未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

高齢者にもやさしい階段に

2016-06-03 16:30:25 | まちづくり
ひと月ほど前、地元の自治会会長さんから依頼を受けた「階段に手すりを」のご要望、すぐに道路公園課にお願いに行ったら、数日後には「施工します」とのうれしい返事。時期はまだわからないとのことでしたが、先日早速、測量に来てくれていたようです。



ご要望が出されたのは、今年度初めての班長会でのことだったそうです。高齢の住民さんから、買い物などに行く際よく通る住宅地内の階段が危ないので手すりをつけてもらえないだろうか、というお声があったそうです。何を隠そう、この階段は私もちょくちょく利用しています。自分は何の不自由もなくトントントンと上り降りしていたので、「手すりがないなあ」ということに気づいていませんでした(>_<)言われてみれば、足もとに不安のある方にとってはとても怖い階段でした。今まで気づかなかったことを大反省(T_T)

「バリアフリーの街づくり」なんていうテーマで議会質問したこともありますが、こんなすぐ近くのことを見過ごしていたとは情けない限りです。

事故が起こる前に要望が出されて、手すりの設置につなぐことができたのは、せめてもの救いです。利用される方々に「これで安心」と思っていただけるのが、楽しみです。

ダンバラ墓地の坂道に手すり実現!

2016-03-05 08:05:33 | まちづくり
 2月28日のこのブログに書きましたダンバラ墓地の坂道の手すりの件、まだまだかかりそうだなあ、と思っていたところ、なんと一昨日、生活産業部の部長さんが議員控室に来られて、「桜の頃までに手すり付けます。」とのこと!こんなに早く実現するとは、うれしい驚きです(^o^)

 「どうせつけるなら、おおぜいの人が訪れる花見までに。」ということになったそうです。今日帰りに寄ってみるとすでに工事が始まっていました。とりあえず仮設で、というのがこれです。

 

 「手すりがあったらいいね、と会う人たちと話してるんですよ。」とお電話くださったAさん、手すりができますよ!これで安心してお墓参りしていただけるとうれしいです。

危ない歩道

2016-02-28 23:41:25 | まちづくり
 今月初め、我が議員団発行の「市政報告」をご覧になった市民の方からお電話をいただきました。お電話の主は高齢の女性。ご用件は記事の中身とは直接関係なかったのですが、議員二人の連絡先が書いてあるのをご覧になり、たまたま私の方にご連絡をいただきました。

 ご要望は、2か所の危険個所の改善でした。

 1か所目は、府道土丸栄線沿いの歩道の凸凹をなんとかしてほしいとのご要望。コープのお店の前です。コープの店長さんが府に連絡されて、府の土木事務所が対応して、外れていたインターロッキングのブロックを外してアスファルトで固めてくれたということなのですが…。

 

 これ、安心して高齢者が歩ける状態だと思われますか?
 どう見ても傾斜がついていて怖いです。地表がこんなに傾くのは、地盤に問題があると思います。掘り起こしてちゃんと直してほしいので、もう一度府の土木事務所さんに掛け合ってみます。

 2か所目は、市営ダンバラ墓地へ入っていく通路です。緩やかな下り坂が10メートルほど続き、その先に階段が2か所あります。高齢者のみなさんがよく利用されている手押し車は、歩行の助けになりますが、下り坂では前に引っぱられて危険です。この坂道は、手押し車で下りていくにはたしかに怖いです。かと言って、手すりがないので手押し車なしでは不安、と言うのが高齢者のみなさんの思いのようで、「手すりがあったらいいのにねえ。」と話題になっているとのこと。

 

 これについては、墓地を管理する市の環境衛生課に要望しましたところ、すぐに現場を確認してくれて、来年度の予算要望に階段部分の手すり設置を盛り込んでくれたそうです。しかし…(>_<)坂道の部分の手すりは財政的に難しいとのこと。そんなあ!手すり10メートルっていくらかかるんだろう?お年寄りがけがをされてからでは遅いので、ここも何とか早く安全対策をしてほしいです。

通学路を安全に!

