風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

心遣い

2013年03月21日 | 呟き、思い、独り言
お昼になると、「病院に行かなくちゃ」という気持ちがまだ湧いて苦笑する。
病院に行けば、義母がまだあの病室に寝ている気がしてならないのだ。

入院して3ヶ月、その前の自宅にいる時から、昼休みにはよく出かけさせてもらった。
「早めに出かけていいよ。」と、上司はいつも快く送り出してくれた。
それが、どれほど有難かったか分からない。

葬儀には、お使いを出さなかった方々も新聞を見たり聞き伝えで知り参列してくださった。
思いがけない方から香典や供え物を頂いたりもしている。
なかなか出来ることではないと思う。

この悲しみの時、頂いた心遣いの一つひとつを胸に刻んでおこう。
いつか自分も、そういうことができる人になる為に。
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