石田 衣良 「ペットショップ無惨」
4つの話の一つがこのペットショップの話で、一番印象に残る。
ホームセンターやペットショップの動物たちの行く末は無惨という。
信じられないような信じたくないような。本当なのだろうか、、。
石田 衣良 「ペットショップ無惨」
4つの話の一つがこのペットショップの話で、一番印象に残る。
ホームセンターやペットショップの動物たちの行く末は無惨という。
信じられないような信じたくないような。本当なのだろうか、、。
詳しく書評を書く訳でもないけれど、最後まで読んだ本はこの「本いろいろ」のカテゴリーに載せて来た。
最後まで読んだ本の中で、ここに載せなかった本もある。
載せなかったではなく載せたくなかった本が、斉藤かおる著『春馬くんとの“未来の雑談”~三浦春馬の勉強ノート~』
この本は発売と同時に読ませてもらったが、私的には読後感が最悪だった。
発売前からいろいろ騒がれていた本ではあったが、危惧されていた恋愛話の他に、金銭的な事まで書かれていて驚いた。
仕事上で知り得た生徒の話をどんな権限で書いたのか、亡くなってはしまったけれどそれでも守られるべき人としての尊厳は存在するはず。
レビューでは、暴露本であり★一つさえつけたくないという最低評価の方々の痛烈な批判と怒り。
反面、素晴らしい内容だった、師弟愛、書いてくれてありがとう、何度も感動、、、の高評価の感想。
FB繋がりなのか、はたまた本にも載っている団体関係の方々なのか、どうしてこのように好意的に読めるのか、私にはわからなかった。
著者は自分に酔っておられる、何か勘違いされているのではないか?
かつて、本を読んでこれほどまでに怒りが込み上げてきたことは無い。
そんなモヤモヤした日々の中、先日コラムニストの今井舞氏がコラムを発表された。
読後の不快感、嫌悪感の出所を、端的に書いて下さっていると思った。
死してなお、これ以上痛めつけられることは許されない。
中山七里 「越境刑事」
サスペンス好きには堪らない中山七里本。
今回は、留学生が殺され更に拉致された留学生を追って中国に乗り込む高頭冴子。
そして、中国で自らも拉致され監禁されてしまう。
その凄惨さに、一刻も早く結末を読んで安心したくて一気に読んだ。
中山七里著の「護られなかった者たち」が映画化され、それを最近アマプラで観た。
でも、犯人の幹ちゃんは、原作では男だったのに、映画では女になっていた。
こういう小説の映画化って、原作と違ってくるから、どうなんだろうって思う所がある。
真下みこと 「茜さす日に嘘を隠して」
青羽 悠 「青く滲んだ月の行方」
で、2冊を並べると、繋がる。で、話も登場人物同じだった。
是非2冊で読んで欲しい。
最近読んだ三冊。
額賀 澪 「モノクロの夏に帰る」
終戦、原爆、原発、震災、、立場や地域や諸々の条件で受け止め方は変わって来る。
住野 よる 「腹を割ったら血が出るだけさ」
本音で生きられない、作り物の自分との狭間で葛藤する物語
五十嵐律人 「法廷遊戯」
法廷ミステリーサスペンス
西尾 潤 「無年金者ちとせの告白」
女ひとり老後に年金は必要不可欠。年金があっても年金だけでどうか?という世界。
年金がなければ、ちとせのように足腰の痛みに鞭打って70半ばでも働かざるを得ない。
小説のような殺人とは縁がなくても、老後の生活には色々考えさせられることが多い。
五十嵐律人 「不可逆少年」
五十嵐律人氏の本に嵌っている。
今回は、家庭裁判所調査官と更生して行く少年少女たちの話。
今回借りた本は、初めて読む作家さん。
沢村 凛 「カタブツ」
今日は概ね晴れていたけれど、家の中で本を読んで静かに過ごす。
エアコンをつけようかつけまいか悩むが、風が入るのでつけないで済んだ。
夕方雨となり、暗くなると窓は閉めなきゃで、今度こそエアコンの出番かな。
最近借りて読んだ本2冊。
村田紗耶香 「信仰」
村田ワールド、炸裂していた。
柚月裕子 「チョウセンアサガオの咲く夏」
6話の短篇を集めた一冊。故郷の話、瞽女の話、他。
今日も35度を越す猛暑日。
熱中症で6名も運ばれたとか。
さすがに外仕事はお昼までとした。
でも今日は風があって、救われた。
今年の初蝉見っけ!
