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yasuの「今日もブログー」

日々に感じ、考えたことを記していきます。読書、メディア、時事などイロイロです。

ジミー・カーター氏逝去。理想と平和を求め続けた最長命の米国大統領

2024-12-30 | 脱原発
ジミー・カーターアメリカ第39代大統領が亡くなった。ちょうど100歳。歴代アメリカ大統領としては最長命を全うし、現役大統領としてよりも、退任後に「カーターセンター」の活動などを通して世界平和や人権擁護の活動で2002年にアメリカ人大統領としては3人目となるノーベル平和賞を受賞した。元米国大統領として初めて広島の平和記念公園を1984年に訪れてもいる。その軌跡を辿ると、その類まれな正直さと最善と理想を求める続ける熱意が、退任後の歴史的な活動に繋がったと分かってくる。 . . . 本文を読む

福島原発災害エリアを5年ぶりに再訪

2018-05-06 | 脱原発
2013年にイワキから富岡町まで北上して以来、5年ぶりに浜通り、それも原発災害中枢部へ足を運んだ。二本松市から国道459号で東へ浪江町まで向かう。このルートは、原発災害前も良く使われていたようで、二本松市内から浪江の道路標識が数か所みられる。また、浪江町の現在の役場は二本松市に移転していることからも、この2つの町が阿武隈山地を挟んで、かなり往来が多かったことが伺われる。 . . . 本文を読む

「死の淵を見た男」 、そして広岡町から富岡町に到る風景

2013-08-01 | 脱原発
昨年12月に出版された本書を改めて手に取った理由は言うまでもなく、吉田所長の死である。 死の淵を見ただけでなく、本当に帰らぬ人となった吉田氏と、その指揮の下で災害を食い止めるべく命を賭して作業にあった人たちの壮絶なドキュメントがここにあった。 . . . 本文を読む

吉田昌邦元所長の死

2013-07-16 | 脱原発
先週、吉田元所長の訃報を聞いて、やはりそうか、燃え尽きられたか、という思いがよぎった。 昨年の夏に脳卒中を患った頃に撮られた写真は、痩せてしまっていて、前年11月に所長を退任し、短いテレビインタビューに応じた際の生気は全く感じられなかった。 食道がん? 脳卒中? もしかしたら放射線被爆が原因? と周りは色々思いを巡らせても、本当のことは誰もわからない。 . . . 本文を読む

エネルギーの選択肢のパブリックコメント投稿文

2012-08-12 | 脱原発
ゼロシナリオを支持する。福島原発事故以降、原発の安全性に大きな疑問を持つに至り、早期に脱原発を実施すべきである。今後新規の原発の建設は不可能であり、2030年には一部を除いてほぼすべての原発が40年の耐用年数を超え、実質廃炉になるはずであり、ゼロシナリオ以外には考えられない。 . . . 本文を読む

反原発のうねり、そして石巻の今。

2012-07-19 | 脱原発
あっという間に6月は過ぎ、7月も18日となり梅雨明け宣言も出た。先週は、アムステルダムとドイツ本社に出張してきたが、東京に戻れば30度を越える蒸し暑さ、九州は豪雨災害と、近年の気候不順が続いている。やはり温暖化によって、大気中の水蒸気量が増えていることが、ゲリラ豪雨が近年特に多い理由なのだろうか。   . . . 本文を読む

脱原発世界会議 in 横浜。 力強い首長の結束に期待。

2012-01-21 | 脱原発
先週末、パシフィコ横浜で「脱原発世界会議」が行われた。一体、どの程度の規模なのか、誰がスピーカーなのか、あまり詳しく知らずに二日目の日曜日に足を運んだが、世界会議の名に恥じず、海外も含めた多くのプレゼンター、老若男女の参加者に会場は熱気に溢れていた。入場料も2000円からと決して安くないが、パシフィコの会議室は、2千人は入るだろう一階のメインホールから4階まで、何十もの会議室が人で埋まっていた。2日間で11,500人が参加したという。 . . . 本文を読む

反原発の市民科学者、高木仁三郎

2011-10-29 | 脱原発
今月は、原発反対運動の先駆的存在だった高木仁三郎の全集から数冊に目をとおした。 原子力資料室を1975年に創設し、市民科学者を地で行った高木は惜しくも2000年に60歳あまりで亡くなっている。しかし、その間、全集で10巻を越える著作を残し、反原発運動の先頭に立って活動し、原発の危険性と廃止を訴え続けて世界からも認められた人だ。1970年代に書かれた「プルトニウムの恐怖」や癌に侵され死期が近づいた1999年に書かれた「市民科学者として生きる」は、いずれも現在まで岩波新書で版を重ねている。 (残念ながら私は高木氏のことを3.11が起こるまでろくに知らなかった。) . . . 本文を読む

「CO2温暖化説は捏造」の衝撃度

2010-10-17 | 脱原発
CO2=地球温暖化というほぼ定着したと思われた常識に従って、エコだ、エコだと脱化石燃料に励んできたこの10年は一体なんだったのだろう。 昨年秋に、IPCCの地球温暖化データに改竄があったという報道はわずかに聞いていたが、まさか、こんな意図的な歪曲、杜撰なデータ処理があったのかと、この本(「二酸化炭素温暖化説の崩壊」広瀬隆著(集英社新書))を読んで呆然とさせられた。 . . . 本文を読む

A Braze - The story of Chernobyl (検証チェルノブイリ 刻一刻)

2007-02-26 | 脱原発
なぜ今頃チェルノブイリと思われるだろうか。しかし、地球温暖化の問題はどどのつまり燃料やエネルギーの問題に行き着く。 「日本は相変わらず原発推進をしているが、何十いや何百世代も末まで残る汚染物質に責任が取れない以上、原発は続けられない」とあるドイツ人が私に言った。日本はポスト化石燃料をどうしようとしているのか。 原発の現在はどうなっているのか、その疑問が私を原発関係の書籍に向かわせた。 . . . 本文を読む