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「小説 琉球処分」

2010-11-21 | 読書(芸術、文学、歴史)
今年6月、沖縄普天間基地移転問題で、辺野古以外の代替案を結局提示できないことが引き金となって鳩山内閣が倒れ、その後の民主党代表戦を小沢と戦って総理になった管直人がこの「小説琉球処分」を読んでいると、その頃ある週刊誌にあった。 明治維新を経て後の数年間に、版籍奉還、廃藩置県、廃刀令、四民平等と徳川260年の社会制度は根底から覆され、新しい近代社会に日本は大転換を遂げていった。そうした時代の激動はしかし、本土から1000キロ以上離れた西南海の島で、何世紀も王をいただいて独自の制度を維持していた琉球にはどこか遠くの出来事であった。 . . . 本文を読む
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