未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

日本母親大会

2017-08-27 07:41:38 | 旅行
先週の土日は、日本母親大会in岩手に参加しました。久々の遠出、ちょっとした旅行気分も味わいながら、1日目の特別企画・被災地訪問でも、2日目の全体会でも、たくさんのことを学び、いっぱい感動してきました。

6年前の震災直後に訪れた陸前高田市を、念願叶って再び訪れることができ、かつての街並みを思い出しつつ、真新しい公共施設や商店に復興の兆しを見ました。しかし、まだ中心部はかさ上げの途上。まだまだこれから、と言うのが実態でした。

全体会では、知事や市長の来賓挨拶に情勢の変化を感じました。
また、記念講演をされたフォトジャーナリスト・安田菜津紀さんのお話では、東日本大震災から立ち上がる漁師さんのエピソードなどとともに、カンボジアの地雷の被害や、シリアの美しかった街並みが破壊され、温かい人柄の国民が傷つき避難民となっている生々しいお話も聞けました。

ヒロシマ・ナガサキを経て平和的な国家をつくってきた日本、70年余にわたってどこの国も攻撃していない日本、シリアでは「日本から来た」と言うだけで握手を求められるほど親日感情が強いそうです。紛争地域の人々にとって私たちの国・日本は「世界の中の特別な国」なのかも。戦争したがるリーダーが現れて、軍需産業の儲けのために、この国際ブランドを手放すなんて愚かすぎますね。

シリアの人々がいちばんこわいのは、シリア政府やISではなくて、「世界の無関心」だと。確かにほとんどニュースにもなっていません。現地を知らない私たちに、写真という媒体で状況を知らせ、同じ地球に住む隣人の危機に気づかせてくれる、フォトジャーナリストという仕事。彼女自身、写真で人を救えるか?と悩んだこともあったそうですが、それが確実に大きな役割を担っていることは間違いありません。


関西平和美術展

2017-08-11 12:02:30 | 映画・演劇・コンサート
今月1日から6日まで大阪市立美術館地下展示室で開催された「関西平和美術展」を、最終日の閉館間際にギリギリ鑑賞してきました。

会場に入るなり、泉佐野ご在住の大先輩がご夫妻でおられ、ご自身やお知り合いの作品を中心に会場内を案内してくださいました。どれも素敵❤️絵を描けるって尊敬します(^_^;)私全くダメですから。

「平和」をストレートに表現したものもあれば、家族の日常や旅先の風景を切り取ったものまで、多彩で個性的な作品の数々に、次から次へと目を奪われました。贅沢を言えばもっとゆっくり鑑賞したかったのですが、なんとか間に合ってよかったです。

慌ただしい毎日、たまには「文化」に触れて、感性を研ぎ澄ますのも必要です。




泉佐野市職労の争議勝利報告集会

2017-08-04 22:58:26 | 泉佐野市政
会が開催され、参加しました。千代松市長の組合潰しが目的とも言える一連の事件は6件にも上り、大阪府労働委員会ですべて「不当労働行為」と断罪されました。それを不服として中央労働委員会や裁判に持ち込んだ泉佐野市でしたが、結局裁判所が示した和解案を双方が受け入れるという結末となりました。和解の内容は、組合事務所の使用やチェックオフなど組合側の求めた救済の中身が100%認められるというもので、公務職場の和解としては画期的だそうです。

会場は支援者の団体や弁護団などたくさんの参加者であふれ、正義は我らにあり、と諦めずに苦しいたたかいに挑み勝利を勝ち取った市職労に対する「おめでとう❗️」ムード一色で盛り上がりました。