以下が、1968年11月3日の日経新聞に全十五段で掲載された日本初の新聞全面のリクルートの求人広告の内容です。
『リクルートは自己実現の場である。人はなぜ働くのか。この素朴な疑問に対して、あなたならなんとお答えになりますか。お金がほしいから、仕事自体がおもしろいから、よりよい社会をつくるため、社会人としての義務だから。人それぞれ顔かたちが違うように、その答えもいろいろあると思います。もちろん僕たちも十人十色、社員一人ひとりがさまざまな考えや答えを持っています。しかし、ただ一つの点、自分のためということでは、皆の意見が一致します。誰のためでもない、自分のためだ。自分自身を高め、成長させる。会社はそのための場である。この考えのもとに自己を実現していこうとする人間の集まり、それが日本リクルートセンターです。したがって、私たちにとって仕事は人から与えられるものではなく、常に自ら見つけ、獲得していくものです。つまり、いつも自分から働きかけていこうとする人にとってはこれほどやりがいのある会社はない代わりに、言われただけの仕事をして楽にやっていこうとする人たちにとっては、たいへん苦しい会社だということです。自ら機会をつくりだし、機会によって自らを変えよ。・・・』40年経った今も根本的な思想は変わっていないという。こういう会社だから、借金一兆円を十年間で返済し、更に成長を続けることが出来たのだろう。『現場力』とは『自らがその機会をつくりだし、その機会で自らを変革すること』にあるという。みんなが本当にそうだったら、ワクワク・ドキドキした心ときめくような仕事が出来そうな気がするのは僕だけではないはず。
『リクルートは自己実現の場である。人はなぜ働くのか。この素朴な疑問に対して、あなたならなんとお答えになりますか。お金がほしいから、仕事自体がおもしろいから、よりよい社会をつくるため、社会人としての義務だから。人それぞれ顔かたちが違うように、その答えもいろいろあると思います。もちろん僕たちも十人十色、社員一人ひとりがさまざまな考えや答えを持っています。しかし、ただ一つの点、自分のためということでは、皆の意見が一致します。誰のためでもない、自分のためだ。自分自身を高め、成長させる。会社はそのための場である。この考えのもとに自己を実現していこうとする人間の集まり、それが日本リクルートセンターです。したがって、私たちにとって仕事は人から与えられるものではなく、常に自ら見つけ、獲得していくものです。つまり、いつも自分から働きかけていこうとする人にとってはこれほどやりがいのある会社はない代わりに、言われただけの仕事をして楽にやっていこうとする人たちにとっては、たいへん苦しい会社だということです。自ら機会をつくりだし、機会によって自らを変えよ。・・・』40年経った今も根本的な思想は変わっていないという。こういう会社だから、借金一兆円を十年間で返済し、更に成長を続けることが出来たのだろう。『現場力』とは『自らがその機会をつくりだし、その機会で自らを変革すること』にあるという。みんなが本当にそうだったら、ワクワク・ドキドキした心ときめくような仕事が出来そうな気がするのは僕だけではないはず。