万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3733 我妹子が3470

2020年09月30日 | 万葉短歌

2020-0930-man3733
万葉短歌3733 我妹子が3470

我妹子が 形見の衣 なかりせば
何物もてか 命継がまし  中臣宅守

3470     万葉短歌3733 ShuH273 2020-0930-man3733

□わぎもこが かたみのころも なかりせば
  なにものもてか いのちつがまし
〇中臣宅守(なかとみの やかもり)=第3723番歌注参照。
【編者注】中臣宅守・・・六十三首(3723~3785)の第11首、贈答歌群48首(3731~3778)の第3首。男。
【訓注】我妹子が(わぎもこが=和伎毛故我)。形見(かたみ=可多美)。命(いのち=伊能知)。