本日から愛鳥週間(バードウィーク:5月10~16日までの期間)が始まりましたが、夏を思わせるような一日でした。
長いゴールデンウィークも本日で終わりの方が多い?と思いますが、園保護地内の深池ではゴールデンウィーク前半では、まだまだ冬鳥のカモたちがたくさんいて、干潟にはセイタカシギの飛来数が2~11羽と徐々に数を増してきましたが、連休後半(5~6日)に降っていた雨とともにカモたちは北に旅立って行ったようです。また、セイタカシギも雨によって増水している池には、干潟がなく、ほとんど姿を見せませんでした。
また、近頃は野鳥の子育て時期と重なり、「ヒナを保護したが、どうしたら良いのか」との野鳥の電話相談が多く寄せられております。当ホームページの「ヒナを拾わないで」のコーナーを見た方ならお分かりですが、ヒナはそのままにしておく、安全な場所に移動させる、巣がわかれば戻すのいずれかの方法で対処してください。人が保護することは誘拐に当たるので絶対にやめてください。
さて、本日、第2回ミニ探鳥会を開催しましたところ、12名の参加者がありました。
ダイサギは婚姻色がはっきりと確認でき、子育てに忙しく、巣を補修している姿が観察できました。また、そろそろコサギ、チュウサギの営巣状態が確認できるのですが、前回の探鳥会ではたくさん見ることができたのですが、今回はあまり姿を見かけませんでした。
平成21年5月10日に観察できた野鳥
カワウ、ダイサギ、アオサギ、カイツブリ、マガモ、カルガモ、オオタカ、キジ、キジバト、ツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カワセミ、ハシボソガラス、ハシブトガラス以上19種