百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

ダチョウ

2015-01-22 20:19:03 | Weblog
ダチョウの肥育をしている方を先日訪ねた。
ダチョウの飼育は全国何箇所かでおこなわれてはいるが、なかなかまだ養鶏のように肥育技術の体系化が出来ていないため、悪戦苦闘が続いているという。
ダチョウは、大きな瞳で何とも愛らしいが、好き嫌いがはっきりしていて、懐くと寄って来て、嫌われると足蹴にされるという。
年末から、雄1羽+雌2羽を1組にしてゲージに入れ、産卵期を迎える。こちらでは受精卵を半年間コンスタントに取り上げ、孵化させている。
やはり雛の数カ月間がもっとも飼育するのに気を使うらしい。雛といっても3カ月もすると身長は80㎝になるのだが。

氷点下

2015-01-21 22:10:26 | Weblog
大寒の翌日、久々の氷点下の朝を迎える。
地面は凍りついているのに、空には何とも穏やかな青空が拡がっている。
ガソリンが過去最長の26週間連続の値下がりで、約2年5ケ月ぶりに140円を下回った。
ガソリン価格が下がって一安心だと思っていたら、この“原油安”がいろいろなところに悪影響を与えているという。世界全体で経済活動が行われていることがその原因になっているようだが、誰かがどこかで特別な力を持って世界を牛耳ることが出来なくなってきている、そういう時代を不安定と捉えるか、自然と捉えるか。
どちらを信じて歩めば良いのだろう?

大寒

2015-01-21 00:07:35 | Weblog
「大寒」の本日、今年に入って2度目のトマトの播種をおこなう。
今年は暖冬と言われていたが、意外に雪がよく降る。積雪は元日こそ多かったが、降ることは降っても積もるまでにはいたらない。

世田谷ラブストーリー

2015-01-19 22:16:56 | Weblog
行定勲監督作品『世田谷ラブストーリー』が今、you tubeで観られる。
最近注目されているback numberの昨年リリースした曲をもとに制作されたものだが、music videoとは異なり何とも愛らしい作品に仕上がっている。

「よければ 一緒に来ないか? 先のことは 約束できないが それなりに 楽しいはずだ」
 は『ギター弾きの恋(1999年:ウッディ・アレン作)』より

雪化粧  その2

2015-01-18 21:05:34 | Weblog
「時は、金なり」
time is money
時間は大切なもの、お金と同様に…、という意味だと一般的に言われているが、
時間は富める者にも貧しき者にも同様に与えられる。
富める者だけが有効に時間を活用し、貧しき者は浪費しがちなのか?というとそうでもないような気がする。
時間をどう活用するか、「際限のない神からの恵みを何故節約しようというのか?」とサティシュ・クマールの母は言ったという。
サティシュの母のいう『無限なるものを節約して、限りあるものを費やそうとしている』現代社会に今一度問いかけたい。
  time is money ではなく time is radiance で一瞬一瞬を輝いたものにしていきたい!!

雪化粧

2015-01-18 20:31:20 | Weblog
日々、景色は変わる。
日々というより、刻一刻、
景色は変わる。
その瞬間、瞬間を写真は捉えることができる。
しかし、写真におさめるよりは、スケッチ等、描写した方が良いという。
脳に書き込む、心に刻むという意味だろうか。

里山

2015-01-17 22:35:24 | Weblog
里山という言葉が『広辞苑』に登場するのは、1998年発行の第5版からであり、そこには「人里近くにあって人々の生活と結びついた山・森林」とある。
しかし里山という言葉自身は江戸時代『木曽山雑話(著:寺町兵右衛門)』に記されているようでその内容については『里山学のすすめ(著:丸山徳次&宮浦富保)』に詳細に書かれている。
里山からの恩恵を忘れて、街づくりに夢中になっている間に、里山は荒れ果て、持続可能な循環型の社会は私たちのもとから離れていった。
今一度、里山やムラを護る鎮守の杜等の存在価値を見つめ直し、自然豊かなムラづくりを再構築してみてはどうか?と私は思う。

2015-01-16 23:00:28 | Weblog
「苔」といってもなかなか深い。世界にはわかっているだけで2万種あると言われ、日本にはその中で約1600種の確認がされているという。
特徴は、光と水と空気があれば生息できることで、根は仮根といって身体を固定するためだけに必要とされている、水の中で生きる藻類と同様の仕組みで、栄養を根から吸収している訳ではない。
群れをなして生息しているのにも訳があり、それは水分の蒸発から逃れるためのようだが、厳密には通常の植物等の葉にあるクチクラ層といわれている水分の蒸発を避けるための膜のようなものがないためのようだ。
花が咲いて種子をつける植物等とは異なり胞子で子孫を残していく、寿命はそれぞれで、長いものは80年ともいわれている。こんな生き物が食べられたら面白いが、…、と思って調べてみると、食べらる苔もあるようだ。

ビオフェルミン製薬

2015-01-15 22:21:28 | Weblog
震災の時期になると思い出す。
本社や工場が全壊したにもかかわらず、会社の命であるところの“乳酸菌”をみんなの手で守り、二度と同じものは作れないと言われていた原株をこの世に残した。そんなビオフェルミン製薬は、2000年度には震災前を上回る63億円を、そして2013年度には105億円にまで売上高を伸ばしている。
業績の向上は“乳酸菌”の大切にしてもらった恩返しなのかもしれない。

トマ・ピケティ

2015-01-14 21:26:55 | Weblog
『21世紀の資本論』の中でピケティは
「所得と富の歴史的分析」
「21世紀に拡大してゆく格差」
「格差拡大をくい止める政策」
について述べているが
r>g 資本の収益率>経済成長率
が根本の考え方で、今後は富への課税が政策として必要になるという。
α=r×β 国民所得に占める資本=資本の収益率×資本所得比率
β=s/g 資本所得比率=貯蓄率/経済成長率
資本の蓄積が進むと、r(資本の収益率)は低下する。
富める人と貧しき人の格差は、またその割合はどうあるべきか、
どういう社会が活力のある元気な社会といえるのか?
皆んなが前向きに輝かしい未来を夢見て暮らせるか、どの国も大きな課題を抱えている。