宅急便が届きました。先日故人に送ったお返しでした。
開封して真っ先に飛び込んだのは琉球新報の新聞でした。私の沖縄は半世紀前に外国旅行したくても長い休暇をとれないので思い立ったのが当時まだ外国だった沖縄でした。どこで沖縄の新聞に「どなたか泊めてください」と投稿した記事がきっかけでした。荷物の合間に何枚も入っていた沖縄の新聞はまだ終わらない基地の沖縄でいっぱいでした。
送られた品物は故人となった友人が昔何度か送ってきたものと同じようなもので思わず涙が出ました。お礼の電話に出た娘さんの声も故人そっくりでまた涙があふれます。久しぶりの涙をふきながら心の中で私の青春も終わったとつぶやきました。