未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

オスプレイ、普天間に入れません!

2012-09-30 15:04:42 | 平和
 台風による悪天候のため、28日に予定されていたオスプレイの沖縄普天間基地への配備が延期されています。
 10万1000人(!)の参加で日米両政府に「安全な空を!いのち守れ!」と訴えた9月9日の「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」をはじめとして、それに連帯する行動が全国に広がっています。

 大阪の空の上には「低空飛行訓練」ルートの線は引かれていませんが、近くに飛行訓練ルートがあるとかないとかに関係ありません。沖縄県民の「基地をなくしてほしい」という願いを踏みにじる新たな戦闘機の配備を許さないたたかいに連帯しなくて、どうして住民の命を守る自治体の使命を果たせるでしょう。
 各地で「オスプレイ配備・訓練」の「撤回」を求める意見書が採択されています。福岡県・大牟田市、高知県・高知市、香美市、大豊町、本山町、土佐町、大川村、南国市、岩手県・遠野市など。この中には、全会一致で可決したところも多いようです。
 泉佐野市はどうでしょう。私たち日本共産党議員団が提出したこの意見書(案)に対して、議会運営委員会で賛成したのは、公明党のほか個人会派の躍進(松浪議員)、自治創造フォーラム(向江議員)、革新無所属(国賀議員)だけで、泉新の会、正道の会、共生会、泉佐野に全力(布田議員)は反対でした。反対の会派が2つ以上あった場合、議会のルールで本会議に上程されないことになっており、本会議での採決にさえ付されませんでした。大変残念であると同時に、私たち議員団の事前の各議員への説明・説得に不充分さがあったと反省しています。
 しかし、事故が多発している現実を見れば、こんな危険なものを受け入れられるはずはありません。反対するほんとうの理由が知りたい。その人たちの守りたい人の上にも、その恐怖は降り注いでくるのですから。


 台風17号の進路が気になりながら、テレビではNHK全国学校音楽コンクール・近畿ブロックコンクールにチャンネルを合わせ、6府県の小中高代表校の素晴らしい合唱を聞いています。私は大学で合唱にハマリましたが、いい指導者がいて人気の合唱部があったらもっと早く合唱の魅力を知っていたでしょう。何事も「出会い」が大切ですね。

 まだまだ風雨が強そうです。暗くなるまでにちょっと地域を見回ってきましょう。

新入党者を迎えて

2012-09-29 13:35:51 | 日記
 今日は朝から、支部の新入党者の歓迎会がありました。
 10人ほどが集まり、一緒に「新入党員教育」のDVDを見てから、ひとりひとり自己紹介。それぞれ入党された時期やきっかけは違いますが、何かのご縁でこうやって同じ支部で活動することになった仲間です。
 新しい党員さんを迎えることは、支部にとっても大きな刺激です。一緒に成長していける楽しい支部活動を通して、より地域に大きな存在感をを示せたらいいなと思います。

 さて、今日も私は挨拶のなかで9月議会の報告をさせてもらったのですが、議会で決まったこと、質問と答弁、報告のあったことといった中身とは別に、どうしても触れないわけにはいかないのが千代松市長の発言、態度です。
 決算委員会では、「教育」に関する日本共産党の考え方を批判した挙句に、学力低下の原因さえ押し付けるというとんでもない筋立てで現場の先生方をも侮辱する発言をしました。
 議員協議会では「震災がれき受け入れ」について、私たちが市民の声を代弁して問題提起したことが混乱の原因だとする言いがかり・すり替えで、自らの発言の重み・責任を全く意に介していないことを暴露しました。
 これらについてはすでにこのブログで書いたとおりですが、これだけにとどまらず、一般質問の答弁などでもあからさまな共産党敵視の姿勢を表しています。
 意見が一致しないことと、特定の相手の意見をはじめから排除するのとは違いますよね。首長が、自分の意見に賛同するものの言うことだけに耳を傾けて、反対意見には初めから耳を貸さないというのでは、議会制民主主義は成り立ちません。選挙で勝ったからと、公約に掲げていたことはすべて信任を得ているとして議論もせずに推し進めれば、それは独裁というもの以外の何ものでもありません。

 ん?これってどこかで聞いたような話です。そう、大阪維新の会の橋下氏のやり方とそっくりではありませんか!
 徐々に疑問の声が広がり大きく支持を減らしている「古い時代への復古」政治=「維新の会」政治が、今泉佐野で進められているのです。
 その証拠に、次の12月議会に「職員基本条例案」を上程するとして準備が進められています。公務員の仕事ぶりにご不満のある方も、その根本原因がこんな条例で解決できるのか冷静に判断していただき、「市民よりも市長の方を向いて仕事をする職員づくり」を目指すこの条例の制定に反対しましょう。「職務命令に絶対服従」の職員集団に、市民の立場に立った血の通った市民サービスの充実という仕事は期待できません。

