百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

立冬

2010-11-07 21:39:50 | Weblog
今日は立冬。
いよいよ本格的な冬の到来を迎えることになる。
今年の秋は、長い夏のあとの早い冬の到来で極端に短かったような気がする。
そういえば北海道のひと時の“秋”に似ていたのかもしれない。
急激な寒さは紅葉をより鮮やかにする(本当は、日中の寒暖の差なのだが)。
黄色い葉は、葉に含まれるクロロィルが分解され、クロロフィルに隠されていたカロチノイドの色素が出現したもので、紅い葉は枝と切り離されかけた葉の中の糖から赤い色素アントシアニンが出現したものだという

肥料

2010-11-07 21:02:06 | Weblog

肥料を大別すると化学肥料と有機質肥料に分けられる。
化学肥料は、化学的方法により製造される肥料をいい、有機質肥料は動植物質資材を原料とした肥料をいう。
堆肥とは、 有機物 を微生物によって完全に分解した 肥料 のこと。
堆肥は、有機質資材 ( 有機質肥料 )と同義で用いられる場合もあるが、有機質資材が易分解性有機が未分解の有機物残渣も含むのに対し、堆肥は易分解性有機物を完全に分解したものを指す。
「肥料」は、多量要素(N,P,K)を多く含んでいるもの。食べ物で言えば、ご飯、肉のようなもの。
「堆肥」は、微量要素(Ca、Mg、・・・)を多く含んでいるもの。食べ物で言えば、野菜のおかずみたいなものと考えれば分かりやすいかもしれない。
土壌改良、土作りに適しているのは、「堆肥」。しかし「堆肥」も混ぜる有機質によって肥料性が高まる。
腐葉土とは常温で微生物や虫で分解されたもので、高温を伴って微生物や菌で分解(発酵?)されると堆肥となる。