百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

高橋がなり

2007-04-25 23:52:53 | 農業
あの高橋がなり氏が本格的に“農業”に取り組んでいるという。
何を持って本格的というかというと、栽培⇒加工⇒流通まで一貫した中での農業のあり方を自分なりに再構築し、自分なりに現状の農業の弱点を整理し、『第一次産業、自ら作り出す(自然に作っていただくわけだが)ことのかっこよさを伝えたい!!』という。
なかなかおもしろい!!
『“ものづくりがかっこ良いと思える社会づくり”日本の農業をより良いものに変えたい。社会貢献度の高い産業に位置づけたい。活気のある産業にしたい。』(国立ファーム・企業理念)
僕もそう思う!!
『努力すればいい物ができる いい物を作れば売れる そんな“当たり前”が求められている』(ON!FLIX4月号増刊 VOL.5)
そうなんです、実はそんなに難しくない、でもそれが難しい。やりがいがあって、本当にみんなに喜んでいただける!!こんな仕事はなかなかないゾッ!!
※写真は現在の圃場のトマト

佐藤忠吉

2007-04-25 00:52:50 | 農業
『町づくりの村おこし、地域の活性化とさわいどりますが、地域を活性化する必要はない。むしろ沈静化すべきだと思うとります。』と佐藤さんはいう。
内村鑑三は『桶職の歌』の中で
『われはただ桶を作ることを知る
 その外のことを知らない
 政治を知らない。宗教を知らない
 ただ善き桶を作ることを知る
 われはわが桶を売らんとて外に行かない
 人はわが桶を買わんとて、わがもとに来たる
 われは人の、われについて知らんことを求めない
 われはただ家にありて、強き善き桶を作る(後略)』
 と詠っている。
佐藤さんの言いたいことは「決して資本主義の波に飲み込まれることなく、身の丈に合った小さな循環を目指す。押し付けず、押し付けられず、欲をかかない。」ということか・・・。