私達は、農業に多様性と持続性をしっかり持ち込みたいと考えているが、多様性というと結構わかりづらいといわれる。多様性(biodiversity)とは、生物多様性のことを指し、生物学的には・個体・種・生態系のそれぞれの多様性のことをいうが、単純にいうといろいろなモノが複雑に世の中に存在し続ける事によって地球環境が保全され、人間をはじめとした動物や植物、微生物がそれぞれの役割を発揮することで保たれるバランスがもっとも重要であり、10年後、30年後、100年後、500年後も決して破壊されない生物多様性があってはじめて人類の生存の担保をしてくれる(もっとも人類は地球全体のいろいろな存在から見てほんの一部であるが)。
「風が吹くと・・・」という連関性と同じく、ある生物の絶滅は、全く異なる種の存亡に関連し、亡くなって初めて、現存する多様性が豊かな地球環境を守ってくれている事実に気付いていては、「後悔先に…」となる。
レッドデータブックをみてみると増え続けている絶滅危惧種や絶滅危惧増大種に唖然とする。多様性と持続性は車の両輪のようなものでどちらか一方だけでは存在出来ない。これ以上、人間だけの我侭で、多様性を無視し持続性を諦めることは誰も望んでいない。
ちなみに「滋賀県で大切にすべき野生生物―県レッドデータブック05年版」がサンライズ出版(彦根市)から発行されている。
「風が吹くと・・・」という連関性と同じく、ある生物の絶滅は、全く異なる種の存亡に関連し、亡くなって初めて、現存する多様性が豊かな地球環境を守ってくれている事実に気付いていては、「後悔先に…」となる。
レッドデータブックをみてみると増え続けている絶滅危惧種や絶滅危惧増大種に唖然とする。多様性と持続性は車の両輪のようなものでどちらか一方だけでは存在出来ない。これ以上、人間だけの我侭で、多様性を無視し持続性を諦めることは誰も望んでいない。
ちなみに「滋賀県で大切にすべき野生生物―県レッドデータブック05年版」がサンライズ出版(彦根市)から発行されている。