今日は久々にカレーが食べたくなった。
カレーと漬物の簡単弁当。
18きっぷで会いに行く『日本製』第21弾は、滋賀県高島市。
110年以上にもわたり和ろうそくを作り続けている「大與(だいよ)」さんを訪ねた。
琵琶湖の西を走るJR湖西線、近江今津駅から徒歩5分、老舗ろうそく店さんはあった。
主に四国や九州で生育するウルシ科落葉小高木の”櫨”100㌫が原料の和ろうそく。
下のザルの中にあるのが櫨(はぜ)の実で、この実からろうを搾り取るという。
櫨のろうそくは匂いも無くススが出にくく、燃焼の際に垂れるろうが少ないのが特徴。
私達が普段使っているろうそくは、石油由来のパラフィンを原料とする洋ロウソクとのこと。
ロウソクは火の熱で溶けたろうを芯が吸い上げて燃焼するが、洋ロウソクは浸透力が高く木綿の糸
でも吸い上げられるが、浸透力の低い植物由来の和ろうそくは、太い芯でないと吸い上げられない。
しかしその分空気をよく含み、和ろうそく特有のしっかりとした少々の風では消えない炎になるという。
4代目大西社長さんの代からは、米ぬかのろうそくにも力を入れる様になったという。
米ぬかのろうは燃焼の質もよく勿論純植物性で、希少性が高く高価な櫨のろうに比べて
入手しやすく比較的安価に抑えられるため、和ろうそくの入門編にはうってつけという。
その名も「お米のろうそく」は、2011年グッドデザイン賞及び中小企業庁長官賞を受賞。
また和ろうそくの基本色は白と赤だが、4代目からはカラフルなものも作るようになったと。
私も一日の始まりには必ずろうそくを灯しお線香をあげる日々、亡き人へ手を合わせ祈る時、
こんな自然の恵みを生かしたろうそくを灯し手を合わせ祈ることが出来たらと、自宅用に購入。
私が購入した豆サイズのほかにも、現代風に素敵なパッケージや色やサイズの商品が並んでいた。
18きっぷで会いに行く『日本製』第20弾は、山梨県都留市。
富士山の湧水で完全無農薬でわさびを育てている「菊地わさび園」さんを訪ねた。
JR中央本線大月駅から市電富士急行線に乗り換え、東桂駅から徒歩14分、
住宅地を過ぎ、未舗装の道を下って行くと菊地わさび園さんはあった。
この土地で、100年前からわさび園を営む3代目菊地さんが案内して下さった。
富士の湧水でわさびを育てているところは他にもあるが、完全無農薬はここだけとのこと。
無農薬に切り替えたのは26年位前、初めは青虫が大量発生して難儀したとのこと。
そのうち生態系が変化して、益虫が害虫からわさびを守ってくれるようになったという。
この場所から少し山に登れば、水の湧き出るところに種が舞って野生のわさびが育っていて、
何もしないのに青々と元気に育っていることが、自然農法に切り替える手本になったという。
およそ10キロの所に富士山があって、噴火から10~15年かけて此処に水が湧きだしたという。
暑さには弱いので日よけの寒冷紗をかけているが、水温は一年を通して常に12℃に保たれる為、
多年生草木のわさびは一年中の栽培が可能で、真冬でも水は凍らず雪は降ってもすぐ融けるという。
わさび棚は勿論、道路脇の斜面からも富士山からの湧水が流れ出ていて、水の豊かさが分かる。
そのわさびを使って無添加で作られたわさび漬け、これは美味しい!やみつきになる!
また山梨なので、ほうとう御膳も頂いて来た、これまた美味しかった。また行きたい。
ソーイング・ビー7が先週から始まった。
テレビの予約を前回からそのままにしていたから、
突然録画が始まったときはびっくりした。
新聞のテレビ番組欄は見ないから知らなかったのだ。
今回も男性が3人入っていて、凄いなぁと思う。
主に録画で観ることになるけれど。毎週観るのが楽しみになった。
昨日から冷たい雨降りで、急に寒くなった。
それで昨夜は、湯たんぽデビューをした。
いや、湯たんぽが欲しいほど寒かった訳じゃなく、
可愛い湯たんぽカバーを買ったので、つい使いたくなっただけ。
去年買った湯たんぽがすっぽり入って、可愛いのなんのって!!
