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シュトッツガルトの中央駅の屋根の上には、誇らしげにシルバーのthree pointed starが回転している。 投宿したSteisburger Zeppelinホテルは、中央駅の真前という好立地。 前の会社で一緒に働いたことがあり、今はドイツ人と結婚してこの地に居を構えている I 嬢と旦那のF君とホテル近くのイタリアンで食事をした。 翌日は、仕事を昼過ぎに終え、午後は、昨年オープンしたMBミュージアムも8ユーロの入場料を払って入った。19世紀末の自動車の誕生から、その発展の歴史を、その当時の時代状況を交えて映像、実車展示など豊富な資料で、2-3時間はゆっくり潰せる。
3日は、ICEに乗ってシュトッツガルトからフランクフルトまで移動。 1時間少々の快適な旅である。 ICEは、文字通りInterCityExpressの略で、ドイツ国内では、DB(Deutche Bahn)が運行している。 ヨーロッパ独特の駅のレイアウトで、構内に何本もの線路が引き込まれ、シュトッツガルフの駅にも10本近いプラットフォームがある。 一等車と二等車があり、停車時間は3分から10分くらいのときもある。 シュトッツからフランクフルトまでは一時間強l。 途中マンハイムに停車するのみである。 今回乗った一等の車内は新幹線より余程広く快適だ。 車両前後の乗り込み部と客室の仕切りもガラスで、開放感がある。 速度表示は、250キロ前後で相当のスピードだが振動は少ない。
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フランクフルト空港で日本からのお客と合流。 ハノーバーまでは40分と短いフライトで、そこからは出迎えのシャトル(マルチバン)で、一時間弱アウトバーンを走ってWOBに到着する。 今日は、昼間は工場の敷地を従業員に解放してのオープンデーだ。 夜は、最近完成した地元サッカーチームWolfburgerの本拠地であるアリーナで、G車2500万台記念イベントが実施された。 著名なMCやミュージシャンが次々と登場したらしいが、日本人の我々には馴染みがない。 さすがに20時間にも及ぶ旅の果てであり、コンサートもそこそこに夜10時には市の西部の住宅街に位置するホテル(Ludwig im Park )に投宿する。 やや大げさな名前の付いたホテルだが、4つ星がついており室内の設備は悪くはない。 私も旅の3日目にしてようやく熟睡した。
翌朝は午前5時過ぎに目が覚める。 外は薄曇りだが、半そでのポロシャツに着替え、周辺を軽くジョギングした。 この周辺は、大体VWの工場に勤めるブルーカラーの住宅地であると想像するが、どの家もタイル調の外壁やきれいな生垣、薔薇の植生など、手入れの行き届いたものだ。 日本で言えば、間違いなく高級住宅地となるレベルの環境である。 そうした瀟洒な住宅のカースペースに佇むのは、ゴルフ、ゴルフプラス、トゥーラン、ポロなどが多い。 まれに、グリルに四つ輪のついたアウディなどが混じるが、95%以上はVWだ。 こうした中流の家庭の住宅に、ゴルフはこれ以上ないというほどマッチしている。 コンパクトながらボリューム感があり、柔らかな曲線ながら存在感のあるスタイリング。 出しゃばらないシルバーや濃いブルーに混じり、赤いクルマも結構ある。 初代から現5世代目までの進化の過程で、より広く快適に、より立派に成長してきたゴルフの歴史は、まさにより快適な家を持ち、幸せな家庭と人生を享受することが可能となっていった、ドイツの中流の戦後の経済的な発展の歴史をそのまま映しているのだと得心した。
朝7時を過ぎた時分、仕事場に向かう車のハンドルを握っているのは、インテリのホワイトカラーではなく、多分工場で生産携わっている労働者だと見て取れる。 こうした風景は、昔アメリカミシガン州、自動車の町デトロイトの南のダウンリバーで見た光景とよく似ている。 アメリカは製造業の衰退が著しいが、このWOBの町の光景は、かつて幸せだったアメリカの中流の姿であろうし、日本とドイツはほぼ同じ軌跡をおなじような時期に辿ったはずのものであろう。
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3日は、ICEに乗ってシュトッツガルトからフランクフルトまで移動。 1時間少々の快適な旅である。 ICEは、文字通りInterCityExpressの略で、ドイツ国内では、DB(Deutche Bahn)が運行している。 ヨーロッパ独特の駅のレイアウトで、構内に何本もの線路が引き込まれ、シュトッツガルフの駅にも10本近いプラットフォームがある。 一等車と二等車があり、停車時間は3分から10分くらいのときもある。 シュトッツからフランクフルトまでは一時間強l。 途中マンハイムに停車するのみである。 今回乗った一等の車内は新幹線より余程広く快適だ。 車両前後の乗り込み部と客室の仕切りもガラスで、開放感がある。 速度表示は、250キロ前後で相当のスピードだが振動は少ない。
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フランクフルト空港で日本からのお客と合流。 ハノーバーまでは40分と短いフライトで、そこからは出迎えのシャトル(マルチバン)で、一時間弱アウトバーンを走ってWOBに到着する。 今日は、昼間は工場の敷地を従業員に解放してのオープンデーだ。 夜は、最近完成した地元サッカーチームWolfburgerの本拠地であるアリーナで、G車2500万台記念イベントが実施された。 著名なMCやミュージシャンが次々と登場したらしいが、日本人の我々には馴染みがない。 さすがに20時間にも及ぶ旅の果てであり、コンサートもそこそこに夜10時には市の西部の住宅街に位置するホテル(Ludwig im Park )に投宿する。 やや大げさな名前の付いたホテルだが、4つ星がついており室内の設備は悪くはない。 私も旅の3日目にしてようやく熟睡した。
翌朝は午前5時過ぎに目が覚める。 外は薄曇りだが、半そでのポロシャツに着替え、周辺を軽くジョギングした。 この周辺は、大体VWの工場に勤めるブルーカラーの住宅地であると想像するが、どの家もタイル調の外壁やきれいな生垣、薔薇の植生など、手入れの行き届いたものだ。 日本で言えば、間違いなく高級住宅地となるレベルの環境である。 そうした瀟洒な住宅のカースペースに佇むのは、ゴルフ、ゴルフプラス、トゥーラン、ポロなどが多い。 まれに、グリルに四つ輪のついたアウディなどが混じるが、95%以上はVWだ。 こうした中流の家庭の住宅に、ゴルフはこれ以上ないというほどマッチしている。 コンパクトながらボリューム感があり、柔らかな曲線ながら存在感のあるスタイリング。 出しゃばらないシルバーや濃いブルーに混じり、赤いクルマも結構ある。 初代から現5世代目までの進化の過程で、より広く快適に、より立派に成長してきたゴルフの歴史は、まさにより快適な家を持ち、幸せな家庭と人生を享受することが可能となっていった、ドイツの中流の戦後の経済的な発展の歴史をそのまま映しているのだと得心した。
朝7時を過ぎた時分、仕事場に向かう車のハンドルを握っているのは、インテリのホワイトカラーではなく、多分工場で生産携わっている労働者だと見て取れる。 こうした風景は、昔アメリカミシガン州、自動車の町デトロイトの南のダウンリバーで見た光景とよく似ている。 アメリカは製造業の衰退が著しいが、このWOBの町の光景は、かつて幸せだったアメリカの中流の姿であろうし、日本とドイツはほぼ同じ軌跡をおなじような時期に辿ったはずのものであろう。
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