龍飛岬は霧の中編
7月の連休は小旅行しました。
やはり青森といえば石川さゆりさんの津軽海峡冬景色の歌詞にもある
「ごらんあれが龍飛岬北のはずれとぉ~」
ですから、一度は見ておかないと…
七戸町と青森市を結ぶみちのく有料道路を走り、青森市を抜け、津軽半島の先っちょ龍飛岬を目指します。
すっかり六ヶ所村ドライブに慣れているので、青森市内の車の多さにキョロキョロしちゃいましたわ~(笑)
龍飛岬までの道路は、津軽線-津軽海峡線沿いを走ります。
北海道へ続く新幹線の工事がずいぶん行われているんですね~(=^^=)
山間を抜け海岸に抜けると、立派な看板が…
さぁいよいよ龍飛岬だ~と思いきや、今まで味わったことのないような濃霧…
全く何も見えません(- -;;
龍飛岬から日本海側に抜ける道路なんて最悪です。
前を走っている車から、ちょっとでも離れると視界真っ白ですから(T T)
恐怖と緊張の運転が続き、ようやく岬を降りてきましたわ~
国道なのに階段…だから階段国道だそうで(笑)
日本海側の道路を南下するとシジミで有名な十三湖があり、ここで遅めのランチ。
シジミラーメン+ミニ海鮮丼を食すも激美味(感動~)
大満足のまま弘前を目指し走ります。
関東地方では気温35℃とか言われてましたが、十三湖までは20℃以下で肌寒い感じでした、
が、
弘前に入ると夏…今年初めて蝉の声聞きましたし…(=^^=)
弘前城をぶらついてホテルにチェックインして、弘前の夜の街に消えてゆくのでした(笑)
岩木山は雲の上編
で、翌日…二日酔いもほどほどで(笑)
やはり青森といえば松村和子さんの帰ってこいよの歌詞にもある
「きっと帰って来るんだとぉ~お岩木山で手を振ればぁ~」
の岩木山に登らねば…
弘前から岩木山に向かう道路は、鰺ヶ沢街道といい、これが実に気持ちいい道路なんです。
林檎畑が広がる高原の道路といった感じで、青森の観光気分が盛り上がります(=^^=)
途中に岩木山神社があり、ここにご参拝…
この神社は西暦800年に坂上田村麻呂が建立したというすごい歴史のある神社で、実に味わい深いパワースポットですねぇ(=^^=)
そしていよいよ岩木山に向かいます。
岩木山に登る唯一の道路が、岩木山スカイラインです。
日光いろは坂のようなカーブの連続の道で一気に八合目標高1247 mまで登れます。
眼下には雲海が広がり、まさに青森を代表する山ですねぇ~素晴らしい!
ここから山頂へはリフトに乗っての登山となるのですが…二日酔いの僕には辛いのであっさり断念(笑)
次の目的地、B級グルメであるつゆ焼きそばで有名な黒石市に向かいます。
黒石の駅前にはこの春封切られた映画にもなった津軽百年食堂の一つである食堂で、つゆ焼きそばが食べられる店があります。
外観のレトロさも素晴らしいのですが、店の中のレトロさといったらもう涙出ますから(笑)
しかも、つゆ焼きそば激美味!
今回の小旅行…大満足な旅でございました~…だって…
青森県内の高速道路と有料道路も罹災証明無料化ですし、弘前のホテルも楽天ポイントで泊まったですし…(=^^=)
7月に入り、ここ下北半島も夏らしい暑さがやってきました。
これは涼を求めてバイク活動しかないっ(^^;;
涼を求めるのが目的ですから、その行き先は
霊場恐山…
これは涼しいに違いないっ(=^^=)
ちなみに恐山という山はないのだそうで…
太平洋側を北上し、むつ市に入りここからいよいよ恐山への参道に入ります。
舗装された林道ですが、道沿いにぽつりぽつりと現れる小さい石碑には赤い布が掛けてあり、妙に目立ち、霊場に向かっているという雰囲気も漂います。
突然、大きな門が現れ、その門に掲げられた山号額の文字がまた雰囲気を盛り上げます…
廻りは誰もいない…深い原生林…遠くから聞こえる蝉の声…
ひぇぇぇ~(泣)
林道を抜けると宇曽利山湖が現れます。
湖畔では、若い人たちのグループが…湖畔に座ったり立ったり手を広げたり拝んだりしています。
きっとパワースポットのパワーを吸収しているってとこですかね…(^^;;
湖に流れ込む細い川に赤い橋が掛かっています。
バイクを降りて見てみるとその川は三途川と書いてあります。
そして、三途川を渡ると、そこはあの世…
いや、恐山菩提寺に到着するのでした。
寺の境内といえば樹齢何年という立派な木があったり、綺麗な庭になっていたりするイメージですよね…
ここは全く違います…
視界が広く、硫黄臭が漂い、ごつごつした石の通路…まさに霊場恐山…(^^;;
居心地がいいような悪いような不思議な空間でございました。
帰りは大湊への林道で下山しました。
恐山参道を抜けて、ふと空を見上げると虹色の雲が見えました~(=^^=)