今日は、和歌山の友人宅を訪ねる。友人は南高梅の栽培と養豚・養鶏を自家肥料や自家配合飼料で行なっており、今回、我々と同様に「おから」を『酵素オカラ』に再生したり、「魚のアラ」を『魚粉末』に加工したり、共に学びながら一つひとつ確実に行っていくことにした。
循環型の農業を地に脚つけたカタチで、行っていきたいと考えている彼は、まずは自己の肥料・飼料の質の向上を図り、充実した自分なりの複合型農畜産業を目指している。その昔は、どこの家にも鶏がいたり、豚がいたり、牛がいたり、それぞれの飼料は、何か特別なものではなく、野菜の残渣や穀物のクズや藁だったりした。野菜の専門農家は少なく、皆が水稲と季節野菜と少しばかりの果樹、自家需要の茶園を持っていた。そんな中での小さな循環が、地元の環境をむやみに壊すことなく、持続可能な地産地消の現場を支えていた。
それなのに現在は、みんながそれぞれ専業化を図り、それなりに効率は追求され、生産性は向上したものの、分断化された結果、効率の悪い部分や結合しなければならない部分が欠落したことで単純な連携や継続した循環がしにくくなってきている。
そんな中でわれわれの目指しているものは、小さな循環のネットワークの連携だ。それぞれの地域や地方の持つ特性を活かし、廃棄されている有機物等の再生を図り、その過程で現代版の複合型農畜産業の再構築ができれば、少しは環境にやさしく、それぞれの土地の特性を活かした持続可能な農業モデルの提案が可能なのではないかと考えているのです。
※今年の南高梅の今の姿!! 今年は天候に恵まれ、豊作!?かなッ!!
循環型の農業を地に脚つけたカタチで、行っていきたいと考えている彼は、まずは自己の肥料・飼料の質の向上を図り、充実した自分なりの複合型農畜産業を目指している。その昔は、どこの家にも鶏がいたり、豚がいたり、牛がいたり、それぞれの飼料は、何か特別なものではなく、野菜の残渣や穀物のクズや藁だったりした。野菜の専門農家は少なく、皆が水稲と季節野菜と少しばかりの果樹、自家需要の茶園を持っていた。そんな中での小さな循環が、地元の環境をむやみに壊すことなく、持続可能な地産地消の現場を支えていた。
それなのに現在は、みんながそれぞれ専業化を図り、それなりに効率は追求され、生産性は向上したものの、分断化された結果、効率の悪い部分や結合しなければならない部分が欠落したことで単純な連携や継続した循環がしにくくなってきている。
そんな中でわれわれの目指しているものは、小さな循環のネットワークの連携だ。それぞれの地域や地方の持つ特性を活かし、廃棄されている有機物等の再生を図り、その過程で現代版の複合型農畜産業の再構築ができれば、少しは環境にやさしく、それぞれの土地の特性を活かした持続可能な農業モデルの提案が可能なのではないかと考えているのです。
※今年の南高梅の今の姿!! 今年は天候に恵まれ、豊作!?かなッ!!