万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0837 春の野に0766

2013年01月06日 | 万葉短歌

2013-0106-man0837
万葉短歌0837 春の野に0766

春の野に 鳴くやうぐひす なつけむと
我が家の園に 梅が花咲く  志氏大道

0766     万葉短歌0837 ShuC102 2013-0106-man0837

はるののに なくやうぐひす なつけむと
  わがへのそのに うめがななさく
志氏大道(しじの おほみち)=原文では、「算師志氏大道」。読下しでは、「算師(さんし) 志氏大道」。「算師 大宰府の物数勘計官(ぶっすうかんけいくゎん)。正八位上相当官。」「志紀連大道(しきのむらじ おほみち)か。『家伝』下の歴笇(れきさん)の条に名を伝える。」
【編者注】「梅花歌卅二 并序」の第二十三首。
【訓注】[真名仮名全対応]春の野(はるのの=波流能務)。うぐひす(汙隅比須)。我が家(わがへ=和我弊)。園(その=曽能)。梅が花(うめがはな=汙米何波奈)。