2013-0116-man0847
万葉短歌0847 我が盛り0776
我が盛り いたくくたちぬ 雲に飛ぶ
薬食むとも またをちめやも 大伴旅人
0776 万葉短歌0847 ShuC117 2013-0116-man0847
□わがさかり いたくくたちぬ くもにとぶ
くすりはむとも またをちめやも
○大伴旅人(おほともの たびと)=作者名はないが、以下の理由から旅人と推定。第316歌参照。
【編者注】題詞(読下し)は、「員外、故郷を思ふ歌両首」。その第一首。「誰の作か署名はないけれども、こうして、今の二首および続く四首は、梅花の宴の主人公大伴旅人の作と認められる。」
【訓注】[真名仮名全対応]我が盛り(わがさかり=和我佐可理)。雲(くも=久毛)。飛ぶ(とぶ=得夫)。薬(くすり=久須利)。食む(はむ=波武)。