アメリカの大統領選挙が2日後に迫った。 オバマ、ロムニー間の3回の公開討論もYouTubeで見たが、現職大統領が有利という感想を持った。 ゆるやかではあるが、経済は回復基調にあって失業率は下がっているし、「過去4年間は最悪だった」と批判するロムニーが、どんなマジックで経済をドラマチックに好転させられるのかは見えてこない。3回目の公開討論のテーマだった外交においても、軍事費削減は間違っていると批判するロムニー候補からは、今の多極化した世界におけるアメリカの役回りを模索し、イラクから撤退、アフガにスタンからも2014年に撤兵を決めたオバマ以上の処方箋があるとは思えない。( . . . 本文を読む
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