日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

脱税事件が増加している・・

2023年07月05日 08時00分37秒 | Weblog
今朝の信州気温は17度少し涼しく曇り空で南からの風
が強く、帽子を押さえながらのwalkingでした。
先月終わりに国税庁が昨年度の査察調査事案を発表した
《22年度査察、告発率74.1%は2006年度以来の高水準》
その昔、マルサの〇〇という題目のテレビや映画があり
一世を風靡しましたがその国税の査察は、脱税でも特
に大口・悪質なものが強制調査され検察当局に告発さ
れて刑事罰の対象となります。国税庁が公表した2022年
度査察白書によりますと、昨年査察で摘発した脱税事
件は前年度より30件多い139件で4年ぶりに増加しそ
の脱税総額は前年度を約25%上回る約128億円でした。
この三年間はコロナの影響で濃厚調査が控えられてい
たと思われ査察が着手した件数は145件と、前年度を
29件上回りました。
脱税処理について最終的に判断し、うち74.1%に当たる
103件(前年は75件)を検察庁に告発。とのことでした
近年は、査察における大型事案は減少傾向にあり、昨年
度の脱税総額127億6000万円は、ピークだった1988年度
(約714億円)の約18%にまで減少しています。
告発分を税目別にみると「法人税」が前年度から4件増
の47件で全体の約46%、脱税の金額でも約42.8億円で
約43%をそれぞれ占めました「所得税」は10件増の19
件(脱税総額約24.2億円)「消費税」は同13件増の34
件(同約30.1億円)「源泉所得税」は同1件減の1件
(同約0.2億円)「相続税」は同2件増の2件(同約2.9
億円)。告発件数の多かった業種は「建設業」が22件
で2年連続のトップ、次いで「不動産業」が13件「小売
業」が12件で続きました。なお、2022年度の査察では
消費税事案のほか、ウェブサイト上で競艇の予想情報を
販売する個人事業者などの無申告事案や外国法人を利用
して不正を行っていた大規模な国際事案なども含まれて
今どきの時流に即した社会的波及効果が高いと見込ま
れる事案に対しても積極的に取り組んでいる。と発表し
てます。脱税は国から泥棒していることなのに、昔から
軽い気持ちでの脱税も時代を反映してきます。脱税事件
の増加は・・まさに世に盗人の 種は尽くまじ・ですね












コメント (6)
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