日が暮れてすぐの西の空には、金星と木星が見えています。
金星はマイナス4.2~マイナス4.4等、
木星はマイナス2.2~2.1等と非常に明るいので、
夕焼けの残る空でも、とてもよく目立っています。
3月の宵空では、この2つの惑星が
日々位置を変えていく様子を見ることができます。
特に木星は3月下旬に向けて急激に高度が下がり、
金星との位置関係がどんどん変わっていきます。
3月上旬、木星は金星よりも空の高いところにありますが、
3月中旬には金星とほぼ同じ高さとなり、
さらに3月下旬には金星よりも低い位置へと移動します。
特に13日、14日には金星と木星が3度まで接近し、
とても美しい眺めとなります。
3月下旬は、木星と金星の近くを細い月が
通り過ぎていく様子を観察することができます。
明るい惑星と月の接近はとても美しく、
見ごたえがありますので、ぜひ観察してみてください。
国立天文台「ほしぞら情報」より 抜粋
そして、今日26日は金星、月、木星がほぼ等間隔で
縦一列に並び、とても美しい光景になっています。
↑これが我が家の駐車場から見たその光景です。
皆さんも春の天体ショー御覧になってくださいね。