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「改革はどこへ行った?-民主党政権にチャンスはあるか」竹中平蔵著

2009-12-27 | 読書(政治、経済、社会, 科学)
2010年度予算は、すったもんだの末、なんとか滑り込みで年内に政府案がまとまった。税収が、年初予想の46兆円から37兆円に10兆円近く落ち込み、民主党マニフェスト政策の実現は、子供手当てなどの一部に極力絞って、国債の発行をなんとか44兆円に抑えた苦しい予算策定だった。 一般会計の規模としては、88兆円から92兆円へと膨らんだことを、ばら撒きと取る向きもあるが、財政規律を守るべく、暫定税率の廃止や高速道路の無料化、後期高齢者医療制度の撤回などを見送るギリギリの選択だったと評価するのが妥当ではないだろうか。 . . . 本文を読む
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普天間移転問題の決着は、先送り?

2009-12-13 | 政治、経済
先週末、小沢幹事長が600人を随行して訪中している間に、鳩山総理は、亀井、福島両連立党首と会食し、普天間基地の辺野古への移転問題の年内決着を先送りし、連立の維持を約束したと報道された。 先月のオバマ大統領との首脳会談で、鳩山首相が”Trust me”と言ったという真意はどこにあったのかは不明だが、米国側は、2005年の日米合意に基づいて辺野古に新しいV字滑走路の建設着手をついに実行するものと解釈した。 しかし、その直後から、県外や国外への移転を主要閣僚が口にし、年内決着に拘らないと首相も発言した迷走ぶりに、ついに米国側が怒りを爆発させ、日米間が一気に緊張が走った。 . . . 本文を読む
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