百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

ラタティーユ

2006-06-19 22:59:38 | 料理
夏野菜の料理というと、なんといっても『ラタティーユ』(ratatouille) 。
本来は南仏、コート・ダジュール(Côte d'Azur)やプロバンス(Provence)の名物の野菜の煮込み料理のことですが、実はなんでも夏野菜なら煮込んでしまう、・・・オリーブオイルとニンニク、玉葱等、ベーコンかササミを入れ、硬い野菜をまず炒め、ベースにトマト、だんだん軟らかい野菜(ズッキーニ、パブリカ、茄子)を入れて約30分間ゆっくりゆっくり煮込んでみてください。
コート・ダジュールやプロバンスは、平均的年間日照時間2,500時間と、日本の2.5倍の日照時間。平均的年間雨量は、70ミリ程度で、日本の1/30くらいと、野菜や果物の生育にはもっとも理想的な環境。ゆえ、野菜は味は当然濃く、大変美味いと聞きます。
出来たての熱々の状態でも大変美味しいですが、冷やしたのを冷菜として食べるのもまた美味しい。 僕は冷やしたのを熱いご飯にかけて食べるのが大好き。一度お試しください。

夏至

2006-06-19 00:43:11 | 季節
そろそろ夏至(今年は21日の水曜日)!!この頃になるとさすがに日が長くなるというか、陽が昇る場所も陽が沈む場所も極端に北に近づき、「あぁ、こんなところから太陽、登っていたっけ・・・?!」と不思議な感じです。
この頃には、人参や大豆・小豆の種を蒔くというのが、百姓の暦ですが、『菖蒲の花が咲いたら・・・』という言い方をする方もいて、そういう方が何か粋な感じがします。
この時期は“僻邪(へきじゃ)の風が吹く”といわれ、病害虫が発生しやすく、百姓にとっては嫌な時期でもあります。入梅もあり、暑い日や蒸し暑い日、涼しい日が交互にやって来たりして、体調を崩しがちですが、ここはひとつしっかり睡眠をとり、万全の体調で仕事に遊びに頑張りましょう。