万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0844 妹が家に0773

2013年01月13日 | 万葉短歌

2013-0113-man0844
万葉短歌0844 妹が家に0773

妹が家に 雪かも降ると 見るまでに
ここだもまがふ 梅の花かも  小野氏国堅

0773     万葉短歌0844 ShuC107 2013-0113-man0844

いもがへに ゆきかもふると みるまでに
  ここだもまがふ うめのはなかも
小野氏国堅(をのうぢの くにかた)=「天平十年[(738)]七月頃無位写経生、同十二年頃大初位上写経生であった人(…)。天平十六年っ頃には近江少掾(従七位上相当)であった(…)。」
【編者注】「梅花歌卅二 并序」の第三十首。
【訓注】[真名仮名全対応]妹(いも=伊母)。家(へ=陛)。雪(ゆき=由岐)。降る(ふる=不流)。見る(みる=弥流)。梅の花(うめのはな=烏梅能波奈)。