先日、電動カートを利用されている方から「事故を起こしてしまって、リース契約を打ち切られるかも…。」というご相談を受けました。
事故といっても、物にぶつけてタイヤカバーの部分にひびが入ったというもので、さいわいご本人に怪我はなく、カートも運転に支障はないとのことでした。
しかしご本人にとっては、身体障害で介護保険を利用して使用されているカートは、出かける際の移動に欠かせない足の代わりになっており、その利用ができなくなるかもしれないということは、たいへんなご心配だったようです。
「事故」の状況は、南海泉佐野駅の自由通路とロータリー側(山側)の広場の間に設置されている車止めと車止めの間の狭いところを通過しようとした際に、カートをぶつけてしまったというものです。間隔の広い部分も一か所あるのですが、あいにく人がたむろしていて通りづらく、狭いところを通ろうとされたそうです。
市の都市整備部・都市計画課に確認したところ、駅舎に関しては、車止めの設置基準はなく、ここは公園の基準を準用しているとのことです。それに基づき、90センチ以上の間隔のところを1か所作ってあるにもかかわらず、そこを通らなかったために今回のことが起こりました。
今日、利用されている事業所との話し合いに同席させていただいたのですが、事業所さんも「利用者さんを守りたいんです。怪我されないことを第一に考えます。」ということと同時に、「○○さんにとってカートは体の一部ですよね。」と言ってくださり、いくつかの約束事を決めたうえで、引き続きカートの利用ができることになりました。
ご本人は大変ホッとされたようで、よかったです。
今回の件に限らず、街の中にはこのような移動弱者の方が困難に出会われる場所がたくさんあると思います。
特に、電動カートや電動車いすは、便利である反面、事故が起こりやすいというリスクも抱えています。乗られる方への安全講習や、受け入れる社会のルール作りは、実態に追いついていないというのが現状ではないでしょうか。
事故といっても、物にぶつけてタイヤカバーの部分にひびが入ったというもので、さいわいご本人に怪我はなく、カートも運転に支障はないとのことでした。
しかしご本人にとっては、身体障害で介護保険を利用して使用されているカートは、出かける際の移動に欠かせない足の代わりになっており、その利用ができなくなるかもしれないということは、たいへんなご心配だったようです。
「事故」の状況は、南海泉佐野駅の自由通路とロータリー側(山側)の広場の間に設置されている車止めと車止めの間の狭いところを通過しようとした際に、カートをぶつけてしまったというものです。間隔の広い部分も一か所あるのですが、あいにく人がたむろしていて通りづらく、狭いところを通ろうとされたそうです。
市の都市整備部・都市計画課に確認したところ、駅舎に関しては、車止めの設置基準はなく、ここは公園の基準を準用しているとのことです。それに基づき、90センチ以上の間隔のところを1か所作ってあるにもかかわらず、そこを通らなかったために今回のことが起こりました。
今日、利用されている事業所との話し合いに同席させていただいたのですが、事業所さんも「利用者さんを守りたいんです。怪我されないことを第一に考えます。」ということと同時に、「○○さんにとってカートは体の一部ですよね。」と言ってくださり、いくつかの約束事を決めたうえで、引き続きカートの利用ができることになりました。
ご本人は大変ホッとされたようで、よかったです。
今回の件に限らず、街の中にはこのような移動弱者の方が困難に出会われる場所がたくさんあると思います。
特に、電動カートや電動車いすは、便利である反面、事故が起こりやすいというリスクも抱えています。乗られる方への安全講習や、受け入れる社会のルール作りは、実態に追いついていないというのが現状ではないでしょうか。