チャレンジする私のために

自分の人生...
夢で終わらせるか、チャレンジしてみるか...
ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

ピアノの再開

2005-06-23 | 音楽
ピアノの先生になりたい
幼い頃、そう夢見ていた私でしたが、それは現実にはならないと敏感に感じ取ったのも、かなり早い時期の事でした...
本能的に新しいを全く別の世界に見出し、小学校の卒業文集から宣言しつづけてきた通り、私はその夢をかなえたのでした...

結婚しても可能な限りその好きな仕事を続けていくつもりでしたが...
その気負いから体調を崩してしまい、1年後には職場を去る事になりました

「これからの時間をどう使ったら良いか、よく考えてごらん」

夫の言葉に対する答えがなかなか見つからず、苦しむ毎日
何をやったら良いかなんて分からない...今は、何もせず、何も考えず、ただボーっとしていたい...
しばらく経ち、体調が回復してきても、なかなか答えを見出せないでいる私にシビレを切らしたかのように、夫はこう言ったのでした
「ピアノ、やったらいいんじゃない?昔やってたと言うけど、Jazzは弾ける?」

それは、思いもしなかった提案でした...「やめろ」と言われる事はあっても「やれ」と言われる事があるなんて...

急かされる様に電子ピアノを購入し、まずは「弾きたい曲を弾く」という事から再開する事にしました
そんな私に夫からのプレゼントが...
クラシック・ピアノからジャズ・ピアノへ ~やさしいジャズ・ピアノ奏法~」

ジャズピアノかぁ...Jazzに対するトラウマのせいなのか、それでも私は何かピンと来ないものを感じていました...
「Jazzを習う」事を提案されても、「今更習う」という事に抵抗を感じてしまったり、長年の音楽に対する自分の中の葛藤を思うと勇気が出ず、なんとなく聞き流してしまうのでした...

ある日、ちょっと覗くつもりで何気なく立ち寄った音楽教室で、夫は私に確認する事も無く「Jazzピアノコースの見学会」を予約してしまったのでした...あっという間の出来事でした

これがきっかけとなり、私はJazz、そして、ピアノという楽器の魅力に急速に...底なしに引き込まれていくことになるのでした...


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