子どもたちの試合を終えた後、一般の部を行いました。
今回高校生の参加が少ないとのことで、長男も一般の部に参加。
組み合わせ結果。
ワタシは緒戦TM先生と。エ〜オワッタと嘆いてはみますが、結局どの先生も強いので同じなんですけどね。
あえていえば長男が穴ではありますが、何かしらの「事故」があった場合、悔しさ倍増というリスクがありますね、ええ「事故」があった場合ですがw
そしてその長男はNり先生と。そっちもオワッタナw
高校に入ってから上段を少しかじっている長男ですが、いまだ実戦での上段はやったことありません。
この日も中段で行くと言ってまして、んじゃいつ使うんだよ!とワタシ。上段なら多少試合になるかもしれないけど、Nり先生に中段じゃ全然勝負にもならんぞ、とセクゾ先生。結局上段に腹を決めたようでした。
その長男の前の試合で、上段のI坂先生がエゲツナイ片手面を炸裂させてました。エ〜この後ボク上段やるのイヤなんだけど〜
アホ、恥かいて悔しさをバネに努力するんだよ!(キモチハワカルケド。)
この日I坂先生は、お手本のような上段からの技で強い先生方を次々と破り優勝されました。山籠もりでもしてきたんですか?というくらいホントに強かったですね〜
そして、長男。
スキだらけの打ち終わりをしっかり打っていただき、二本負け。上段にしてちょっとだけ試合時間持たせられたかな、というくらい。
試合後、長男くん上段じゃん知らなかったよ〜言っといてくれないと〜と、Nり先生。
イヤイヤ、上段だろうが中段だろうがほとんど関係なかったじゃないですか〜w
ワタシの試合。
TM先生とはホントに対戦が多くて、ずっと負け続けてきたのでどうしたら勝てるかずっと頭の片隅にある感じだったんです。だから毎試合、ここを気をつけようとか、こういう風にやってみよう、とか結構テーマがあったんですよね、負けながらも。
三年前も緒戦でTM先生と当たって、その時初めて勝つことができました。
と言ってもTM先生のコンディションが悪く、勝敗分けた場面はワタシがメン、TM先生コテ。手ごたえとしてはワタシは触った程度、TM先生のコテはかなりの衝撃がありましが、旗が上がったのはワタシのメン。
ちょっとズルいですが、その後は防御重視でしのぎ、時間切れ一本勝ちでした。
一つ目標達成できたから、という気持ちの緩みもあったかもしれないですが、ほぼ二年間試合がなく、考えることから遠ざかっていたことが大きく、この日、TM先生に立ち向かうにあたり、何のテーマも作戦も浮かんできませんでした。なんか迷子の気分です。
以前TM先生から、もう少し打つのを少なくすればもっと勝てますよ、とアドバイスいただいたことがあり、それから少し勝てるようになったことがありました。
そのことを試合直前に思い出して、試合場に立ったときに、むやみに打って行かず、ここぞと思った時に打とう、とようやくテーマがきまりました。
試合開始。
テーマ設定の甘さから防御体勢になることが多かったです。その中でも逆胴、引き小手など強烈な打突を受けヒヤリ。
最後、ココと思ったところで面。相面になりました。記憶では最短距離をまっすぐコンパクトに打てて、際どいけどワタシのメンもある、思ってましたが、旗はすべてTM先生にあがりました。
この時、時間内に一本取られて、まだ時間あると思ってましたが、審判は勝負あり、と宣言。アレ?と思いつつ蹲踞。集中しすぎて延長に入ったこときづいてなかった?それとももう一本取られてたっけ?審判もザワっとしてる感じありましたが、その間にホイッスルが鳴ったり?して、再び勝負あり、で蹲踞して終わりました^^;
最後ちょっとやや疑問が残る終わり方でしたが、ワタシにとってそこはあまり重要ではなく、なんで相面に負けたんだろう、というほうが気になっていましたので、あっさり竹刀を納めて帰ってきました。
礼をして下がったところでN田先生から、今の相面、実際のところどうだったんだ?と聞かれ、う〜ん、自分としては取れたかな、という感触もあったんですが、、、とお答えすると、そうだろう、良いメンだと思ったんだけどな〜とN田先生。
師匠とも仰ぐN田先生からそう言っていただけたことはホントに嬉しかったですね。
審判の判断が全てで負けに変わりはありませんが、まだこれからの稽古と工夫次第で同じ場面を勝ちに変えられる可能性があると考えることができました。
反省。
前回、同じTM先生相手に、手応えイマイチでも勝ちを拾うことができ、そして今回、前回よりも手応えありながら負けた、というのは面白い反省材料だな〜と思います。
今回、わざわざ防具袋にiPadねじ込んでおいたのに、すっかり忘れて撮影しなかったことは痛恨の失敗ですね。
なので妄想で反省するしかないのですが、思い当たるのは防御に傾いた試合展開ですかね。
どうやって相面になったか、攻めがあったかどうか、は記憶にないのですが、少なくとも先を取って打てた、と感じました。なので少なくとも攻めの気持ちがあった、と思います。
ただそれまでの流れの中で攻める意識が弱く防御の体勢をとることが多かった気がします。
その間、際どい逆胴や引き小手もあり、TM先生優勢、実力差が際立ち審判に印象づけられたと思います。
一方前回は、と考えると、TM先生のコンディションが悪く、事前にそれを知っていたワタシは勢いづき(サイテーだなワタシw)、勝ったことがなかったので負けてもともとと、思い切って攻めに出ることができた気がします。
もともとの実力差、試合展開の優勢、劣勢、攻めの姿勢の有無なんかは、審判の判断に影響すると思います。だって人間だもの。自分が審判をやってみて思うところでもあります。そもそも攻めて打つが剣道の基本的な教えとしてありますから、直前だけ自分が攻めた、と思っていても審判が気づいてくれなければ意味はないし、やはり試合の流れの中で良く攻めているな、と審判に感じてもらわないと直前の攻めだけ気づいてもらうことは難しいし、攻めの「気持ち」なんか伝わるわけないと思いました。
あ〜でもここまでの反省はすでにしていたんだった〜TM先生に打ちすぎない、と教えてもらって、そこから試合で手ごたえはあったけど旗が上がらない、という経験から実力が上の人に対しては、思い切った攻めがないと活路がないと気づき、そこまで反省して勝ちが段々増えていること実感してたんだった〜
退化ですねorz
以上、親子そろって緒戦敗退をこんなに長々と書けるワタシ、キモいですね。でもそんなワタシをワタシは嫌いじゃないですよw
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