今朝の信州は、雨上がりの朝で、気温が19度風はなく
空は複雑な秋の雲が黒かったり白かったり、曇り空。
現在の高齢化社会のなかで、大きな役割を果たしてい
る老人介護施設。各地に沢山乱立しているその施設の
倒産件数がうなぎのぼりに上昇している、という現実
に我々団塊族としては、ちょっぴり頭の痛い事象です
昨年には過去最高の143施設が倒産や廃業などの減少
している現実を、考え直して、介護保険会計の保険の
負担と給付について、じっくり考えないとこの先我々
は、いずれ来る老後・・今は家族や配偶者があって現
実の介護は、真剣に考えていないでしょうが、確実に
やってくる、いずれ一人暮らし。私のお隣組13軒の内
4軒が高齢の一人暮らしです。そのうちの2軒は老人
施設への入居申し込みをしてあるようですが、200人
以上の順番待ちとの事残り、残りの9軒も我が家のよ
うな高齢夫婦二人暮らしが3軒子供のいる家が6軒で
半数以上が高齢の夫婦か一人暮らし家庭です。そんな
中でも高齢者の老人施設入居もままならないのに、そ
の老人施設が倒産されてしまっては、元も子もありま
せん。その老人介護施設にも現在はいろいろあります。
大きく分けると、公的施設と民間施設の二つになりま
して、分類しますと、概ね八種類となり、民間施設で
は「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホー
ム」「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」「グ
ループホーム」です。そして、民間と公的の両方にある
のが「ケアハウス」になります。
なお、公的施設では、「特別養護老人ホーム(特養)」
「介護老人保健施設」「介護医療院(介護療養型医療
施設)」などがありますが、こうした老人介護施設の
倒産が年々多くなっていて、倒産するのは民間施 の方
です。東京商工リサーチによれば、2012年までの倒産
施設数は、年間50施設に満たなかったものの、2013年
からは、年間50施設を超え、2016年からは100施設を
超え、2022年には143施設と過去最高の倒産件数にな
っているようで、2023年の今年は更にその倒産件数が
増えそうな気配との事です。
いろんな理由があるようですが、これから我々がお世
話になるはずの施設が減少することは、大変な不安を
感じさせられます。政府も厚労省も地方自治体も管理
態勢をしっかり指導して、介護施設の倒産を防止して
ほしいと願ってやみません。