百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

播州赤穂

2008-11-10 20:54:50 | 季節
今朝は、今年(今秋)もっとも寒い朝を迎えました。
早朝の気温は8℃!(もっとも北海道の旭川では-3℃というから、この辺りはたいしたことないのですが)!
今朝は早朝より播州赤穂へ!!写真は途中で撮影した姫路城!
播州赤穂のミカン農家の友人のところへ土壌改良剤をお届けに行ったのです!!
いつもは高速道路で行くところ、節約で地道で向かうとなんと7時間30分(高速使用の倍以上の時間を費やし)もかかってしまいました!!
途中、明石大橋や姫路城、相生の生牡蠣等を車中に眺めながら・・・一路、播州赤穂へ。
寒くなってくると思い出すのは“忠臣蔵”、でも赤穂で赤穂城跡の写真を撮るのを忘れてしまいました・・・まことに。残念。。

ジャガイモ!

2008-11-09 23:24:47 | 農業
ジャガイモはアンデスが原産といわれていますが、栽培ではヨーロッパが有名です。
日本では北海道が最大の生産地ですが、温暖な本州では、春と秋の二作が可能になっています。
サツマイモと同じく単位面積あたりの太陽エネルギー固定率※はトップクラス(※サツマイモの項目を参照)で、保存が効き、いろいろな食材に用いられることが地特徴です。
そこで問題になりやすいのは、その保存期間の発芽防止の手法です!!発芽抑制として、エチレンガスを与える方法があり、単純にはリンゴと一緒に保存することで効果が出ます。ただし、大量のジャガイモを保存しようとなると、そんなにたくさんのリンゴと一緒にというわけにいかなくなる(それらにとって必要なエチレンガスの量や管理温度が問題になる)ため、放射線をあてたり、収穫後に薬品を添加する場合があったりして、そのあたりを少し検証してみると欧米では規制されているクロロプロファム(薬品)が食品添加物として認められていたり、北海道のある箇所だけでは放射線の照射が認められていたりする大きな現代社会の矛盾に直面したりして、少々戸惑います。

ミズナ!

2008-11-08 20:29:14 | 農業
ミズナは京野菜のひとつ。
葉っぱには切れ込みがあり、切れ込みなしの丸い葉の場合、ミブナ(壬生菜)という。
ミブナは通称丸葉(まるば)と呼ばれ、ミズナは通称切れ葉(きれば)といわれる。
従来は鍋や煮物、和え物等に用いられていたが、最近は、そのシャキシャキした歯ざわりが好評で、サラダなどにもひろく使われるようになっている。



ダイコン!

2008-11-06 21:04:31 | 農業
ダイコンはアブラナ科で、原産地は中国もしくは中近東といわれている。日本に渡ってきたのが、十世紀で古名は『スズシロ』、春の七草の一種です。
日本でつくりだされたダイコンの品種には、ネリマ(練馬)、ミウラ(三浦)、ミヤシゲ(宮重)、モリグチ(守口)、ショウゴイン(聖護院)、ミノ早生、トキナシなど多々あり、それらの根の形は円筒形、先が太いもの、細長くのびるもの、ほぼ球形のものなど、品種によってかなり違いがある。
大根引大根で道を教えけり・・・一茶 
大根は11月の季語!!

サツマイモ!

2008-11-05 21:25:02 | 農業
サツマイモは単位面積あたりの太陽エネルギー固定率※がトップクラス!!(※降り注ぐ太陽の光を葉で如何にとらえエネルギーに換えられるかという能力のことで、作物の中ではジャガイモに並んで評価されている)
中南米の熱帯地方が原産で、江戸は元禄の頃、薩摩の国(鹿児島県)に渡来。
さつまいもの栄養成分は、カルシウム、カロチン、鉄分、ビタミンB1・B2・Cと豊富に含まれており、「金時」など黄色いものほどカロチンが多量といわれ、他のいもより多く食物繊維が含まれているといわれています。
鳴門金時やベニアズマが有名ですが、最近は糖度が大変高い安納芋(あんのういも)などは喉越しで溶けるクリームのような独特の食感があり、独自の市場を喚起しています。

ネギ!

2008-11-04 21:04:32 | 農業
ネギは結構、面白い!!
何故か、
それは、
・ほぼ一年中商品になる。
・地方地方で育て方が違う(食べる部位も)。
・栽培の際に、取り立てて水は必要ではない。

関西では陽にあててつくった青ネギ(葉葱)が好まれ、関東では成長とともに土を盛上げて、陽にあてないようにしてつくった太い白ネギ(長葱・根深葱)が好まれる。また東北地方では「曲がりねぎ」というものもある。

土づくりをしながら、いろいろな育て方を試してみたい。


空手!

2008-11-03 21:03:13 | 季節
今日は空手の大会でした。
いつものように早朝から畑の仕事をそうそうに終え、会場のある大津へ向かう。
この写真を見ると、どこかの国の・・・を彷彿させますが、最近、結構空手をする若者やオジサンが増えているという。
空手を通して、礼儀を学ぶ・・・とかあまり堅い話は抜きにしても、結構こういうスポーツ(個人のようで、個人ばかりではなく、老若男女問わない、それぞれの関わり方がある)はストレスの発散?!も含めて楽しいみたいだ。
勝敗は、個人戦では、一喜一憂、団体戦では、和気藹々、みんなで楽しく続けられることが、一番!!

ニンニク

2008-11-02 22:31:50 | 農業
国内産ニンニクは最近、極めて高値で取引されている。
そもそも今年の初めの餃子事件以降、国産ニンニクの需要が高まり、供給が追いついていないのが現状。中国産を店頭に並べないスーパー等も出現しており、国産、特に青森産のニンニクは評価が高く、その人気に衰えはみられない。
原産地は中央アジアといわれている。その歴史は古く、古代エジプト、ギリシャの時代から栽培され、昔から食用だけではなく薬用にも利用されてきた。日本には中国から伝えられたようで、なんと「古事記」や「日本書紀」にもニンニクは登場している。
栽培自身は、そんなに難しくないと思われるが、春から夏にかけて行わなければならない草取りには結構手を焼く。

白菜

2008-11-01 23:03:32 | 農業
ここまで育つと、少し安心。
お彼岸以降、いろいろな虫に葉を齧られ、それでも何とか育って参りました。
ありがたい!!
原産は中国北部。明治初期に日本に渡来し、品種改良を経て明治末年頃に栽培技術が確立したようです。日清・日露戦争に従軍した農村出身の兵士が現地で食べた白菜の味を気に入り持ち帰ったともいわれています。貯蔵性にすぐれ、お漬物やお鍋物に最適、秋冬野菜の代表格です。