやって教えているか紹介してくれて、「なるほどなぁ。」と思うと同時に、耳から覚えられることがどんなに便利か、あらためて実感しました。

 障害のあるなしにかかわらず、誰もが幸せに暮らす権利。それについて深く考えるとき、憲法の果たす役割はものすごく大きいし、同じ社会に生きる私たちの意識ももっと変わらなければなりません。そのためには情報の共有が欠かせません。障害児・者を取り巻く環境について、まだまだ知らないことが多すぎると感じました。多くの人が関心をもって、アンテナをビンビンはたらかせて情報を得る、またそこから障害のある方の不便さを想像することも、ともに生きる社会をよりよくするのに必要ですね。