日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

夏山登山シーズン到来ですが・・・

2023年07月25日 07時30分00秒 | Weblog
今朝の信州は気温が22度久しぶりに朝からお天道様の
お出ましwalkingに、汗を洗い流してきたところです。
信州は山岳登山県として有名ですが、一昨日も遭難が
発生しています。長野県警によりますと、23日午前7時
半ころ長野県松本市の北アルプス・奥穂高岳と前穂高
岳を結ぶ標高およそ三千メートルの「吊尾根」から女
性が滑落したと同行者が消防に通報があり、県の消防
防災ヘリコプターが午前9時半過ぎに女性を救助し松本
市内の病院に搬送しましたが死亡が確認されました。
話は変わって、警察庁のまとめによりますと昨年一年
間の山岳遭難の発生件数は、前年比380件増の3015件
で、統計が残る1961年以降で過去最多となったと報告
されています。新型コロナによる、行動制限が緩和され
アウトドアなどの外出が増えたことが遭難増加の背景
にあり、観光地として知られ比較低山の高尾山(東京
都八王子)でも昨年は108人の遭難が発生しています。
今、人気の富士山などは国内外の大勢の登山客で賑わ
い、ご来光が拝める時間帯の山頂部分は歩いて移動す
るのも困難なほど人で溢れていたようです。中には半袖
や短パンの軽装だったり、宿泊せずに一気に登る「弾丸
登山」だったり、登山道から外れて行動する人がいたり
と、危険な登山客が多くみられ、登山途中で意識を失
い救急搬送された人もいたそうです。
山で遭難して救助され助かった人について、助かった
要因はケース・バイ・ケースで様々だそうですが、助
かる可能性を低下させる要因ははっきりしていると言
割れています。
それは「登山届けを出さず、家族・知人などにも行き先
行程を伝えていない」「計画に無理がある」「装備が不
十分」などであり、道迷いの際に「闇雲に進んでしまう」
ことなどと言われています。これから本格的な夏の行楽
シーズンを迎えます。山遊びにしても海遊びにしても、
川遊びにしても、自然を甘く見ずに十分に気をつけて
安全に楽しい思い出作りにしてほしいと願ってます。

信州の朝に咲く花たち










コメント (6)
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