☆レース展開を読むよりは各馬の個性をチェックする方がいいのかなってちと思うが
小生はあくまで「枠」が出てからやるクチw
【小倉牝馬S2025】出走予定馬最速チェック
アスコルティアーモ
3走前の3勝クラス突破まで「4-1-2-0」。好位から堅実にひと脚使える。2走前の関越Sは1番人気9着で初めて着外。ハナでレースを引っ張り、直線は止まりすぎな印象も、1000m58秒3と速かった。重賞初挑戦の前走府中牝馬Sは8番人気7着。出遅れて位置を取れず、直線はやや進路が狭くなった。立て直したい。
アリスヴェリテ
昨年のマーメイドS(京都)勝ち馬。1000m58秒3で飛ばしながら、50キロの軽斤量を味方に逃げ切り。ひとつ前の2勝クラスも逃げ切りで、同じ京都芝2000mを、1000m56秒8とさらに速く入っていた。2走前新潟記念は、自分のかたちでも10着に沈んだが、新潟か小倉なら小倉がよさそう。今回は海外ダート帰り初戦。
エミュー
一昨年のフラワーC勝ち馬。当日は不良馬場で、勝ち時計は1分53秒2とかかった。内枠から出遅れ、道中はそのまま後方、直線は大外に進路を取り、上がり最速36秒3の脚で追い込んだ。その後10戦着外も、昨年の牝馬限定戦は前走の新潟牝馬Sで5着、5走前の福島牝馬S(9着)では落馬の不利があった。渋れば前進もあるか。
クイーンズウォーク
昨年のクイーンC勝ち馬。半マイル47秒1のスローを後方、4角11番手から上がり最速33秒4で差し切り。クラシックは桜花賞8着、オークス4着で、秋始動戦のローズS(中京)で重賞2勝目。イン伸びの内枠で、位置取りもよかった。前走の秋華賞は出遅れ、距離ロスも大きく15着と大敗。G3なら足りるはずで、小倉がどうか。
コガネノソラ
昨年のクイーンS勝ち馬。1000m60秒3とやや緩めも、そこから4ハロンは11秒台がつづく持続力を求められる流れ。外枠から中団につけ、4角で少し外に膨れながら、内の先行勢を捉えた。51キロと稍重の馬場も向いていた。5走前のスイートピーS勝ちも上がりのかかる競馬で、ゴールドシップ産駒らしくタフな流れで。
コスタボニータ
昨年は7戦して[1-1-1-4]。愛知杯(小倉)3着は内枠から先行、福島牝馬S1着も最内枠から先行、小倉記念(中京)2着は外枠だったが、インに潜り込めた。4走前のマーメイドSこそ出遅れも、スタートセンスがよく安定して好位をとれる。前走エリザベス女王杯9着は距離も長く、2000mに戻るのは歓迎。内枠ならなおよし。
コンクシェル
1勝クラス以降、4勝中3勝は逃げ切り。例外の3勝クラスも離れた2番手で、揉まれない位置をとっている。近5戦はすべてハナで、すべて着外。前走のディセンバーSは、1000m58秒8のペースで失速し、3番人気10着止まり。今回は同型アリスヴェリテ、グランスラムアスクにベリーヴィーナスも登録。それでもハナを奪いにいくか。
シンティレーション
3走前に3勝クラスを勝ち、次の府中牝馬Sで10番人気2着と穴をあけた。1000m58秒7で前の組が止まったものの、中盤ラップが大きく落ちず、ラスト2ハロン11.4-11.0の加速ラップを、4角12番手から上がり最速32秒8。前走のエリザベス女王杯は4番人気10着も、直線で接触もあった。差しの決まる馬場なら巻き返しも。
フェアエールング
前走の福島記念は、6番人気2着と健闘。Aコース4日目でも多少タフな馬場状態のなか、飛ばす馬がいて1000m通過は59秒5。その後もラップは落ちず。レースの上がり37秒2の消耗戦を、最内枠からロスなく運び、4角10番手から上がり2位の36秒8で追い込んだ。展開が向いたし、52キロもよかった。ただ、今回も得意の小回りで流れそう。
ベリーヴィーナス
4走前の2勝クラス、3走前の3勝クラスを、逃げ切りで連勝。1000m62秒3のゆったりした流れと、1000m59秒6で2番手以下を離しつつひと息入れる流れで、ともにうまく競馬をつくれた。近2戦、マーメイドS(14着)と中日新聞杯(15着)は、アリスヴェリテとデシエルトという同型がいて逃げられず。今回も逃げ馬が多く……