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サブプライム、グリーンスパン、資本の反革命から大前研一まで、最近の経済

2008-01-26 | 読書(政治、経済、社会, 科学)
このところ世間を揺さぶっている話題は、世界同時株安だ。アメリカのサブプライムローンの破綻懸念から、先週から今週にかけて、シティ、メリルといった大証券会社が1兆円を超える損失を出し、NYダウの下げが止まらず株価の下落は欧州やアジアの市場に波及した。正月明けから下落を続けた日経平均もついに12000円台まで下げている。 FRBの1%の緊急利下げ誘導や、ブッシュ政府の大型財政出動の発表にも、ウオール街の . . . 本文を読む
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ヒラリーカムバック、オバマを僅差で破る (ニューハンプシャー予備選)

2008-01-09 | バラクオバマと米大統領選
これでさらに面白くなった。ここ数日の世論調査では勢いに乗るオバマ候補が、ヒラリーに10ポイント近い差をつけており圧勝かという雰囲気だったが、蓋を開けてみれば39%対37%という僅差でヒラリーがトップに立った。NPR(National Public Radio)などのメディアの分析では、ヒラリーの逆転の要因は、本人のどぶ板を踏む選挙努力と、6000人ともいわれる運動員で最後まで票の掘り起こしをした結 . . . 本文を読む
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オバマ氏、アイオワで歴史的勝利

2008-01-05 | バラクオバマと米大統領選
驚きと喜び。アイオワでの民主党予備選の結果を受けてのアメリカの反応はこう集約されるかもしれない。しかも予想以上の大差での勝利(オバマ38%、エドワーズ30%、ヒラリーは29%と失速した。最近オバマ党となった筆者も思わずニュースにガッツポーズ!) 勝因は過去2倍以上の23万人がCaucus(集会)に訪れ、その中でも30歳未満の無党派層は135%増え、その多くがオバマ氏を支持したことだ(党籍がなくても . . . 本文を読む
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「マイ・ドリーム」 バラク・オバマ自伝

2008-01-03 | バラクオバマと米大統領選
「合衆国の再生」でオバマという人に俄然興味を覚え、本屋で平積みになっている彼の「自伝」への誘惑に抗しきれず年末年始の読書はこの本となった。 この「自伝」は、1995年、著者がまだ33歳か34歳で、イリノイ州の州議会議員になる前に書かれた。 執筆のきっかけは、Harvard Law Revueの初の黒人編集長となり、その生い立ちや履歴がおもしろいということで出版社から誘いがあったようだ。 当時もそれ . . . 本文を読む
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