とうとうといおうか、予告通りといおうか、GMが1日午前、NYの裁判所に連邦破産法Chapter 11適用の申請をした。 昼前のホワイトハウスでのオバマ大統領の短い会見を受けて、New YorkではGMのフリッツ・ヘンダーソン(FH)会長が、記者会見を行った。 GMのメディアサイトで、その一時間に渡る会見の模様は動画で始終見れる。 日本の新聞は、どれも同じようなことしか書いていないから、日経の他は、NYタイムスとWSジャーナルをチェックしてから、こちらをじっくりと見た。 . . . 本文を読む
2月のアメリカの自動車販売は、前年同月に較べ41%下落、年換算では900万台まで落ち込んだ。 GMは前年比マイナス53%、フォードも49%の落ち込みで、日本車も軒並み35~40%の減少となり、これで15ヶ月連続前年同月を下回った。 年販900万台とは、1981年12月以来の低水準で、当時は第二次石油ショックをきっかけに3年間続いた深刻な自動車不況の渦中であった。 現在も、シティグループやAIGなどのアメリカの最大手金融機関が政府の必死の救済策で辛うじて生き延びている状況であり、ダウ平均も6000ドル台まで下落。2月の失業率は8.5%まで上昇し、不況は現在進行形で深刻の度合いを増している。このままでは、GM、クライスラーが膝を屈するのは時間の問題とも思われる.
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