 早くも次の議会に向けて課題山積です。それらに取り組む姿勢で、住民の要求実現を目指すのが、日本共産党か、市長派か、その真実が明らかになってくるはずです。そういう意味でも、日々の活動の重要性に身が引き締まる思いです。

震災がれき受け入れ、凍結

2012-09-26 15:29:17 | 震災・原発
 今日の議員協議会で広域調整担当参事より、5月に市長が受け入れの検討を表明した「震災不燃がれきの受け入れ」について、「凍結」するとの方針が報告されました。

 担当参事は岩手県陸前高田市・大船渡市・山田町などを訪問し、現状確認、支援方法の調査などを行ったとのことです。しかし、環境省が公表した「岩手県における今後の広域処理方針」で不燃混合物は「県内における再生利用等に全力を挙げる」とされていることを尊重し、「泉佐野市における最終処分場の候補地選定等の作業を凍結する」とのことです。

 さんざん市民に心配させて混乱を起こした市長の責任は重大です。ところが、私が「この決定を市として責任を持って市民に知らせてほしい。」と発言したことに対し、市長が「共産党が混乱を招くようなビラを撒くからだ。」とまたもや攻撃を仕掛けてきました!市長としての発言に対する責任を棚上げにして、市民のみなさんの切実な想いを無視してそのおおもとの原因を他になすりつけるという、信じがたい暴言です。

 このような市長の態度を、広く市民のみなさんに知っていただかなくてはなりません。

本会議は予定どおりの進行です

2012-09-24 20:33:58 | 泉佐野市議会
 今日の本会議で代表質問の4人目までの質問と答弁が終わりましたので、明日午前10時から日本共産党のくぼ和恵議員の質問です。

 いじめ問題、大阪府の学力テストの学校別結果公表、生活保護制度についての質問です。
 今日の質問者のうちでも3名がいじめ問題を取り上げました。今年度は今までのところ重篤な事例はないそうですが、大津市の事件を受けて本市での状況と対応がどうなっているのか、たいへん気になるところです。
 
 私たち日本共産党の議員の質問は、憲法に保障された平和で人間らしいくらしの実現、ひとりひとりが尊重され幸せに生きる権利が守られる世の中を目指すという立場に立ってのものです。これって普遍的なものだと思いますけどねぇ。「新自由主義」路線は真逆の道ですね。

日本共産党の代表質問

2012-09-24 09:25:28 | 泉佐野市議会
 今日から3日間の予定で、9月議会後半の本会議です。

 各会派代表質問から始まり、そのあと個人質問です。(一覧はこのブログの9月18日の分をご覧ください。)

 私たち日本共産党議員団からは、今回はくぼ和恵議員が質問に立ちます。代表質問の5人目です。先の質問者が持ち時間をめいっぱい使われた場合は、明日午前10時からになる見込みです。
 ご都合のつく方は、傍聴にお越しください。

中学生の頑張る姿に拍手

2012-09-21 23:35:57 | 子どもは未来の担い手
 今日は朝から、家の近くの新池中学校の体育大会を見せていただきました。うちの子どもたちが卒業してからは学校の中に入って見ることはありませんでしたが、一昨年から「来賓」としてご招待いただいています。

 午前中はひたすら走るトラック競技が中心で、走るのが得意な足の速い子達が、目の前を疲れも見せず走り抜けていく姿に「元気やなぁ」と感心してしまいました。
 棒引きも見ました。これもスタートの合図のピストルの音と同時に、早く棒のところへ駆けつけるのが有利。スポーツの世界では、走るのが早いことは断然有利ですね。
 リレーや集団演技なども見たかったのですが、午後から予定があり昼前には失礼しました。
 暑い中、練習してきた成果を発揮して、素晴らしい体育大会にしてくれたことでしょう。今日の思い出が、どのくらい子どもたちの心に焼きつくのでしょうか?




