愛犬ランとシニアライフ

リタイア後初めての室内犬白いトイプードルココと暮らし今はココの娘ランと過ごすシニアライフを書いています。

銚子の遺跡と貝塚

2017-12-12 18:53:03 | 地域のこと

粟島台遺跡跡

粟島台遺跡は今はキャベツ畑になっています。右後方はカスミスーパーです。

余山貝塚は鮭の遡上の復元とともに地域の方たちで数年かけて整備し貝塚らしくなりましたが粟島台遺跡の段丘や低地は一面キャベツ畑になっています。

車一台が通れる農道の脇にぽつんと立っている粟島台遺跡の立て札には私たちの財産である文化財を大切にしようと書かれています。でも建立した年は読み取れません。誰もそこが縄文前期~中期に人間が生活していたなんて想像がでないでしょう。

近くにスーパーができるときに開発されて出てきた土器の一部は文化会館や一部のマニヤに保管されているようです。当時、遺跡の調査のため畑の代替地の話もあったけどたち切れになったと聞きました。

この場所はスーパーが建設されるときに湧水に対処するため貯水池を作ったと聞いています。縄文時代も水にはことかかないこの場所に立つと足元近くまで海が広がり丸木舟で出かける人々の暮らしが目に見えるようです。

加曾利貝塚のように住居跡の復元や貝層はでてこなくてもまだ数m掘れば当時のものが出る可能性はあるそうです。

現在より海面が高かった時代、入り江が広がり琥珀や土器に漆を塗りヤシの実を加工したり丸木舟で移動したそんな想像をかきただせる場所をもうよみがえらせることはできないのでしょうか

 

 

 

左は6000年前、海面が東海岸と繋がっています、

下は5000年前君ヶ浜は砂が堆積し粟島台は湾になりました