みけねこだね。。こりゃ、今年の冬は楽しくなるよ~~。
今日は簡単に野菜あんかけ丼にした。
味噌汁とミョウガの漬物とみかん。
お店には美味しいものが沢山あるから、
何もない時はお昼ご飯も買えばよいと思うのだけれど、
つい、何かしら簡単に作って持参してしまう貧乏性。
今、仕事が超絶忙しい。
でも働くの楽しいから、しっかり食べて頑張るんだ。
18きっぷで会いに行く『日本製』第19弾は、富山県。
私のずっと憧れでもあった日本最大級のダム、黒部ダムに行ってきた。
JR長野駅からバスで1時間45分扇沢駅到着、そこから電気バスで16分、黒部ダムへ。
その日は朝から雨で、長野駅東口25番乗り場には雨にもめげず大勢の人が並んでいた。
全てネットでの予約が必要だったが、一台では足りず急遽もう一台追加での出発となった。
扇沢駅に着いても雨は止まず、雨の中の観光を覚悟する。
黒部ダムは、長野県側と富山県側から行くことが出来る。
富山県側からは、鉄道、ケーブルカー、高原バス、トロリーバス、
ロープウェイ、更にケーブルカーと乗り継がないとたどり着けない。
その点長野側ルートは、自力で扇沢駅まで車で行くこともできるし便利である。
1955年当時、関西では工場で週2回、一般家庭でも週3回は停電していて、
関西に電力を安定供給するという強い使命からダム建設は決断されたという。
ダムの資材輸送路として作られた関電トンネルは、今はダム見学の電気バスの通り道。
トンネルを掘り進めて間もなく、大量の地下水を溜め込んだ軟弱な地層「破砕帯」とぶつかり
大量の土砂と約4℃の冷たい地下水が噴き出し、僅か80m掘り進めるのに7か月もかかり
困難を極めたという。破砕帯がなければ10日で掘り進められる距離であったという。
破砕帯の場所は、トンネル内でブルーライトに照らされ分かるようになっているが、
一瞬であり自分のカメラでは上手く撮れなかったので、絵葉書を載せておく。
1956年6月のくろよん建設開始から7年、513億円の費用、延べ1000万人の人手
171名の尊い犠牲を払い1963年に黒部ダムと黒部川第4発電所が完成し電力供給開始。
電気バスを降りると、ルートは二通り。右は220段の階段、左はスロープで5分。
勿論私は右側へ。途中、破砕帯の湧水を飲みながら、階段を駆け上がる。
いよいよ地上へ!!
驚いたことに、あれほど降っていた雨が止んでいるではないか!!
もう、見るものすべてが絶景!感動!
コンクリート運搬用バゲットと滑車、直径100ミリのケーブル。
ダムの両側から張り渡されたケーブルにバケットを吊り下げて
延べ17万8千回もコンクリートを運んだという。
ダム見学は奇跡のように雨が止んで、急な階段も心配なく降り観終えることが出来た。
いよいよレストハウスでお昼ご飯。
勿論、クリーンカレーとロースカツセット。
ご飯を食べているうちに、また雨が降りだした。扇沢駅はまた雨の中。
扇沢駅でバス待ちをしている間に、名物駅員さんが何気に宣伝していた駅弁を買ってみた。
ダムの観光放水は、6月下旬から10月中旬までとのこと、いつか紅葉の頃に再訪したい。
ダムレストハウスでソフトクリーム食べてくるの忘れたし、くろにょんにも会いたいし。
18きっぷで会いに行く『日本製』第18弾は、新潟県。
今回訪ねたのは、アウトドアメーカー「snow peak」と同社が運営するキャンプ場。
JR弥彦線 燕三条駅から出る「燕三条・下田アウトドアライナー」に乗り45分。
小高い丘の上に広がるキャンプ場、木とコンクリートの斬新な社屋が待っていた。
世界有数の金属加工産業の地として有名な燕三条市であるが、
snow peakの製品は燕三条の技術力がなければ作れなかったものも多いという。
全面ガラス張りのストア、管理棟には、その製品も所狭しと並ぶ。
道具も今やお洒落で高機能。200年は変わらないものを作るのが夢という。
またここは、キャンプ用品を持たずとも、身一つで訪れても過ごせるスパや
コテージ等もあり、用品の貸出、管理整備等も充実しているキャンプ場である。
昔、子供が小さかった頃、友達家族とよくキャンプに出かけたことを思い出した。
山登り、アウトドアしかり、スノーピークの担当者曰く「自然の中で生活していると、
精神的に強く、自分をコントロールする力や判断力も付くようになる」という。
今回私は短時間の見学だけだったが、いつかバンガローでも借りて過ごすのも有りかも。
このsnow peakを訪れる前に、『裏・日本製』で紹介された燕三条市の物産館を訪ねた。
金属加工製品が所狭しと並んでいて、見ていても飽きない。
手ごろなものから高価なものまで揃っていて、私も記念になるものを探した。