2015-08-04 12:25:10 | まちづくり
 小学校では「通学路」が決められていますが、中学校では特に指定されていません。しかし、学校近辺の道路ならそこを通ることは不可避ですから、当然安全対策が求められます。

 うちのすぐ近所の新池中学校の近辺の道路は、府道、市道ともに危険個所があり、改善を求めています。
 最近、特に気になるのが消えかかった「路面標識」です。剥げ剥げで、もうなんて書いてあったかわからないくらい。横断歩道も消えかかっていて、ここを毎日わたる子どもたちはどう思ってこれを見ているのかな、と考えてしまいます。

 道路公園課で対応を約束していただいているところもあるのですが、「早くて7月」はすでに無くなりました。少しでも早くお願いします。せめて夏休みが終わるまでに!
 夏休みは今年から1週間短いので、急いでほしいです。

 


地域要求をキャッチして実現する

2015-06-08 04:56:16 | まちづくり
 きのうの支部の会議で、事務所の近くの府営住宅から駅へ行く近道の階段が、手すりが途中でなくなっていて危ない、という情報が寄せられていると聞きました。
 さっそく帰りに立ち寄ってみると、こんな状態でした。

 

 確かにもとはあったであろう手すりが一部外れています。壊れたのか、取り外したのか。高齢の方や足が悪くて歩行に支障のある方にとっては、手すりは階段の上り下りに欠かせません。この階段の手すり全体が、連続していなくて途切れ途切れです。手すりを頼りに通行される方にとっては、とても怖くて不安なのではないでしょうか。

 

 ここを管理しているのはどこか確認して、明らかに外れている部分だけでも早急に補修してもらうよう要望したいと思います。

 写真を写していて発見。ここに防犯カメラが設置されていました。24時間撮影しているというから、写真を撮っている不審な私の姿が映っているのでしょうね(^_^;)

 

日根野駅前の点字ブロック

2015-03-07 10:38:17 | まちづくり
 先日の早朝駅頭宣伝の時に気づいたのですが、日根野駅山側の駅前広場の点字ブロックが複数個所にわたって剥がれていました。連続3枚というところもあって、危ないなあと思いました。
 その日市役所に行った時、道路公園課に寄り、現場の写真を見せて迅速な対応をお願いしました。その時点では、来年度予算でというお答えでした。

 あの黄色のブツブツと突起の出たブロックを5、6枚貼ってもらうくらい、すぐできると思っていた私は、「そんなに費用がかかるのか。来年度ってまだ1ヶ月あるやん。それまでに誰かが危険な目にあわなければいいけど…。」と大変残念に思っていました。

 ところがその日のうちに道路公園課から電話がかかってきました。「さっきは来年度予算で、と言いましたが、トイレ新設工事の完了に合わせて周りもきれいにするので、それと一緒にやります!」とのこと。よかった~(^o^)こうでなっくちゃね!
 担当職員さんの機転とやる気に感謝です。

 

福岡市の「共働事業提案制度」

2013-11-10 21:01:49 | まちづくり
 先月末に総務産業委員会で視察に伺った福岡市の「共働事業提案制度」について、後日詳しく…と書いたものの、なかなかパソコンの前にゆっくり座る時間がなくて遅くなってしまいました。
 そろそろまとめておかないと、私の記憶もおぼろげになってしまいます。

 視察に行く前、視察内容の資料を見て福岡市のホームページで「共働事業提案制度」について調べてみたら…、NPOの提案した実にさまざまな事業が官民の協力で取り組まれているのです。「チエもチカラもお金も出し合う共働」ということで、市の事業を民間に「委託」するのでもなく、民間の事業を市が「後援」したり「助成」するのでもなく、どちらもが主体的に関わって実施してコストも負担し合うという、まったく新しい形の事業形態です。
 事業の内容も実にバラエティに富んでいます。公園づくり、観光地の魅力向上と活性化、自転車の交通マナー向上、引きこもり青年への支援、学校・地域を巻き込んだ循環型社会のための取り組み、などなど。
 中でも、猫好きの私が注目したのは「地域ねこ守り隊」。飼い主のいない猫を地域で飼育する「地域猫制度」として、モデル地区の組織づくりを実施し、命の大切さを啓発。罪のない猫を殺処分で片づけてしまうのは、あまりにも人間の身勝手というものです。去勢・避妊をきちんとして、地域でルールを決めて世話をする。そんな余裕のある社会であれば、と思います。

 これからの時代は、こんな市民のアイデアを取り入れる仕組みが活かされると、山積する様々な課題の解決の糸口が見つかるかも、と期待できそうです。その具体化である「福岡市共働事業提案制度」は、参考にする価値があると思いました。
 しかし、そのためには、福岡市のようにNPOが600以上もあって、「打てば響く」ようなイキイキとした市民の自主的・自発的な活動があってこそです。その辺の条件の違いを直視すれば、そう簡単にこの制度を泉佐野市に導入できるというものではないという現実があります。

 でも、忘れてしまいたくない!何らかの形で参考にさせていただき、泉佐野に活かす道はないものか。まちづくり全般を視野に入れて、ずっと心の片隅においておきたい内容です。

東佐野駅前の駐輪場が大変なことに!

