百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

もやし

2013-05-10 23:23:42 | Weblog
もやしは、穀物や豆類の種子を発芽させたもので、その歴史は古く、5000年前にさかのぼるといわれている。現代社会では、スプラウト(sprout)という呼び方でも親しまれている。
もやしの栄養価は、種の状態から発芽する際に大きく変化し、特にビタミンや遊離アミノ酸の含有量は一気に増加する。但し、生食は要注意で、いくら洗浄しても雑菌が繁殖しやすく、10の6~7乗の一般生菌が付着しているというといわれている。

日本文化

2013-05-09 22:26:12 | Weblog
日本は四季があるのが、美しい。
四季をどう表現するか?
農業でも考えてみたい。
例えば、着物なら季節をどう表現するか?
着物でいう夏物とは「盛夏(薄物)」のことをいい、「袷(あわせ)」は春、秋、冬、単衣は季節の変わり目、初夏、初秋に着る着物をいう。
袷から初夏を迎える5月15日以降単衣に変わり、盛夏を待つ。
現代風にいうと「めんどくさい!」なんだけど、「面倒」ではなく「情緒がある」、「煩わしい」ではなく「趣がある」そんな風に考えることで「“深み”のある暮らし」にはならないか。

新緑の朝

2013-05-08 22:57:47 | Weblog
SOD(super oxide dismutase)とは、我々の体内で過剰になった有害な“活性酸素”を除去し、無害化てくれる酵素のことをいう。
・40才を越すとSOD生産能力が減少、各種の老化現像、生活習慣病、癌などに罹患し易くなる。
・SOD生産能力は個人差があり、疾患発症の有無や疾患程度の軽重につながる。
という現況の中
・蛋白質で構成されるため、適切な蛋白質が十分に摂取されていれば、体内で合成される。
・生理的に合成されるため、合成量や質の懸念が不必要。
といわれ、食品ではグレープフルーツ100(SOD単位/g) 人参120(SOD単位/g) ピーマン130(SOD単位/g) ホウレンソウ150(SOD単位/g) がこの酵素を保持しているといわれている。 
  

ぶり中落ち丼

2013-05-07 22:02:32 | Weblog
尾鷲にて、「ぶり中落ち丼」を食す。
尾鷲にて、水産業の六次産業化を模作中だが、魚を加工する際にやはり廃棄されるものが3割出る。
まずは第一のポイントとして3割の廃棄物を減らすことから始める。背骨を棄てる前に骨と骨の間の肉をきれいにして“中落ち”の商品化を図る。
次に、油や鱗も100%活用を目指す。
最終的には、地方都市を水産業の視点だけではなく、農業や林業、加工や流通を含めた都市の全体を包含した活性化に帰着をみたい。

村上春樹

2013-05-06 23:59:23 | Weblog
今日京大で開催された『「河合隼雄物語賞・学芸賞」創設記念式典』―村上春樹 公開インタビュー―には抽選でハズレてしまい、直接村上氏の講演を聴くことは出来なかった。
しかしニュース等から「物語は人の魂の奥底にある。」「『ねじまき鳥クロニクル』で重層的な世界をつくり、上のレベルに上がることができた」「夏目や谷崎はいいが、三島や川端は・・・」の話が聞けて、少し満足している。
これを機に、もう一度、昔の作品から読み直してみたい。

寺山修司

2013-05-05 22:47:14 | Weblog
あの寺山修司がいなくなって早30年(と1日)。
彼は最期に『百年たったらその意味わかる。』と映画「さらば箱舟」で小川真由美に叫ばさせた。
どんな意味があったのか、何をこの世に残したかったのか。
現代社会をみて、彼ならどう思うのか。
今の彼なら、未来に何を期待するのか。
あの時代だから寺山は評価を受けたのか、現代社会なら彼は何を表現しているのだろうか。
2000年になっても、まだ寺山の借金を九条今日子(映子)は払っていたという。
あの時代に生きた寺山に、今一度逢ってみたい。

立夏

2013-05-05 22:24:36 | Weblog
今日は「立夏」。
これからは天候もほぼ安定して、夏に一歩一歩近づいていく。
今日は「端午の節句」で「こどもの日」でもある。
地元の神社では神輿が担ぎれ、伊勢神宮では今年は20年に一度の社殿の建て替えの年でもある。『式年遷宮』

わたむきの里作業所

2013-05-04 21:57:30 | Weblog
障害の種類や程度を問わずに受け入れる障害者就労施設として県内では珍しいわたむきの里作業所(福祉会)は、障害のある人を家族だけではなく地域の中で地域と連携して支えていく体制を整えることにつとめている。
お米づくりや鮒寿司、ポン菓子の加工や地元のお茶の加工、『配食サービス』等、様々な作業を、障害者各々の適正を考慮して振り分け、働くことの喜びをみんなで共有化しようとしていることに特徴がある。
また、2年前には隣接地にエコドームを建設し、地域のゴミの減容と資源ゴミの回収・再生を行政並びに住民と共にすすめている。

void

2013-05-03 21:52:31 | Weblog
void(うがたれた空間ーヴォイド)
自らの中に自らを見つけるには・・・。
我々の身体には、自己と他者を区別し、他者を排除する防衛能力がある。これが免疫機能にあたるわけだが、この機能は何処かで何かが機能するというより、全身に散らばった細胞のネットワークが何か異変があれば随時作用するといった方が正しいようだ。
例えば「花粉症」は免疫機能が正しく働いているわけで、そんな正しい自己のあり方をなぜ我々は否定するのか?
自らの中に自らはみえないが、もう少し自己の内部を知らないと、見えない自己に毒を盛ることになるのではないだろうか?

茶摘み

2013-05-02 22:11:00 | Weblog
5月2日、今日は八十八夜。
本来だと、「夏も近づくーー」なんだけど、このところ3月半ばの肌寒さが続いている。
春の天気は、「降る、吹く、ドン!」(ふる、ふく、どん)と言われ、雨が降り、止んで晴れたら、風が吹き、次の日また曇天になって、雨が降ったり晴れたりする。
何とも落ち着かない、春のかわりやすい天候をさす。