 
 

今日は長滝、明日は鶴原

2012-09-19 22:47:22 | 日記
 雨が上がったので早朝の駅前でビラまきです。
 今日はJR長滝駅でやりました。学生さんの多い駅です。高校生にはビラは手渡しませんが、「おはようございます!」「日本共産党です。」「いってらっしゃい。」と元気に挨拶。はにかみながら返事してくれる子もいて、なごみます。若者の未来に希望あれ!と願いながら見送ります。
 毎月の定例にしてからはまだやっと半年ですが、初めて駅前に立ってビラを配ったりマイクで宣伝したりし始めてから2年半以上もたつと、お顔なじみもでき、いつもビラを受け取ってくれる方、受け取っていただけない方、だいたい覚えてきました。でも、すべての方にビラを差し出し続けます。いつか「一回読んでみたろかなぁ」と受け取っていただけることを願って!その時にビラの中身がどんなものかはものすごく重大です。
 自分で作る「山下ゆみニュース」は特に責任重大です。今配っている17号は、たくさんのアドバイスを受けて書き直しました。いつもそんな手順を踏めるとは限りません。私が一人で作っても、「読む気になってもらえる」「何か一つでも関心のあることが載っている」「読んで新たに関心を持ってもらえる」、願わくば「役に立ったわぁ」と思っていただけるニュースが作れるように、力をつけていきたいものです。

新しいニュースを早く配らないと・・・

2012-09-18 08:49:38 | 泉佐野市議会
 昨日無事に印刷を終えた「山下ゆみニュース№17」。今日から3日間で地域の駅頭での早朝配布を計画していましたが、初日の今日は台風の影響で雨です。仕方なく中止しました。
 明日、あさっては予定どおり配れますように!

 現在開会中の9月議会で来週行われる本会議傍聴のご案内も載せているので、少しでも早く配らないといけません。傍聴にお越しいただけるのは時間的な条件の合うごく一部の方だと思いますが、今泉佐野市政でどんなことが起こっているのか、少しでもたくさんの方に関心を持っていただく必要があります。

 本会議で行われる一般質問の予定表を掲載します。

◎泉新の会代表 北谷育代議員
 1.こども園について
  (1)給食について
  (2)職員の意識改革について
  (3)こども園開園時の職員の年齢構成は?
 2.食育基本計画について
  (1)進捗状況は?
◎公明党泉佐野市会議員団代表 土原こずえ議員
 1.子育て支援について
  (1)認定こども園について
  (2)乳幼児入院医療費について
 2.学校教育について
  (1)いじめ対策について
  (2)支援教育の充実について
 3.財政健全化について
  (1)関西国際空港連絡橋通行税について
  (2)市有地売却について
 4.防災・減災対策について
  (1)災害時の避難所運営について
 5.国民健康保険について
  (1)医療費の適正化に向けた取り組みについて
◎共生会代表 中藤大助議員
 1.子育て支援について
  (1)授乳室設置について
  (2)赤ちゃんの駅設置について
 2.教育問題について
  (1)いじめ問題について
  (2)生徒等の個人情報の管理について
  (3)教・職員のモラルについて
  (4)交通指導(自転車の乗り方)について
◎正道の会代表 中村哲夫議員
 1.スポーツの振興について
  (1)中学生のスポーツ成績の現在
  (2)将来のアスリートの卵の養成について
  (3)泉佐野市からオリンピック選手を
  (4)スポーツ振興奨学金について
 2.独立行政法人りんくう総合医療センターについて
  (1)現在の医療体制は大丈夫か
  (2)泉佐野市民の意識について
  (3)泉佐野市のかかわりについて
  (4)大学の寄附講座について
  (5)三次医療は大丈夫か
 3.支援学級について
  (1)支援学級の現状について
  (2)泉佐野市の支援体制について
  (3)学童保育の現状は大丈夫か
 4.いじめ問題について
  (1)小中学校のいじめ現状について
  (2)学校の対応策について
  (3)教育委員会のかかわりとあり方について
  (4)いじめ防止条例の制定について
 5.職員の配置について
  (1)職員の世代構成は大丈夫か
  (2)人件費の削減で仕事の能率は
  (3)再任用の現状は適材適所か

◎日本共産党泉佐野市会議員団代表 窪和惠議員
 1.いじめ問題について
  (1)実態の把握について
  (2)教育条件の改善について
 2.学力テストの公表について
  (1)学校の序列化につながる公表はやめよ
 3.安心できる生活保護制度について
  (1)ケースワーカーの増員について
  (2)社会的孤立対策について

