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日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

信州リンゴも・・美味しくなってきました

2023年09月13日 08時54分30秒 | Weblog
今朝の信州は、気温は19度で昨年(18度)とほぼ同じ気
温でしたが西からの微風が心地よく、気持ちのいい朝
でした。今年の信州はこの夏の猛暑の影響なのか水稲
も桃や梨、葡萄そして林檎の収穫がいつもの年よりも
早まっていると思います。きのうは友人が初物リンゴ
と言って10個くらい持ってきてくれました。早速一個
痛快丸かじりで戴きましたが、いつものリンゴの香り
その味に大満足でした。
信州リンゴについて、長野県の資料をお借りして一言
  • 明治7年から栽培が始まった本県で最も栽培面積
    生産量の多いくだものです。
  • 全国の約2割を占める15万トンが生産され、全国2位
    の産地となっています。
  • 「ふじ」を中心に、最近では10月から収穫される
    信州生まれのりんご(「秋映」「シナノスイート」
    「シナノゴールド」)が多くの方から好評を頂く。
栽培の歴史
  • 明治7年に国の勧業寮(責任者は飯田市出身の田中
    芳男先生)から苗木が配布され、本県のりんご栽培
    が始まり、明治30年頃から大正末期にかけて県内各
    地に伝わりました。
  • 昭和の初めの世界経済恐慌により、それまで一大産
    業であった養蚕が不振に陥り、転換作物としてりん
    ご栽培が奨励され一大産地が築かれました。
  • 昭和20年代に主流であった「国光」、「紅玉」は、
    昭和40年代頃から「ふじ」「つがる」へと改植が
    進みました。
特徴
  • 日照時間が長く、昼夜の気温差が大きい気象条件を
    活かし、甘くて、色付きの良い高品質なりんごが生
    産されています。
  • 全国のりんご産地の中では南に位置し、青森県など
    東北各県より早く収穫ができます。
  • 本県では多くの優良品種が育成され、特に10月から
    収穫されるりんごの栽培が増えています。
    近年の本県育成の新品種
    シナノピッコロ、シナノプッチ:食べきりサイズ(大
    きさが普通のりんごの半分程度)
    シナノドルチェ:9月中旬に収穫
    シナノリップ:8月中旬から収穫可能
  • 「シナノゴールド」はヨーロッパをはじめ海外から
    栽培希望があり、現在、イタリアで商業栽培が始ま
    っています。
食べ方など
  • りんごのお尻の青みがかった色が薄れてきたらよく
    熟している証拠です。
    品種ごとの収穫時期を覚えて、熟した旬のりんごを
    食べてください。
    主な品種と収穫時期
    つがる:8月下旬頃から
    秋映:10月上旬頃から
    シナノスイート:10月中旬頃から
    シナノゴールド:10月下旬頃から
    ふじ:11月上旬頃から
  • 紅玉など酸味のある品種はアップルパイやジュース
    に使用するなど、品種の特性を知ると料理の幅が広
    がります。
一口メモ
  • 県内全域で栽培され、特に、長野市から須坂市、
    山ノ内町までの北信地域や松本市、安曇野市など
    の中信地域で生産が盛んです。
  • 少ない労力で栽培管理をするため、全国に先駆け、
    小さな木で実をつける「新わい化栽培」を推進し
    ています。
  • 島崎藤村の「若菜集」の詩”初恋”の林檎は現在の
    りんごではなく和りんごだったとも言われています。
そんな林檎が、今私のwalkingの畑の中に赤く色づいて
いますと、嬉しくなってしまいます。今年のリンゴは
少し早く食べれそうですよ~信州におでかけください










コメント (6)
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