写真とは機材に非ず腕に非ずチャンスであると人は言えども
「写真は機材や技術ではなくチャンスである」
と、言いますが、鳥を撮るなら鳥がいる、星を撮るなら
雲がなく光がない、花火を撮るなら花火が上がっている
ことが前提ですから、これは当たらないと思うわけです。
すると機材か技術かということになりますが、ほぼ
機材で決まると私は思います。技術とはいかにその機材を
使いこなすか?ということとイコールだと思っていますから
取説を頭に入れれば良いことで、その取説すら現場で
スマホを操作すれば見ることができるし。
被写体に適したカメラとレンズがあれば
良い写真が撮れる時代になったのです。
と、強調しておきます。
さて、日韓関係の危うい中、河野太郎外務大臣が
北京での日韓外相会談の前に集まった記者との雑談の中で
「それはキヤノン。それは?ニコン。キヤノン二人だよ。」
と言ったとか。
韓国の記者に向かって言ったのかどうかは知りませんが
ユーモアの中に棘のある発言ですね。
私もカメラ好きですが日本のブランドの撮影機材こそ
世界に誇るべきものだと思います。
スポーツ写真の世界では日本ブランドのショールームと化します。
キヤノン、ニコンの両雄にソニーが猛追している状況で
おそらく来年の東京五輪では三つ巴となるはずです。
世界中のスポーツカメラマンが使う機材に望遠レンズ、オートフォーカス、
連写性能などで他に選択肢はないのです。
これは凄いことです。
野生動物の世界でもほぼ同様です。600㎜程度の望遠レンズに
オートフォーカス、連写性能など鑑みますと今のところ
日本の三メーカー以外では太刀打ちできないでしょう。
ポートレートや風景、建物など動きのないものなら
外国メーカーのものでも優れたものがありますが、日本ブランドの
カメラ、レンズに比べると圧倒的に高価です。
写真好きにとって日本は大変恵まれた国です。
カメラを趣味にすると充実した休日を過ごせることでしょう。
私はニコン使いです。フィルム時代はオリンパス、ペンタックスでしたが
被写体を野鳥にしたとき、ニコンを選んだのです。D500と600㎜を使ってます。
星や花火はZ7というミラーレスを使います。今ならソニーにするかも。
ソニーは資金力が違いますから次々と新しいカメラ、レンズが発表されます。
でもまあ、あんまり新製品が出すぎてもお金が間に合いませんわね。
重たい機材には頑丈な三脚と雲台が必須ですが
こちらは日本製で優れたものがないように思います。
私の三脚はおフランス製のGizo、雲台はドイツ製のSachtlerです。
もはやOLDスタイルですね。
これからはこれだけの機材でも手持ち撮影できる軽いものが
開発されつつありますから。
遊びの話おしまい。
午後から群馬方面へトラックでドライブしてきます。