日中は暑いので、涼しいところに避難。
涼しい図書館へ。
本を返しながらのんびり読書タイム。
今、星野道夫さんの本を読んでいる。
三浦春馬著「日本製」を読んだ。
この本は、2015年秋に鹿児島県をスタートし、2019年秋、京都府が最終地となる、
丸4年、47都道府県の三浦氏の選ぶ「日本製」を一つ取り上げ取材した旅の本である。
そして、2020年4月5日、ご自身の30歳の誕生日に発売された。
各県とも平等に8ページずつ。
因みに山形県は、2018年春に、前泊で米沢市の小野川温泉に泊まり、
翌日に、小国町の何度も賞を獲得している米沢牛の畜産農家を訪ねている。
1,2ページには、自筆のタイトルとコメント、自ら撮影の写真を一枚載せている。
3,4ページ目は、自ら入念に下調べをしてのインタビュー記事。
5,6ページ目は、画像入りで観て聴いて、体験し、味わい、学んだ事柄。
7,8ページ目は、同行スタッフの取材の裏話としての「裏日本製」。
最後に、『-COLUMN-三浦春馬が考える「未来」「継承」』が載っている。
ご自身の誕生日当日のインスタライブでは、「日本製」と同時発売のフォトブックの宣伝、
また、初夏に発売されるというセカンドシングルと、秋に予定されているショーケースライブを喜んで報告していた。
しかし、まさか、その3か月後に、あのような事になろうとは、、、。
ドラマの撮影中であり、責任感や周りへの気遣いの深い三浦氏が、自ら選ぶ道だとは考えられない。
一体なぜ?何があった?誰が何をした?真相は?
そもそもこの本は、将来外国で仕事する場合を考え、例え語学がどんなに堪能になったとしても
日本のことを知らなければ何も語れないとの想いから、日本の事を学びたいと思ったことが始まりという。
私はこの「日本製」を2回読んだけれど、ここに詰まっているのは未来を見つめる目であり希望であり、愛国心であり優しさだと思った。
権力や圧力や忖度、嫌がらせや裏切りや悪意と闘いながら、少しの時間も惜しまず努力して磨いてきた自身と、抱いていた夢を捥がれどんなに無念だった事か。
映像は切り貼り繋がれ脚色されるけれど、セリフや台本の無い自らの取材と触れ合いから生まれ、自身の言葉や想いが綴られたこの本が残ったことはせめてもの救いかもしれない。
私もいつか、完全に仕事を辞める日が来てコロナも落ち着いていたら、この本の足跡を辿る旅もいいなと思っている。
暫く、本記事をupしてなかった。
図書館から借りて4月に読んだ本たち。
朝比奈あすか著「ななみの海」
藤岡陽子著「空にピース」
小手鞠るい著「女性失格」 近藤史恵著「おはようおかえり」
今はなかなか本が読めない。
最近図書館から借りて読んだ新刊
奥田亜希子著 「求めよ、さらば」
羽田圭介著 「滅私」
額賀澪著 「世界の美しさを思い知れ」
この図書館は、見開きに帯?を貼り付けてくれているので、中身が分かり易くて良い。
今回図書館から借りた本たち。
Max10冊。
でも、読む小説は1冊、あとは料理本と写真集。
図書館て、つくづく宝箱だなと思う。
いろんなジャンルの本が、山ほどあって。
じっくり読むもよし、サラッとめくるだけでも良し!
「借りて」知り、出会える世界が大きく広がる。
まさに宝箱。利用しない手は無いと思った。