◎国賀祥司議員
 1.市長の政治手法について
  (1)市長の発言について
  (2)責任について
 2.「君が代」について
  (1)歌詞について
  (2)歴史について
  (3)排除について
◎松浪武久議員
 1.産業、観光の振興について
  (1)産業の振興
  (2)観光の振興
  (3)道路網の整備
 2.幹部職員の公募について
  (1)管理職について
  (2)学校長について
◎布田拓也議員
 1.道徳教育・立志式の推進
  (1)道徳や生き方・価値観を育む教育
 2.学力低下の原因と対策
  (1)学力向上の推進
◎向江英雄議員
 1.自治体クラウドの導入について
  (1)システム導入の可能性と諸課題について
 2.官民の連携による事業展開について
  (1)PFI等民間の活力利用による社会資本整備について
◎野口新一議員
 1.債権回収について
  (1)債権計画の策定について

 後半本会議は、9月24日(月)~26日(水)の予定で、各日とも午前10時からです。
日本共産党議員団からはくぼ和恵議員が、会派代表質問の5人目で1時間の持ち時間で質問を行います。進行状況により前後しますが、25日(火)の10時からとなる見込みです。

 なお、各日とも途中休憩がありますので、基本的には質疑が行われるのは次の時間帯です。
     10:00~12:00
     13:00~15:00
     15:30~17:00

 お時間の都合がつく方は、ぜひ傍聴にお越しください。また、後日になりますが、録画をユーストリーム配信もしますので、そちらでもご覧いただけます。

「2030年代に原発ゼロ」?本気度疑う

2012-09-15 21:53:24 | 震災・原発
 政府の新エネルギー戦略で「2030年代に原発稼働ゼロを可能とする」とされていることに、国民は怒っています!2030年代と言えば2039年まで。そんな先延ばしは許せません。「パブリックコメント」では8割が「即時ゼロ」を求めています。国民の多数意見を甘く見ないでほしいです。
 しかもそれまでの間「再稼働もあり」って、まったく福島の事故を反省していません。国民の願いと反対の方向を向いています。

 こんな人たちにこの国の未来を任せてはおけません。今度の国政選挙で、明確に「即時原発ゼロ」を政策に掲げている私たちの代表を国政の場に多数送り込まなければ大変なことになります。

 それにしてもテレビもラジオもつまらない番組が多すぎますね。もっと大事なことがあるやろうってツッコミたくもなります。報道番組も「橋下・維新の会」や民主・自民の代表選のこととか詳しく言い過ぎで、うんざりです。
 今この国はもっともっと重大な危機に直面してることがわからないのか?
 わざと避けているのか?
 どんな圧力で?

 原発動かし続けて、汚染がれき拡散して、復興のためと集めたお金を被災地以外に使って被災者を苦しめ続けている…。この国の政治って誰のためにあるのかな?
 

学力テストの結果公表よりも…

2012-09-13 09:41:04 | 子どもは未来の担い手
 昨年度の小中高校生の自殺は、文科省の調査では200人に上り過去最多。警察庁の統計では2011年中と時期は異なるもの353人で、大きな開きがあります。学校に警察から詳細が知らされなかったり遺族から事故死にしてほしいとの要望があったりすることでカウントされなかったケースがあるとのことです。それにしてもこれだけの子どもたちが自ら命を絶つというこの現実を、どう受け止めればいいのでしょう。

 いじめの問題も深刻です。教室は社会の縮図と言います。大人社会のゆがみが、形を変えて子どもたちの人間関係を襲っていると指摘する専門家も多くいます。

 「子どもの権利」について、もっと多くの大人が勉強して共有しないといけません。特に、子どもたちの教育環境を整える立場にある者の責任は重大です。「教育」の貴い使命を認識し、すべての子どもの限りない可能性を引き出して「人としてどう生きるか」という夢を持たせてあげなければ!
 それさえもできずに「テストでいい点数を取れ」と追い立てても、さあ、ほんとの学力が付くのでしょうか。競争に打ち勝てる子は、とりあえずこの段階ではいい思いをするのかもしれません。では、競争に耐え切れない子、がんばっても負けてしまった子は?傷ついたままでいいの?「どうせ私はできないから」とあきらめさせてしまっていいの?そんなはずはありません。点数という数字では表せない「個性」「まだ見つかっていない可能性」に向けて、胸を張って生きていってほしい。
 そう思わない大人もいるのでしょうか。

 自分の子どもが生まれたとき、「幸せになってほしい」、そう思わない親はいないはず。うちの子もよその子も、みんな幸せになってほしいです。子どもには幸せになる権利があるんです。勉強できないよりできたほうがいいに決まってるけど、ほんとにすべての子どもの学力向上を保証する気なら、競争させて順番つける前にすること、山ほどあるでしょう!