2013-10-07 13:33:49 | まちづくり
 先週水曜日の夜、JR東佐野駅近くにお住まいの方からお電話をいただきました。内容は、駅前整備事業の一環として新しい駐輪場をつくる工事が始まったことに伴うものでした。ひとつは、駅への近道になっている線路をくぐるトンネルが通行止めになるということ、もうひとつは、閉鎖された無料駐輪場を利用していた方が有料駐輪場を利用せざるを得なくなり、そこが満杯状態であふれかえっているということでした。

 早速翌日、現場へ見に行ってきました。

 
 
 トンネルは、通行止めになる期間(10/15~12/20)が書かれた看板が立てられており、現在ここを利用されている方は2か月余りかなり遠回りをしなければならなくなります。改札口が山側にしかなく、踏切はホームが切れた大阪寄りに一か所のみ。JRが駅のつくりを改善してくれない限り、この状態は変わりようがないと思われます。
 工事完了後は、トンネルへの通路も改善される予定で、それに期待するしかありません。

 

 有料駐輪場は、聞いていたとおりとんでもないことになっていました。

 

 

 自転車の列に沿って、通路にまで縦列駐輪させてあります。これでは、手前の自転車が邪魔で、奥の自転車を出すのにひと苦労です。ここの管理は、身体障害者福祉会に委託しており、この日も高齢の男性が一人で作業にご苦労されていました。

 市役所の担当課に掛け合いました。駐輪場の管理をしている美化啓発プロジェクトチームでは、事態は予想できたとして代替の駐輪場の必要性を工事担当の部署に言っていたとのこと。工事の担当の道路公園課では、無料駐輪場の利用者のかなりの数が熊取町民で熊取駅利用者が流れてきたものだから、充分な告知期間も設けたので熊取駅利用に戻っていくはず、との認識でした。
 無料駐輪場が閉鎖されてからすでに1か月経っているんです。それでこの状態ですから、ほんとうにそんなことが期待できるのだろうかと心配です。工事中の新しい駐輪場の開設は、半年も先の来年4月の予定です。
 現に毎日、狭い駐輪場で悪戦苦闘されている管理人さんや、不便な思いをしている利用者のみなさん、「満車」で置けなくて困っている人、この方々のご苦労をほっておいていいのでしょうか!? 
 

 

電動カートの安全対策

2013-05-30 12:28:27 | まちづくり
 先日、電動カートを利用されている方から「事故を起こしてしまって、リース契約を打ち切られるかも…。」というご相談を受けました。
 事故といっても、物にぶつけてタイヤカバーの部分にひびが入ったというもので、さいわいご本人に怪我はなく、カートも運転に支障はないとのことでした。
 しかしご本人にとっては、身体障害で介護保険を利用して使用されているカートは、出かける際の移動に欠かせない足の代わりになっており、その利用ができなくなるかもしれないということは、たいへんなご心配だったようです。

 「事故」の状況は、南海泉佐野駅の自由通路とロータリー側(山側)の広場の間に設置されている車止めと車止めの間の狭いところを通過しようとした際に、カートをぶつけてしまったというものです。間隔の広い部分も一か所あるのですが、あいにく人がたむろしていて通りづらく、狭いところを通ろうとされたそうです。

 

 市の都市整備部・都市計画課に確認したところ、駅舎に関しては、車止めの設置基準はなく、ここは公園の基準を準用しているとのことです。それに基づき、90センチ以上の間隔のところを1か所作ってあるにもかかわらず、そこを通らなかったために今回のことが起こりました。

 今日、利用されている事業所との話し合いに同席させていただいたのですが、事業所さんも「利用者さんを守りたいんです。怪我されないことを第一に考えます。」ということと同時に、「○○さんにとってカートは体の一部ですよね。」と言ってくださり、いくつかの約束事を決めたうえで、引き続きカートの利用ができることになりました。
 ご本人は大変ホッとされたようで、よかったです。

 今回の件に限らず、街の中にはこのような移動弱者の方が困難に出会われる場所がたくさんあると思います。
 特に、電動カートや電動車いすは、便利である反面、事故が起こりやすいというリスクも抱えています。乗られる方への安全講習や、受け入れる社会のルール作りは、実態に追いついていないというのが現状ではないでしょうか。