百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

丸山眞男

2015-01-13 21:25:21 | Weblog
「丸山さんは『豊かになった労働者階級の自発的な労働組合運動への関心の高まりと政治意識の覚醒、結果としての現実の政治の改革』という展開を夢見ていた」と安保闘争時代を振り返る人がいる。
丸山氏ですら、高度経済成長のもたらす大衆の意識や行動の変化が読めなかったということになる。
民主主義や自主性、創造性が大衆から芽生え、政治改革が起こる、そんな時代を迎えるはずだったが、所得倍増計画や全国総合開発計画によって国民は“お金”に目を暗まされた。

橋本 治

2015-01-12 21:30:20 | Weblog
彼は『二十世紀』の中で「産業革命の余剰生産のはけ口が世界市場の開拓の必要性をもたらし、“投資”という名の強引な金貸しの巨大な形態である帝国主義の理念が根本を貫くことで成り立った世紀だ」としている。イデオロギーの対立ですら、結局は富の再配分の仕方を巡る対立でしかなく、際限のない欲望の肯定にエネルギーを使い果たした感が否めないとした。
しかし、この二十一世紀は「物を作る」が無効となり「金融で金儲けをする」がスタンダードとなった。「景気の回復」といってもその言葉のもつ意味が変質化し、戦後社会の日本人にふさわしい政党が未だに現れないこの現状で、われわれは安易に「景気回復」を求めてはならないと『バカになったか、日本人?』の中で述べている。

枇杷の苗木

2015-01-11 20:24:43 | Weblog
今日は枇杷の苗木を20本植える。
何年か前から、枇杷の苗木を育ててはいたが、なかなか思うように育たなかったり、育てた良いが枇杷の栽培にまでなかなか踏ん切りがつかず、定植できなかったりしていた。

メソポタミアの羊飼い

2015-01-10 19:29:38 | Weblog
星座を考えたのは紀元前3,000年の古代バビロニア時代のメソポタミアの羊飼い達だと言われている(そうじゃないというという見解もありますが)。
羊飼い達は、羊の番をしながら、夜空を見上げ、明るい星に名前をつけたり、星と星を線で結んでみたりして、夜空にさまざまな絵を描いて、幻想的な世界を楽しむ一方で、◯◯の時は雨が多く、◯◯の時には種を蒔き、◯◯の時は日照りが続き、◯◯の時には収穫するのが最も望ましいと、最も適した農作物の育て方を検討しつつ、・・・さまざまな星座と太陽と月の満ち欠けを関連づけ、『暦』の原点のような考え方を持つことで農耕することでその土地その土地での定着化を模索したと言われています。

雑煮

2015-01-09 21:58:53 | Weblog
お正月に食される雑煮は、全国各地でそれぞれ特徴がある。ベースは白味噌と思っていたが、関西特に京都中心に白味噌があるだけで、全体では澄まし汁が68%、白味噌は約12%だそうだ。
その歴史は古く室町時代といわれ、縁起の良いハレの食としての位置付けだったようです。
入れる餅の種類は関西では丸餅、寒冷地や東京では角餅、地方によって特産物を入れるなど特色が出ます。

キノコ汁

2015-01-08 23:44:02 | Weblog
こちらもなんとも美味しい。
25種のキノコが入ったキノコ汁。
キノコだけを炊き込み、少し醤油で味を調えただけ。
とろとろしたなんとも甘づっぱいこの風味と深い味わいがなんとも美味しい。

そして能登へ

2015-01-07 22:21:34 | Weblog
能登は金沢よりも雪は少なく、道路も整備され(まだ 珠洲までは開通していないが)、以前(約20年前)より随分短時間で行くことができた。
目的は無施肥無農薬で30年前から水稲を手がけておられる方との対面なのだが、最近あまり健康状態が優れておられないとのことで、あまりゆっくり時間が頂けないかもしれないとのこと。それで肝心な話はまた次回に伺わせて頂くことにして、早めに席を立つはずが、お昼までご馳走になり2時間あまり、大変貴重な時間を体感させて頂いた。
何とも感謝。

播種

2015-01-07 17:44:46 | Weblog
毎年恒例にしているのが、元旦のトマトの播種。
しかし今年は、北陸の旅から戻って6日に実施することに。
トレイを準備して土を施し、年末から種取りしておいたトマトの種を一粒ずつ丁寧に落としてゆく。
何とも充実した時間の流れを感じる。 感謝。