万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0843 梅の花0772

2013年01月12日 | 万葉短歌

2013-0112-man0843
万葉短歌0843 梅の花0772

梅の花 折りかざしつつ 諸人の
遊ぶを見れば 都しぞ思ふ  土師氏御道

0772     万葉短歌0843 ShuC107 2013-0112-man0843

うめのはな をりかざしつつ もろひとの
  あそぶをみれば みやこしぞもふ
土師氏御道(はにしうぢの みみち)=「土師宿祢御道。…。以下二首、官位のない人の作。旅人との関係は不明。旅人の傍にあって文筆書記にあたったものか。」
【編者注】「梅花歌卅二 并序」の第二十九首。
【訓注】[真名仮名全対応]梅の花(うめのはな=烏梅能波奈)。折りかざし(をりかざし=乎理加射之)。諸人(もろひと=毛呂比登)。遊ぶを見れば(あそぶをみれば=阿蘇夫乎美礼婆)。都(みやこ=弥夜古)。思ふ(もふ=毛布)。